今回は、青学の“復路の安心感”として存在感を出してきた 塩出翔太(しおで・しょうた)選手の今後の進路についてまとめていきます。
結論から先に言うと――
- 結論:進路の最有力は「旭化成」(ただし“公式発表待ち”)
- そもそも「実業団」と「就職」って何が違うの?
- 塩出翔太ってどんな選手?まずはプロフィールを整理
- 箱根駅伝での強さが“進路注目”の最大理由
- 第100回箱根駅伝(2024):8区で区間1位(1:04:00)
- 第101回箱根駅伝(2025):8区で2年連続の区間賞(1:04:14)
- 出雲駅伝でも区間賞!「駅伝型」の強さがはっきり
- マラソンも走れる!高知龍馬マラソンで優勝(2:19:20)
- じゃあ、なぜ「旭化成」が有力なの?
- 理由1:旭化成は実業団の超名門で、駅伝の主役チーム
- 理由2:塩出翔太の“駅伝適性”が、旭化成のカラーと合う
- 理由3:マラソンも視野に入る(選手寿命が伸びる)
- 進路が“旭化成だとしたら”起こりそうな未来
- 注意:進路情報は“最後の公式”を待つのがいちばん安全
- まとめ:塩出翔太の進路、有力候補先は「旭化成」
- 塩出が旭化成に行くなら、もはや“化学反応”です
結論:進路の最有力は「旭化成」(ただし“公式発表待ち”)
現時点で、塩出翔太選手の進路は 旭化成が有力だと、複数の進路まとめや報道系の投稿で一致しています。
ただ、ここは大事なので丁寧に言います。
- この記事は 「旭化成が最有力」 という整理です
- 会社や本人の“入社・加入の公式発表”が出た時点で、完全に確定になります
根拠を示しながら話していきます。
そもそも「実業団」と「就職」って何が違うの?
ここ、めちゃくちゃ大事です。
就職(一般的なイメージ)
会社に入って、会社の仕事を中心に生活すること。
実業団(陸上の世界)
会社に入って、会社の陸上部(チーム)に所属して走ること。
つまり長距離選手の場合は、多くがこうなります。
実業団 = 就職(入社)+競技を続ける環境がセット
だからタイトルの「実業団か就職か?」は、言い換えるとこうです。
- 競技を続ける就職(=実業団)
- 競技から離れる就職(=一般就職)
塩出翔太選手は、これまでの実績と流れを見ると、競技を続ける就職の可能性が高い、という話になります。
塩出翔太ってどんな選手?まずはプロフィールを整理
青学の公式メンバー表では、塩出翔太選手は
- 青山学院大学 4年
- 教育人間科学部 教育学科
- 出身校:世羅高校(広島)
と掲載されています。
そして、駅伝ファンが「塩出翔太=この区間が強い」と思い出すのが、やっぱり箱根です。
箱根駅伝での強さが“進路注目”の最大理由
塩出選手がすごいのは、ただ速いだけじゃなくて、大舞台で結果を出しているところです。
第100回箱根駅伝(2024):8区で区間1位(1:04:00)
日テレ公式の第100回データで、塩出選手は 8区・区間1位、1:04:00 と掲載されています。
箱根の8区って、地味に見えるけど「崩れやすい区間」でもあるんですよね。そこで区間1位は強い。
第101回箱根駅伝(2025):8区で2年連続の区間賞(1:04:14)
月陸Onlineでも、塩出選手が 8区区間賞(1:04:14) とまとめられています。
さらに青学公式の試合レポートでも、8区で差を広げる走りが書かれています。
「同じ区間で、2年連続で結果を出す」って、簡単そうでかなり難しいです。
調子の波、当日の風、気温、相手の作戦、全部が変わるので。
この“安定感”があるからこそ、進路が気になる人が多いわけです。
出雲駅伝でも区間賞!「駅伝型」の強さがはっきり
箱根だけじゃありません。
出雲駅伝の公式記録(第5区の区間記録)でも、塩出選手は 5区で17:54 を出していることが掲載されています。
大学駅伝の中で「箱根だけ強い」選手もいますが、塩出選手は 駅伝全体で勝負できるタイプに見えます。
マラソンも走れる!高知龍馬マラソンで優勝(2:19:20)
さらに面白いのは、ロード(マラソン)でも結果を出している点。
高知龍馬マラソン2024で、塩出選手が 2時間19分20秒で優勝したことが報じられています。
駅伝選手って、マラソンに行くと苦戦することも多いんですが、塩出選手はちゃんと勝っている。
つまり、将来的に ニューイヤー駅伝だけじゃなく、マラソン路線も選べる幅があります。
じゃあ、なぜ「旭化成」が有力なの?
