「ドラマみたいな話だなあ…」と思っていたら、
本当にドラマが現実になってしまいました。
2023年のフジ水10ドラマ『わたしのお嫁くん』で
“ズボラ先輩×家事力最強な年下男子”カップルを演じた
波瑠さんと高杉真宙さんが、2025年12月23日に結婚を正式発表。
ドラマのタイトルそのままに、世間では
「リアルお嫁くん婚」「本当にお嫁くんになった!」と大盛り上がりです。
この記事では、
- 2人の馴れ初め
- 気になる年齢差
- それぞれの代表作
を解説していきます。
まずは結婚発表の概要をサクッと整理
SNSでの連名コメントから始まった「お知らせ」
2025年12月23日。
波瑠さんと高杉真宙さんは、それぞれのSNSに同じ内容の文書画像を投稿し、結婚を発表しました。
コメントのポイントはこんな感じです。
- 「この度私たち、高杉真宙と波瑠は結婚する運びとなりました」
- 「仕事を通じてお互いを知り、時間を重ねていく中で、
これからの人生を共に歩んでいきたいという思いに至りました」 - 「未熟な2人ではありますが、人として、役者としても成長していきたい」
とてもまっすぐで、丁寧で、
“2人らしいまじめさ”が伝わる文章ですよね。
実はすでに婚姻届&挙式まで済ませていた
スポーツ紙などの報道によると、
- 今月上旬に都内の区役所で婚姻届を提出
- 親族中心ですでに結婚式も挙げている
- 交際期間は約2年
- 出会いはドラマ『わたしのお嫁くん』での共演
- 共通の趣味であるオンラインゲームなどを通じて仲を深めた
…ということが明らかになっています。
まさに
「仕事で出会って、同じ趣味で距離が縮まって、ゆっくり2年かけてゴールイン」
という、王道だけど理想的な流れですね。
馴れ初めはドラマ『わたしのお嫁くん』の共演から
『わたしのお嫁くん』ってどんなドラマ?
まずは、2人が出会ったきっかけとなったドラマから。
『わたしのお嫁くん』は、
柴なつみさん原作の同名コミックを実写化した社会派ラブコメディー。
- 2023年4月期のフジテレビ水曜22時枠(いわゆる“水10”)で放送
- 主人公は、大手家電メーカー営業部のエース・速見穂香(波瑠)
- 仕事は完璧だけど、プライベートは汚部屋に住むズボラ女子
- そんな彼女の前に現れるのが、家事力最強の後輩社員
山本知博(高杉真宙) - 彼が“お嫁くん”として彼女の家に“嫁入り”してくる、という逆転設定
仕事はバリバリ、家ではぐだぐだ。
そこに家事能力MAXの年下男子が嫁としてやってくるという、
現代の価値観にぴったりハマったドラマでした。
波瑠×高杉真宙の“関係性”が視聴者に刺さった
ドラマの中の2人の関係は、ざっくり言うと
- 外では「理想のお嫁さん」と呼ばれるほど完璧な穂香
→ 家では超ズボラ - 山本くんは、家事スキルの高さと優しさをフル活用して
“お嫁くん”として彼女を支える
というもの。
最初は「契約」みたいな感覚からスタートしますが、
一緒に暮らしていくうちに、少しずつお互いを知り、
ただの主従関係ではない、対等なパートナーになっていきます。
この“距離の縮まり方”がとてもリアルで、
SNSでも「尊い」「お似合い」という声が多く、
初回の見逃し配信は200万再生を突破するなど、
かなり話題になりました。
共演から仕事仲間、そしてパートナーへ
報道によると、2人はこのドラマでの共演をきっかけに距離を縮め、
その後、仕事や共通の趣味(オンラインゲームなど)を通じて
ゆっくり関係を育てていったそうです。
4カ月ほどの撮影期間を共に過ごし、
クランクアップ時にはお互いに花束を持って笑顔のツーショット。
波瑠さんが
「お嫁に来てくれた高杉さんに心から感謝」
とコメントしていたのも印象的でした。
あの頃は、まさか本当に夫婦になるとは、
誰も想像していなかったかもしれません。
気になる年齢差は「5歳差」カップル
波瑠:1981年…じゃなくて1991年生まれ、現在34歳
まずは波瑠さんのプロフィールから。
- 生年月日:1991年6月17日
- 出身地:東京都
- 職業:女優・ファッションモデル
- 2025年時点の年齢:34歳
『あさが来た』で朝ドラヒロインを務めて以降、
ドラマの主演級としてずっと第一線で活躍してきた方です。
高杉真宙:1996年生まれの29歳・福岡出身俳優
続いて、高杉真宙さん。
- 生年月日:1996年7月4日
- 出身地:福岡県
- 職業:俳優
- 2025年時点の年齢:29歳
子役・ティーン時代からキャリアを積み、
特撮や映画、ドラマでどんどん存在感を高めてきた実力派です。
年齢差は「5歳」だけど、あまり感じない理由
ということで、2人の年齢差は5歳。
日本だと、「男性が年上」のカップルがまだまだ多い中で、
女性が年上・男性が年下の組み合わせは、
それだけでちょっと「今っぽい」印象がありますよね。
ただ、画面で見る2人からは、
正直あまり年齢差を感じません。
- 波瑠さんは落ち着いた雰囲気だけど、笑うとすごく可愛い
- 高杉さんは少年っぽさも残しつつ、役によっては大人っぽい表情も見せる
このバランスが、“同年代カップル”にも見えるし、
