芦田和佳選手の進路!大学か実業団か?有力候補は?

芦田和佳選手の進路!大学か実業団 スポーツ

高校女子長距離の中でも、今いちばん名前が挙がる選手の1人が
立命館宇治高校3年・芦田和佳(あしだ・のどか)選手です。

インターハイ3000mでは8分59秒45で日本人トップの3位。高校歴代7位というレベルの走りで、「日本人で8分台」というインパクトを全国に残しました。

さらに国民スポーツ大会(国スポ)の少年女子A3000mでも、9分02秒90で優勝。スタートから前に出て、最後はロングスパートで押し切る内容でした。

ここまで結果を残していると、
「卒業後はどこに行くの?」「大学?実業団?海外?」
と、進路がどうしても気になりますよね。

この記事では、

  • 芦田和佳選手がどんな選手なのか
  • いま分かっている“進路情報”
  • 「大学」「実業団」それぞれの可能性
  • ネットで噂されている“有力候補”

を整理していきます。

※この記事は2025年12月19日時点の公開情報をもとにしています。


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芦田和佳選手ってどんな選手?

まずは簡単なプロフィールから整理しておきましょう。

  • 名前:芦田 和佳(あしだ・のどか)
  • 学校:立命館宇治高校(京都)
  • 学年:3年(2025年度)
  • 主な種目:800m/1500m/3000m
  • 走りのタイプ:
    • レースの主導権を握るのが得意
    • 3000mでは前半から先頭集団を引っ張り、最後も落とさない
    • 1500mではスピード勝負にも対応できる“万能型”

高校3年で一気にブレイク

2025年シーズンの結果をざっくり並べると、
「これはもう、日本トップクラスと言っていい」と分かります。

  • 近畿高校総体1500m
    → 4分12秒48で高校歴代3位の好記録。800m日本記録保持者・久保凛選手と激戦を演じて2位。
  • インターハイ1500m
    → 4分14秒55で4位入賞。
  • インターハイ3000m
    → 8分59秒45で日本人トップの3位。日本人としては大会歴代2番目、高校歴代7位。
  • 高校リモートランキングでも3000m日本人4位の9分05.64をマーク
  • 国スポ少年女子A3000m
    → 9分02秒90で優勝(ラスト1000mを2分55秒のスパート)。

3000mで「9分切り」、1500mで「4分12秒台」というのは、
世界を視野に入れても十分戦えるレベルです。

駅伝でも“エース区間”を任される存在

トラックだけでなく、駅伝でも実績があります。

  • 京都府高校駅伝では、2区や5区などで区間賞を連発し、チームの優勝に貢献。
  • 立命館宇治は京都府で37年連続優勝というとんでもない記録を更新中ですが、その中核として走ってきたのが芦田選手世代です。
  • 皇后盃 全国都道府県対抗女子駅伝では、京都代表の5区を走って区間賞。高校生ながら、日本トップレベルの大人相手に区間トップを取っています。

2025年の全国高校駅伝(女子第37回大会)でも、
1区を任されるエースとして紹介されており、
「どこまで主導権を握れるか」が大会の見どころの1つとされています。

トラックでも駅伝でも“チームの顔”。
だからこそ、進路がここまで注目されているわけですね。


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高校トップ選手の「進路パターン」は大きく3つ

芦田選手の進路を考える前に、
女子長距離のトップ選手が選びやすい進路パターンを、ざっくり整理しておきます。

① 大学へ進学(駅伝+トラック)

いちばん多いのがこのパターンです。

  • 名城大、立命館大、拓殖大、関東や関西の強豪私大 など
  • 全日本大学女子駅伝(杜の都)、富士山女子駅伝をめざす
  • 1500m〜5000m、場合によっては10000mやハーフマラソンにも挑戦

メリット

  • 学びと競技を両立できる
  • 高校とはまた違う練習環境やコーチ陣で、長距離としての土台をつくれる
  • 4年間で体をじっくり作り、実業団や世界へステップアップしやすい