ここからが本題です。
まず繰り返しになりますが、現時点の情報は
「報道・進路まとめで一致している」という段階です。
そのうえで、旭化成が“行き先として強い理由”を、大人向けにわかりやすく整理します。
理由1:旭化成は実業団の超名門で、駅伝の主役チーム
旭化成は、陸上部(中・長距離を含む)を公式に運営していて、選手紹介ページも整っています。
そしてニューイヤー駅伝でも優勝争いの中心にいるチームです。
2025年のニューイヤー駅伝で旭化成が優勝したことは、海外の陸上系まとめ(Japan Running News)でも報じられていますし、国内ニュースでも「前回王者」として紹介されています。
つまり、旭化成は「入るだけでゴール」じゃなく、入った瞬間から高いレベルで勝負する場所なんですね。
理由2:塩出翔太の“駅伝適性”が、旭化成のカラーと合う
塩出選手は箱根8区で2年連続区間賞。
駅伝って、結局は「大舞台で崩れない人」が一番価値があります。
旭化成はニューイヤー駅伝で勝ちに行くチームなので、
“駅伝で計算できる選手”は欲しいはず。そこに塩出選手はハマります。
理由3:マラソンも視野に入る(選手寿命が伸びる)
実業団の世界では、「駅伝+マラソン」で長く活躍する選手が多いです。
塩出選手はすでにフルマラソン優勝経験もある。
これ、将来の伸びしろとしてかなり大きいです。
進路が“旭化成だとしたら”起こりそうな未来
ここは予想(考察)になりますが、駅伝ファンがワクワクするポイントを3つ。
1)ニューイヤー駅伝で「中盤〜後半」を任される可能性
箱根8区で強い選手は、社会人駅伝でも “流れを決める区間” を任されがちです。
塩出選手の「淡々と押せる強さ」は、社会人で武器になります。
2)記録面:1万mやハーフの底上げ
社会人になると、練習の質も量も変わります。
大学でピークを迎える人もいれば、社会人で化ける人もいる。
塩出選手は駅伝型の強さがすでにあるので、あとは
「トラックの記録がもう一段上がるか」が楽しみです。
3)マラソンの2本目、3本目で“本格化”
フルマラソンは回数を重ねると、強くなる選手がいます。
優勝経験がある分、次は「タイム」にも注目が集まりそうです。
注意:進路情報は“最後の公式”を待つのがいちばん安全
ここは、あなたが安心して記事を読めるように、あえて書きます。
- 進路まとめサイトやSNSで一致していても
- 会社や本人の公式発表が出るまでは
「有力」止まりが一番安全です
今回の「旭化成有力」は、複数の一覧で一致しているので信頼度は高めですが、最終確認は今後の発表で、というスタンスがいちばん堅いです。
まとめ:塩出翔太の進路、有力候補先は「旭化成」
最後に要点をギュッとまとめます。
塩出が旭化成に行くなら、もはや“化学反応”です
塩出(しおで)って、名前に「塩」が入ってますよね。
そして旭化成って、「化成」つまり“化学で作る”って感じの言葉が入ってます。
もし本当に旭化成に行ったら――
塩(しお)が化成(かせい)されて、走りがさらに“濃く”なる。
もうこれは進路というより、
陸上界の化学反応(ケミストリー)です。
あとは一つだけ心配があります。
旭化成で強くなりすぎて、将来こう言われるかもしれません。
「塩出、もう“塩対応”じゃなくて…“神対応”だな」
(走りでファンの心を、しっかり“溶かして”くるタイプ。)

