前田穂南の現在と次のレース:引退の発言は?

前田穂南の現在と次のレース:引退 スポーツ
  • 現在:2025年9月21日のベルリンマラソンで2時間24分36秒・9位。パリ五輪の直前欠場(右大腿骨の疲労骨折)から、ついにフルマラソンに本格復帰しました。
  • 次のレース2025年10月13日(日本時間)時点で公式な発表は見当たりません。動向はチームや本人の公式発信で追うのが確実です(後述にリンク先を紹介)。
  • 引退発言は?:本人は「パリで有終の美を飾って引退」も一時考えたと明かしています。ただし現在は「挑戦を続ける」方向に気持ちが切り替わっています。
  • 日本記録保持者:自己ベストは2時間18分59秒(2024年1月28日・大阪)。日本女子マラソンの現日本記録です。

スポンサーリンク

いまの前田穂南はどうなっている?(2025年秋最新版)

2024年パリ五輪出場予定でしたが、直前に右大腿骨の疲労骨折が判明して欠場に。これが大きなつまずきでした。

そこから約1年。2025年5月の「Tokyo:Speed:Race」で実戦復帰(距離レース)→6月末の函館ハーフで状態確認→9月21日のベルリンマラソンでフル復帰という階段を一段ずつ上がりました。

ベルリンでは2時間24分36秒で9位。MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場権タイム(※目安は2時間23分30秒)にはわずかに届きませんでしたが、「復活への第一歩」と報じられています。

ポイント
・故障からの回復→段階的にレース復帰→フルで完走&上位。フォームも安定し、長い距離への耐性が戻ってきたことが最大の収穫です。


スポンサーリンク

「引退を考えていた」って本当? 本人の言葉を確認

2025年6月27日のインタビューで、前田選手は「パリで有終の美を飾って引退することも考えていた」と率直に語っています。ただ、そのうえで「次はロス五輪や、と言われて迷ったけれど、もう一度挑戦しようと思った」と、現役続行の意思を示しました。

要するに――

  • 当時は“引退も選択肢”に入っていたのは事実
  • いまは挑戦を続けるモードに切り替えている。

この方針転換が、2025年の実戦復帰(函館ハーフ→ベルリン)につながっていると考えるのが自然です。


スポンサーリンク

復活ロード:パリ欠場からベルリン復帰まで時系列

  • 2024年8月:パリ五輪を疲労骨折で欠場
  • 2025年5月3日:「Tokyo:Speed:Race」で349日ぶりの実戦(スピード種目)。
  • 2025年6月29日函館ハーフマラソンに出場。「久々のハーフで状態確認ができた」と本人発信。
  • 2025年9月21日ベルリンマラソンでフル復帰、2:24:36(9位)

この流れからわかるのは、無理をせず、段階を踏む堅実な復帰設計。いきなり自己ベスト付近を狙わず、「完走→手応え→次へ」の順で上げていく計画性です。


スポンサーリンク

ベルリンの走りをどう評価する?

月刊陸上競技のレースレビューによると、前田選手は序盤〜中盤を落ち着いて入り(5km16分34秒、中間点1:10:14)、25km以降はラップがやや落ちる展開。それでも崩れきらずにまとめ、完走で9位という内容でした。パリ直前欠場→約1年ぶりのフルという状況を考えれば、十分に前向きな復帰戦といえます。

さらにワールドアスレティックスの2025年女子マラソントップリストにも、「2025年9月21日・ベルリン/2:24:36」と記録が掲載されています。第三者データでもばっちり確認済みです。


スポンサーリンク

次のレースはいつ?(最新情報と現実的な候補)

結論:2025年10月13日現在、公式な次戦発表は確認できません。

ベルリン後の動向については、天満屋女子陸上競技部(所属チーム)や本人SNS、JAAFのプロフィールがもっとも確実な一次情報です。

とはいえ、現実的な選択肢としては次のようなレースが考えられます(※あくまで一般的なスケジュール上の可能性。公式発表待ちです)。

  • 2026年1月下旬:大阪国際女子マラソン(日本人トップ選手の王道復帰・選考舞台/自身の日本記録の地)
  • 2026年3月:名古屋ウィメンズマラソン(国内最大級、選考色が強い年も多い)