② 高卒でそのまま実業団へ

高校から直接実業団チーム(企業所属)に進むケースもあります。

  • 実業団女子駅伝(クイーンズ駅伝)で優勝争いをするチームに所属
  • 5000mや10000m、マラソンを視野に入れた長期的な強化

メリット

  • 給料をもらいながら競技ができる
  • トップレベルの先輩ランナーと一緒に練習できる
  • 早い時期から世界大会やマラソンに挑戦しやすい

ただ、女子の場合は「高校 → 大学 → 実業団」というルートのほうがまだ多く、
高卒でそのまま実業団に行くのは、本当にごく一部のエリートというイメージです。

③ 海外の大学・チームへ

最近は、女子中距離のトップ選手がアメリカの大学に進学するケースも出てきました。

  • 英語環境で生活しながら、NCAA(大学リーグ)で戦う
  • 1500mやマイルなど、スピード系中距離のレベルが非常に高い
  • 日本とは違うトレーニング文化に触れられる

とはいえ、
「誰でも簡単に海外」ではなく、
英語力や大学側からのオファーなど、いくつかの条件が必要になります。


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芦田和佳選手の進路情報:今わかっていること

では、本題の「芦田和佳選手の進路」についてです。

公式な発表はまだ見当たらない

学校のニュースや大手メディアのインタビューなどを確認してみると、
2025年12月19日時点では、
「〇〇大学に進学します」といった公式な進路発表は見当たりませんでした。

多くの場合、

  • 高校駅伝が終わったあと
  • 進路情報をまとめた記事や名簿が出るタイミング

で、徐々に分かってくることが多いので、
“今まさに”進路情報が集まり始めている時期と言えます。

ネット上では「立命館大学進学」の情報が出ている

一方で、陸上ファンの間では有名な
「高校・大学女子長距離選手の進路情報スレ」(匿名掲示板)に、
芦田選手の名前とともに「立命館」と書かれている投稿が出ています。

8’59″45 芦田和佳(立命館宇治) 立命館

という並びになっていて、

  • 左:3000mの持ちタイム
  • 真ん中:高校名
  • 右:進路(予定/情報)

という形で、他の選手と同じフォーマットで載っている状態です。

このスレッドは、毎年、

  • 新聞や大会プログラム
  • チームの公式発表
  • 関係者からの情報

などをもとに、ファン同士が情報をまとめている場所として知られています。

ただし、

  • 匿名掲示板であること
  • 学校や本人が出している“公式発表”ではないこと

を考えると、現時点では

「立命館大学進学という情報が出ているが、まだ“確定”とは言い切れない」

くらいの受け止め方がちょうどいいでしょう。


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有力候補①:立命館大学(女子駅伝部)

それでも、進路スレに名前が載っていることや、
これまでの“流れ”を考えると、
第一候補として名前が挙がるのは「立命館大学」です。

立命館宇治 → 立命館大の“黄金ライン”

立命館宇治高校と立命館大学は、
同じ学校法人・立命館グループの中にある学校です。

  • 皇后盃・全国都道府県対抗女子駅伝では、
    立命館宇治の在校生(佐藤ゆあ・芦田和佳・大西桃花など)と、
    立命館大学の卒業生が同じ京都チームで一緒に走る姿も報じられています。

つまり、

  • 中学・高校:立命館宇治
  • 大学:立命館大学
  • 社会人:実業団へ

という“ひとつながりの流れ”を作りやすい環境があるわけですね。

実際、立命館宇治出身で立命館大学に進んだ選手は多く、
京都の都道府県駅伝でも、「立命館ライン」としてよく話題になります。

立命館大女子駅伝部の特徴

立命館大学の女子駅伝部は、

  • 全日本大学女子駅伝
  • 全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)

などで優勝経験もあり、
“大学女子駅伝の強豪”としてよく名前が挙がるチームです。

立命館のスポーツ全体の方針として、

  • 困難な仕事を乗り越える力をスポーツで育てる
  • 学業と競技を両方重視する

といった考え方が紹介されています。

芦田選手のように、

  • 授業や進路も大事にしつつ
  • 1500m・3000mで世界を目指したい

というタイプの選手には、
かなり相性の良い環境と言えそうです。

走りのスタイルとの相性

芦田選手の走りをあらためて整理すると、

  • 1500m:
    • 近畿高校総体で4分12秒48(高校歴代3位)
    • ラスト1周で自分から仕掛けていけるスピードがある
  • 3000m:
    • インターハイで8分59秒45(日本人トップ)
    • 国スポでは前半から先頭を引っ張る積極的レース
  • 駅伝:
    • 1区や2区の“流れを作る区間”を任されることが多い

