TBS火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」に、ついに“勝男の兄”が登場します。
その兄・海老原鷹広(えびはら たかひろ)を演じるのが、俳優の塚本高史さん。
この記事では、
というところを、解説していきます。
※第5話放送前の公式情報やニュースをもとに書いています。ストーリーの大きなネタバレはなしで、キャラクター紹介中心です。
まずはおさらい:「じゃあ、あんたが作ってみろよ」ってどんなドラマ?
ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」は、
- 夏帆さん(彼女・鮎美役)
- 竹内涼真さん(彼氏・勝男役)
のW主演ドラマです。毎週火曜よる10時、TBS系で放送されています。
物語のざっくりしたテーマ
公式の紹介を一言でまとめると、
「恋人ファーストになりすぎた彼女」と
「料理は女が作って当たり前」という彼氏が、
別れをきっかけに“自分の当たり前”を見直して成長していく物語
という感じです。
- 鮎美は、「彼氏を最優先にしなきゃ」とがんばりすぎて、だんだん自分をすり減らしてしまったタイプ。
- 勝男は、「家事や料理は女がやるもの」という“昭和っぽい価値観”を、けっこうガチで信じているタイプ。
そんな二人がケンカして、別れて、でも完全には縁が切れなくて…
料理や仕事、人間関係を通して、少しずつ変わっていく姿が描かれています。
ここまでの話だけでも、結構“刺さる”大人は多いですよね。
第5話から登場!勝男の兄・海老原鷹広とは?
さて、本題の海老原鷹広です。
公式のキャラクター紹介
TBS公式の相関図では、鷹広はこう紹介されています。
- 海老原家の長男
- 昔から成績も運動も勝男より上
- 勝男が「いつか勝ちたい」と目標にしてきた存在
- ところが実は、鷹広もかなりの亭主関白思考
- 南川から「ザ・海老カツ兄」と呼ばれてしまう
ここからわかるのは、
勝男の“めんどくさい価値観”の元ネタみたいな兄
だということです。
「ザ・海老カツ兄」ってどういう意味?
ドラマ内で勝男は、
「料理は女が作って当たり前!」という考え方を持つ、かなり古いタイプの彼氏として描かれています。
そんな勝男の兄・鷹広に、
南川(勝男の同僚)がつけたあだ名が「ザ・海老カツ兄」。
- 「海老原家」+「勝男」+「兄」
- そして“海老カツ(エビカツ)”みたいな、ちょっと笑える語感
が合体した、いかにもこのドラマらしいニックネームです。
名前からして、
- まじめだけどちょっと面倒くさそう
- でも、どこか憎めない感じ
がイメージできますよね。
鷹広は、勝男にとってどんな存在?
子どものころから「比べられる側」と「比べられる相手」
公式紹介によると、鷹広は成績も運動も勝男より上。
つまり、
- 親や周りの大人からすると
→ 「お兄ちゃんみたいになりなさい」と言われがちなタイプ - 勝男からすると
→ 「どうしても勝てないけど、いつかは追い越したい」目標のような存在
という関係性です。
こういう兄弟関係、現実にもよくありますよね。
- 「兄弟の中で一番できる子」
- 「いつも比べられる下の子」
この構図が、勝男のコンプレックスにもつながっていそうです。
勝男の“亭主関白思考”は兄の影響も?
さらに、鷹広も亭主関白タイプと書かれています。
ということは、
- 勝男の「料理は女が作って当たり前」という考え方
- 家庭の中での、男と女の役割のイメージ
には、兄の存在や育った家庭環境が強く影響していると考えられます。
兄が当然のようにそう振る舞い、
親もそれを“普通”として受け入れてきたとしたら、
勝男だけが違う価値観を持つのは、逆に難しいですよね。
鷹広は、ただの“新キャラ”ではなく、
勝男の過去と価値観を映し出す「鏡」
のような役割になりそうです。
第5話から何が変わる?兄夫婦の登場が物語に与えるもの
第5話から、鷹広は妻とセットで登場します。
- 勝男の兄:海老原鷹広(塚本高史)
- 鷹広の妻:海老原志保(知花くらら)
兄夫婦が出てくることで、ドラマはどう変わるのでしょうか?