※読者向けアドバイス
「いつ出る?」が気になる方は、天満屋の公式Facebook前田選手のInstagramJAAF(日本陸連)の選手ページフォロー&通知ONにしておくのが一番早いです。


スポンサーリンク

前田穂南は“どれくらい強いの?”を3行で

  1. 日本記録保持者:2:18:59(大阪、2024/1/28)。
  2. 五輪代表経験:東京2020で出場、パリ2024は欠場扱い。
  3. チーム:実業団の天満屋所属。地道な強化で知られる名門。

スポンサーリンク

「引退の発言」もう少し丁寧に整理

  • 背景:2024年に日本記録を出し、「パリで区切り」という思いが芽生えた。ところが直前の故障でスタートラインに立てず。
  • 心境の変化:周囲から「次はロス五輪」と期待の声。迷いながらも「また挑戦しよう」と気持ちが動いた。
  • 現在:実戦復帰を果たし、“もう一度、上へ”という道のりに戻っている。

この流れを見る限り、「引退は現時点で現実の意思決定ではない」と理解するのが妥当です。むしろ、再挑戦のフェーズに入っています。


スポンサーリンク

ベルリンを踏まえた“次の一手”を素直に予測

※ここからは「今の客観データから読み解ける一般論」です。根拠のない断定はしません。

  • 目的:日本のトップ選手が次戦で狙うのは、①MGC(または代表選考)への確かな道、②自己記録の上積み、③レース勘の完全回復
  • 選択肢:コースが速い大阪(1月)/名古屋(3月)は、どちらも目的に合致。ベルリンの24分台から22分前後〜21分台へ上積みできれば、代表線上でも再浮上できる力が十分にあります。
  • :夏〜秋に作った持久土台を崩さず、冬に仕上げること。ベルリンの後半落ち(25km以降)を、次は粘り切る展開にできるかが注目点です。

スポンサーリンク

これまでの“ハイライト”をおさらい

  • 2024/1/28 大阪2:18:59(日本新)。世界トップクラスに肉薄。
  • 2024/8疲労骨折でパリ五輪欠場。悔しさを抱えて療養。
  • 2025/5→6Tokyo:Speed:Race→函館ハーフで段階的復帰。
  • 2025/9/21 ベルリン:2:24:36(9位)でフル復帰。復活ロードの第一歩

スポンサーリンク

よくある疑問Q&A

Q. もう引退しない?
A. 「引退も考えた」発言は事実ですが、今は挑戦続行のモードです。

Q. 次のレースは決まってる?
A. 公式発表は未確認。天満屋・本人SNS・JAAFのページでの告知が最速です。

Q. いちばんの強みは?
A. 巡航スピードと粘り。日本新(2:18:59)が示す通り、終盤まで落とさない勝ちパターンを持っています。


スポンサーリンク

最新情報を追うならここをブックマーク

  • RSK/TBS NEWS DIG の特集(インタビュー):引退を考えた心境→再挑戦への切り替えが本人の言葉で分かる。TBS NEWS DIG
  • 月陸Online(レースレビュー):ベルリンの通過・展開・評価が具体的。月陸Online|月刊陸上競技
  • World Athletics(世界陸連):客観的な公式記録での確認に最適。worldathletics.org
  • 本人Instagram/天満屋公式:次戦告知や近況はまずここ。Instagram

スポンサーリンク

まとめ

  • いま:ベルリンで2:24:36(9位)。復活の第一歩を自分の足で踏み出した
  • これから次戦は未発表。冬〜春の国内メジャー(大阪・名古屋)を軸に、「完走→上積み→代表線上へ」という道が見えています。
  • 引退発言の真意:一度は区切りを考えた。でも前を向くことに決めた。この覚悟が、ベルリンの一歩につながりました。

ファンとしての最適解はシンプルです。一次情報(チーム・本人・陸連)をフォローして、次のスタートラインに一緒に立つ気持ちで待つ。再び“前田の刻むイーブンペース”が火を噴く瞬間を、もう一度見届けましょう。


(注)本記事の「現在」表記は、日本時間2025年10月13日時点の公式情報・報道・本人発信をもとにしています。主要事実は以下の一次情報で確認できます。

タイトルとURLをコピーしました