“年上彼女×年下彼氏”にも見える絶妙さなんだと思います。
しかも、ドラマ『わたしのお嫁くん』でも、
「仕事ができる年上の先輩」と「家事力が高い年下の後輩」という関係で、
現実の2人の年齢差ともリンクしていました。
まさに、設定から現実までシンクロしているカップルと言えそうです。
波瑠の代表作まとめ:朝ドラヒロインから“ズボラ女子”まで
波瑠さんは、もはや「国民的女優」と言っていいほど多くの作品に出演しています。
ここでは、検索する人も多い代表作をざっくり整理してみます。
朝ドラ『あさが来た』で一気に全国区へ
- NHK連続テレビ小説『あさが来た』
→ ヒロイン・白岡あさ役で大ブレイク
明るくて行動力があって、でも悩みながら成長していくヒロイン像は、
その後の波瑠さんのイメージを決定づけました。
恋愛&お仕事ドラマにも多数出演
- 『世界一難しい恋』:ちょっとこじらせた社長とのラブコメ
- 『あなたのことはそれほど』:いわゆる“ゲス不倫”ドラマで話題に
- 『G線上のあなたと私』:大人の友情と恋愛をていねいに描いた名作
- 『#リモラブ〜普通の恋は邪道〜』:コロナ禍の“恋と仕事”を描いた作品
そして今回の結婚で改めて注目されているのが、もちろん
- 『わたしのお嫁くん』:仕事は完璧だけど家ではズボラな速見穂香役
さらに近年は、『フェイクマミー』など、
大人の女性のリアルな悩みや生き方を描くドラマにも主演し続けています。
高杉真宙の代表作まとめ:特撮から大河まで駆け上がる
続いて、高杉真宙さんの代表作も見てみましょう。
きっかけは特撮&青春ドラマ
- 『仮面ライダー鎧武/ガイム』:
→ 仮面ライダー龍玄役で一気に知名度アップ - 昼ドラ『明日もきっと、おいしいご飯〜銀のスプーン〜』:
→ 料理男子として主婦層からも人気に
このあたりから、「顔がいいだけじゃない、演技も上手い若手」として
一気に注目を浴びます。
映画&ドラマで“カメレオン俳優”ぶりを発揮
- 映画『ぼんとリンちゃん』『逆光の頃』などで新人賞を受賞
- 『賭ケグルイ』シリーズではクセの強いキャラを好演
- 映画『前田建設ファンタジー営業部』など、
働く大人のリアルを描く作品でも存在感を見せます。
さらに近年は
- NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』
- 大河ドラマ『光る君へ』
と、NHK作品にも続けて出演。
公式プロフィールでも、
『わたしのお嫁くん』『となりのナースエイド』『法廷のドラゴン』など、
連ドラの主要キャスト・主演級の作品がずらりと並びます。
ドラマの中でも“お嫁くん”として家事力全開でしたが、
現実世界でも、きっと頼りになる存在なんだろうな…と
想像してしまいますね。
ネットの反応:「リアルお嫁くん」に祝福の嵐
結婚発表後、X(旧Twitter)などのSNSでは、
- 「本当にお嫁くんになった!」
- 「匂わせ一切なくて好感度爆上がり」
- 「推しカップルすぎる」
- 「ドラマの続きが現実で見られるなんて…」
といった声が一気に広がりました。
なかには、
- 「現実でも山本くんが家事全部やってるのかな」
- 「ズボラ女子に希望を与える結婚ニュース」
- 「オンラインゲームで仲を深めたってところがまたいい」
といった、“妄想まじりの祝福コメント”も多く見られます。
芸能人同士のビッグカップルでありながら、
週刊誌報道などがほとんど出ていなかったこともあり、
「静かに育てていた真面目なお付き合い」という印象も強いですね。
「わたしのお嫁くん」のこれからの楽しみ方
今回の結婚報道で、「ドラマを見返したくなった」という人も多いはず。
- 改めて1話から見直してみると、
「あ、このシーンの空気感、なんかリアル…」と感じるところが
増えているかもしれません。 - 2人のさりげない視線や、距離の取り方をチェックするのも
ちょっとした楽しみ方です。
配信サービスや再放送情報も、
これからまた動きがありそうですね。
まとめ:理想の“パートナーシップ”の一つの形
ここまでをざっくりまとめると…
仕事も大事にしながら、
お互いを尊重して支え合う2人の姿は、
これからの時代の「理想の夫婦像のひとつ」と言ってもいいかもしれません。
最後にちょっとだけ
ドラマが現実になった「リアルお嫁くん婚」。
ニュースを見ながら、こう思った人も多いのではないでしょうか。
「いいなあ…うちにも“お嫁くん”来てくれないかな…」
しかし、現実はなかなか厳しいものです。
- 洗濯物は自分で回さないと、いつまでたっても回らない
- シンクの食器は、見つめていても勝手には減らない
- 仕事から帰っても、山本くんはキッチンで待っていない
…というわけで、
この記事を書き終えたあなたが今できる一番手っ取り早い行動は、
「とりあえず、食器を洗いながら『わたしのお嫁くん』を見返す」
ことかもしれません。
ドラマの中では家事力最強のお嫁くん。
現実世界では、自分が“お嫁くん”になるしかない――。
お幸せに、波瑠さん&高杉真宙さん。
そして、今日も自炊と洗い物をがんばる全国の“自分お嫁くん”の皆さんも、お疲れさまです。