①「理想の夫婦」と「現実の夫婦」が並ぶ?
ニュース記事によると、鷹広と志保は“夫婦役”として第5話から登場すると発表されています。
視聴者目線で考えると、ここがポイントです。
- 勝男&鮎美:
→ 別れたり、ぶつかったりしながら、まだまだ試行錯誤中のカップル - 鷹広&志保:
→ 一見、ちゃんと結婚して“落ち着いている”大人の夫婦
こうやって並べられると、
「結婚している兄夫婦のほうが正しいの?」
「いや、あの関係はあれで問題あるのでは?」
と、視聴者も自分の考えを試されるような形になりそうです。
② 勝男の“普通”が崩れるきっかけになる?
勝男にとって、兄は
- 「親からの期待を一身に受けてきた人」
- 「自分が追いかけてきた“正しい男像”」
のはずです。
その兄がもし、
- 実は家でも問題を抱えている
- 妻とのあいだに、見えないズレがある
という姿で描かれるとしたら、
勝男の中の「普通」や「正しさ」が、一気に揺さぶられることになります。
鷹広の登場は、
勝男にとって“第三者からの説教”ではなく、
「自分の原点(家族)からの問い直し」
になるので、物語としてもかなり大きな転機になりそうです。
※このあたりは、公式情報とこれまでの流れからの予想も含んでいます。
海老原鷹広の妻・志保も要チェック
兄だけでなく、その妻・志保にも注目が集まっています。
- 演じるのは、モデル・俳優として活躍する知花くららさん。
- しっかり者に見えるけれど、兄の亭主関白ぶりをどう受け止めているのか?
- 「妻の本音」が、鮎美や視聴者の気持ちと重なってくる可能性も高いです。
志保のセリフや表情をよく見ると、
「昭和っぽい夫」と「現代の妻」の微妙な温度差
が見えてきそうです。
演じる塚本高史ってどんな俳優?
ここからは、俳優・塚本高史さんについても簡単にまとめておきます。
プロフィール
公式サイトなどによると、塚本さんの基本プロフィールはこんな感じです。
- 名前:塚本 高史(つかもと たかし)
- 生年月日:1982年10月27日
- 出身地:東京都(八王子市)
- 身長:176cm
- 所属事務所:サンミュージックプロダクション
- 趣味:ギター、スノーボード
- 特技:サッカー など
10代の頃から芸能活動をしていて、
ドラマや映画の出演歴もかなり多いベテラン俳優です。
代表作・イメージ
映画・ドラマの代表作としては、たとえば:
- 映画「バトル・ロワイアル」
- ドラマ&映画「木更津キャッツアイ」シリーズ
- ドラマ「マンハッタンラブストーリー」
- ドラマ「タイガー&ドラゴン」
- 映画「タイヨウのうた」
- 映画「アウトレイジ」
- 映画「HK 変態仮面」
などが挙げられます。
作品のジャンルも、
- 青春もの
- ラブストーリー
- コメディ
- バイオレンス
- サスペンス
まで、本当に幅広いです。
ちょっと尖った役やクセのあるキャラクターを、とても自然に演じる印象がありますよね。
最近のドラマでの役どころ
近年も、さまざまなドラマに出演しています。たとえば:
- 「西園寺さんは家事をしない」
- 「夫よ、死んでくれないか」
- そして今回の「じゃあ、あんたが作ってみろよ」
など、家庭や夫婦、家事・家族のテーマと関わる作品にも多く出ています。
さらに、今回の起用に関しては、
「再び“強めの兄役”を演じるのでは?」
と、特撮ファンを中心に話題になっています。
「ランゴ兄さんがドライブ兄さんに」「また強権的な兄だ」といった声も出ていて、
“兄キャラ”としての存在感に期待が高まっている状態です。
鷹広を塚本高史が演じるから面白いポイント
では、なぜ塚本高史さん × 海老原鷹広がここまで注目されているのでしょうか。
