「真木よう子さんのパートナー・葛飾心って、ラッパーなの?」
2025年放送のABEMAオリジナルドラマ
『警視庁麻薬取締課 MOGURA』を見た人の中には、
こう思った人も多いはずです。
- ヒップホップドラマの中で
- ラッパー集団「RED HEAD(レッドヘッド)」のメンバーとして登場し
- 見た目も雰囲気も、完全に“ラッパーっぽい”
……そりゃ「本職ラッパー?」って思いますよね。
この記事では、
- 結論:葛飾心は“本職ラッパー”なのか?
- 『MOGURA』で演じたラッパー役「波川(なみかわ)」とはどんなキャラ?
- ヒップホップ歴・ダンス歴はどれくらいあるの?
- 俳優としてのこれまでの活動と、今後ラップ活動の可能性
を整理していきます。
結論から言うと…葛飾心は「ラッパー役もこなす俳優」
最初に一番気になる結論をはっきりさせておきます。
葛飾心は「本職ラッパー」ではなく、
ラッパー役もこなす俳優さんです。
公式プロフィールでは、
職業はあくまで「俳優」。
そして、特技として書かれているのは、
- アクション
- ダンス(ヒップホップダンス)
- 剣道(11年・三段)
などで、「ラップ」や「MC」といった記載はありません。
一方で、いくつかのプロフィールサイトでは、
- ヒップホップダンス歴およそ4年
- ヒップホップカルチャーに触れてきた経験あり
と紹介されています。
つまり今のところ、
- 本業:俳優(アクション・ダンスも得意)
- スキル:ヒップホップダンス歴4年
- 作品の中で:ラッパー役も演じる
という立ち位置だと考えるのが自然です。
そもそも『警視庁麻薬取締課 MOGURA』ってどんなドラマ?
「ラッパーなの?」という疑問が出てくるのは、
ドラマ自体がガッツリHIPHOP作品だからです。
HIPHOPエンタメドラマとして話題に
『警視庁麻薬取締課 MOGURA』は、
ABEMAオリジナルのHIPHOPエンタメドラマ。
- 主人公は、ラップスキルを持つ警察官・伊弉諾(演:般若)
- 違法薬物を摘発するため、
ラッパー集団「9門」に潜入する - その相手として、敵対するラッパー集団「RED HEAD」が登場
キャストには、
- 般若
- Jin Dogg
- G-k.i.d
- Red Eye
- CYBER RUI
- Jinmenusagi
- Mummy-D
など、ガチのラッパーたちがずらり。
その中に、俳優として
「RED HEAD」のメンバー・波川役で葛飾心が参加しているわけです。
そりゃ視聴者は勘違いします。
並びが完全に“ラッパー列”なんですから。
『MOGURA』で葛飾心が演じた「波川」とは?
では、その波川(なみかわ)というキャラクターを見ていきましょう。
波川は「RED HEAD」の一員で、物語のキーになる存在
ABEMAドラマ公式Xやインスタでは、
波川についてこう説明されています。
波川/葛飾 心
ラッパー集団「9門」と敵対する
「RED HEAD」のメンバー
さらに、ドラマの考察記事では、
物語の終盤で、
- 波川が潜入捜査官(MOGURA)であることが発覚する
- 仲間だと思っていたBorn-D(吉村界人)を
犯人に仕立て上げようとしていたことが明らかになる
という、かなり重要な役どころになっていると解説されています。
つまり波川は、
- ヒップホップクルー「RED HEAD」のラッパーであり
- 物語の裏側では警察側とつながる“モグラ”でもある
という、二重の顔を持ったキャラクターなんですね。
「ラッパー集団の中で浮かない芝居」が求められる役
「RED HEAD」は、
- Jinmenusagi
- ELIONE
- Ashley
といった、これまたガチの音楽勢と一緒のクルー。
その中に俳優として入っているのが葛飾心です。
要求されるのは、
- ただの演技ではなく
- 本物のラッパーたちの横に立っても違和感がない空気感
ですから、
役者としてはかなり難易度の高いポジションと言えます。
ヒップホップ歴・ダンス歴はどれくらい?