という、“スピードもスタミナも高いレベルで兼ね備えた中距離〜長距離型”です。

立命館大女子駅伝部は、

  • 1500m〜5000mのスピードを大事にしつつ
  • 駅伝やハーフマラソンで結果を出していく

というスタイルの選手が多く、
芦田選手のタイプとはかなり噛み合っているように見えます。


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有力候補②:他大学・他地域という可能性

とはいえ、「立命館大以外は絶対ない」とは言い切れません。

最近は、

  • 東日本の強豪大学(例:名城大 など)が西日本の有力選手をスカウトする
  • 海外大学への進学を選ぶトップ中距離選手が出てくる

といった動きもあり、
“地元 or 系列大学にそのまま進む”だけが選択肢ではなくなってきているからです。

芦田選手のように、

  • 1500mで世界を視野に入れてもおかしくないタイム
  • 3000mで日本人トップの実績
  • 駅伝でもエース区間を任される安定感

を持つ選手であれば、

  • 「箱根駅伝で有名な男子チームの女子部」
  • 「中距離強化に力を入れ始めた新興大学」
  • 「スピード重視の海外大学」

などから声がかかっていても、何ら不思議はありません。

ただし、現時点では、
そういった具体的な情報は公には出ていません

ですので、

「立命館大学が最有力と言われているが、
 他大学・他地域の可能性もゼロではない」

というくらいが、いま言える範囲かなと思います。


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「実業団へ直接」の可能性は?

「ここまで速いなら、高卒でそのまま実業団もあるのでは?」
と思う方もいるかもしれません。

結論から言うと、

  • 記録的には“高卒即・実業団”でもおかしくないレベル
  • ただし、女子では「大学→実業団」がまだ主流

というのが現実に近いです。

記録だけ見れば“即戦力級”

もう一度、芦田選手の記録を振り返ると、

  • 1500m:4分12秒48(高校歴代3位)
  • 3000m:8分59秒45(インターハイ3位、日本人トップ)

これは、実業団の選手と比べても、
十分に“日本トップクラスに近い”数字です。

もし本人が

  • 「早くからマラソンを見据えたい」
  • 「企業チームで競技に専念したい」

と強く望んでいれば、
実業団からオファーがあっても不思議ではありません。

それでも「大学経由」が無難と言われる理由

ただ、女子長距離の場合、

  • 18〜22歳の時期に体を作りすぎると、
    その後の伸びが止まってしまうこともある
  • 海外レースや世界大会を目指すなら、
    1500m・3000mのスピードをじっくり育てたい

という考え方も強く、
「まずは大学で4年間、しっかり土台づくり」というルートを選ぶ選手が多いです。

そう考えると、

芦田選手クラスでも、
 いきなり実業団よりは「大学でさらに磨く」ほうが自然

と見る指導者は多いはずです。


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まとめ

ここまでの内容を、いったん整理します。

  1. 公式な進路発表は、まだ確認できない(2025年12月19日時点)。
  2. 匿名掲示板の「進路情報スレ」では、
    「芦田和佳(立命館宇治) → 立命館」と記載されている
  3. 立命館宇治と立命館大学には、
    高校〜大学〜社会人までつながる“立命館ライン”があり、
    都道府県駅伝でも一体感のある布陣が組まれている。
  4. 記録・走りのスタイル・チームカラーを見ても、
    立命館大学女子駅伝部との相性は非常に良さそう
  5. 一方で、
    • 他の強豪大学
    • 海外大学
    • 高卒で実業団
      といった選択肢も理論上はあり得るが、
      公開情報としてはまだ出ていない。

このことから、現時点で言えるのは、

有力候補:立命館大学(女子駅伝部)
 ただし、まだ“決定”とは言い切れない

というラインです。

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