①「怖そうだけど人間くさい」キャラが得意
塚本さんの持ち味のひとつは、
- 一見ちょっと怖そう
- でも、どこか人間くさくて憎めない
- 弱さや不器用さもちゃんと見える
という絶妙なバランスです。
今回の鷹広も、
- 成績優秀でスポーツもできる
- 家族の中で“一番できる人”として扱われてきた
- だからこそ、プライドもあるし、価値観もなかなか曲がらない
というキャラです。
こういう“完璧そうで、実はそうでもない男”を演じさせると、
塚本さんはかなりハマるタイプの俳優だと思います。
② 勝男との“兄弟感”がリアルに出そう
竹内涼真さん演じる勝男は、
- ちょっと子どもっぽいところがあるけれど
- ストレートで、感情も顔に出やすいタイプ
として描かれています。
そこに、
- もう少し年上で、
- 余裕があるように振る舞いながら、
- 実は自分も不器用な兄・鷹広
が入ってくると、
会話の空気が一気に“兄弟っぽく”なるのは間違いありません。
- 言葉はキツいけど、どこか心配している
- 真面目に説教しているのに、なぜか少し笑えてしまう
このあたりの“間(ま)”を出すのがうまいのも、塚本さんの強みです。
第5話以降はここに注目するともっと楽しめる
「第5話から見始める」という人も、「最初から観てるよ」という人も、
海老原鷹広の登場後は、以下のポイントを意識して見ると、より楽しめます。
① 兄弟の会話の“温度差”
- 勝男は、兄に対してどんなテンションで話すのか?
- 子どもみたいに反発するのか
- まだどこか“憧れ”が残っているのか
- 鷹広は、勝男をどう扱うのか?
- 上から目線なのか
- からかい半分なのか
- 本気で心配しているのか
この温度差を見るだけでも、
海老原家の過去がなんとなく伝わってくるはずです。
② 鷹広の妻・志保の「表情」と「一言」
- 夫の亭主関白ぶりに、志保はどうリアクションするのか?
- 「うちもね…」と、鮎美に何か共感を見せるのか?
- それとも、「それが普通でしょ」と思っているのか?
志保の一言や、ふとした表情が、
鮎美の気持ちや、視聴者のモヤモヤを代弁してくれるかもしれません。
③ 勝男の価値観が揺れる瞬間
兄夫婦との関わりを通して、
勝男は自分の中の“当たり前”を、もう一度見つめ直すことになるはずです。
- 「俺だって兄貴みたいにならなきゃ」と思っていたのか
- 「いや、兄貴みたいにはなりたくない」と思い直すのか
- それを鮎美にどう伝えるのか
このあたりが、第5話以降の重要な見どころになりそうです。
どこで見られる?見逃した人向けの基本情報
「兄が出てくる回からちゃんと見たい!」という人のために、
視聴手段も簡単にまとめておきます。
- 放送:TBS系 火曜よる10時「じゃあ、あんたが作ってみろよ」
- 最新話は、TBSの無料配信サービス「TBS FREE」などで期間限定配信
- 配信ページは、公式サイトの「配信(Stream)」からリンクされています。
リアルタイムで見られなかった人も、
配信をうまく活用すれば、兄の初登場回からしっかり追いつくことができます。
まとめ
最後に、この記事の内容をぎゅっとまとめます。
鷹広は、ただの「新キャラ」ではなく、
勝男の“原点”であり、“これから変わっていけるかどうか”を試す存在
としてドラマに登場します。
第5話からは、
兄弟の会話・兄夫婦と鮎美の目線・勝男の揺れ動く表情に注目しながら見ると、
「じゃあ、あんたが作ってみろよ」がもっと深く、もっと刺さるドラマになるはずです。
これから見始める人も、ずっと追いかけてきた人も、
“海老カツ兄”の登場回から、もう一段階ギアが上がると思って、楽しみに待ちましょう。