「じゃあ、ほんとにヒップホップやってきた人なの?」
という疑問にも答えておきましょう。
特技は「ヒップホップダンス」歴4年
いくつかのプロフィール解説サイトでは、
葛飾心について、こんな風に紹介されています。
- 剣道歴:11年(全国大会出場の経験あり)
- ヒップホップダンス歴:約4年
- 資格:剣道三段、世界遺産検定2級
事務所公式サイトでも、
- 特技:アクション・ダンス・肩が凝らない事
と「ダンス」がハッキリ書かれています。
つまり、
ラップそのものよりも、
「身体を使った表現」としてのヒップホップに強いタイプ
と言えそうです。
撮影中は「役作りのためにラップを聞きまくっていた」
さらに本人は、
インスタの投稿でこんな趣旨のことも書いています。
- 波川という役を演じるために
- 撮影中、たくさんのラップを聴き込み
- 作品を通じてヒップホップにより深くハマっていった
ざっくり言うと、
「もともとダンス寄りだったけど、
『MOGURA』をきっかけにラップもめちゃくちゃ聞くようになった」
という流れですね。
ヒップホップ歴は、
- ダンス:数年の経験あり(特技レベル)
- ラップ:『MOGURA』で一気に勉強した“役者としての挑戦”
というイメージで押さえておくと、
かなりスッキリします。
「本職ラッパー」と勘違いされる3つの理由
それでもなお、
「いやいや、普通にラッパーでしょ?」
と感じてしまう人がいるのには、ちゃんと理由があります。
① 共演者がほぼ全員ガチラッパー
『MOGURA』のキャストを見ると、
- 般若
- Jin Dogg
- Jinmenusagi
- Red Eye
- CYBER RUI
- Mummy-D
など、HIPHOP好きなら
「え、ライブですか?」と言いたくなるメンツばかりです。
その中で同じラッパー集団の一員として映っているので、
視聴者目線では
「あの人もラッパーなんだろうな」
と自動的に認識してしまいやすい、というわけです。
② ビジュアルと空気感が“それっぽい”
- 180cmの長身
- 細身でストリート系の衣装が似合うスタイル
- 目力が強く、目つきが少し鋭いシーンも多い
これだけで、
ヒップホップドラマの画面に出てくると
どうしても“ラッパーっぽさ”が増します。
本職のラッパーたちと並んでも違和感がないのは、
ダンス歴やアクション経験のおかげ かもしれませんね。
③ 作品の中で「ラップしているシーン」がある
ネタバレを避けつつですが、
『MOGURA』では、
- RED HEADの一員としてバトルやライブシーンに出る
- ラップの掛け合いの場面にも登場する
など、ラップをしているように見える場面も出てきます。
「画面の中でラップしている=ラッパー」と
思ってしまうのは、ある意味当然です。
俳優としての経歴と、ヒップホップへのつながり
ここで、
「そもそもどんな俳優さんなの?」というところも軽く整理しておきます。
プロフィールと主な出演作
プロフィールをざっくりまとめると、
- 生年月日:1998年11月5日
- 年齢:2025年時点で26〜27歳
- 出身:東京都
- 身長:180cm
- 特技:剣道(11年・三段)、ヒップホップダンス、アクション
- 所属:真木よう子さんの個人事務所「そよかぜ」
主な出演作としては、
- NHK BS8K『東京プラネタリウム』
- Netflix『今際の国のアリス season2』
- 日テレ『ACMA:GAME アクマゲーム』
- ABEMA『警視庁麻薬取締課 MOGURA』
- そのほか舞台や映画『K.A.F.K.A』など
が挙げられます。
もともとアクションやダンスを活かす役が多く、
そこに今回の『MOGURA』で
「本格HIPHOPドラマ × ラッパー役」が加わった形です。
ヒップホップとの距離が一気に近づいた作品
本人のインスタのコメントを見ると、
波川役を通して、
撮影期間中にかなりラップを聴き込んだことがわかります。
- ラッパーたちと同じ現場に立つ
- “ラッパーの一員”としてカメラの前に立つ
- 役のために、日本語ラップを勉強する
……こうした経験は、
ただの「ヒップホップ好き」を超えて、
かなり濃い“現場のヒップホップ体験”だったはずです。
今後「本当にラッパーとしてデビュー」する可能性は?
では、
「役者じゃなくて、リアルにラッパーとしてマイク握る日は来る?」
ここが気になる人も多いと思います。
現時点では「俳優業がメイン」
今のところ、
- 公式に「ラッパーとしてデビュー」という情報はなし
- 音源リリースや、ラッパー名義の活動も確認されていない
ので、“俳優が本業”という理解でほぼ間違いありません。
ただし、『MOGURA』を見れば分かるように、
立ち姿やカメラ映えはラッパー陣にまったく負けていません。
もし今後、
- 『MOGURA』スピンオフ
- HIPHOP映画の続編
- 音楽プロジェクトとのコラボ
などが動き出したら、
「葛飾心がラップパートも担当」といった展開は、
じゅうぶん“ありそう”ではあります。
ここは、ファンとして
楽しみに妄想しておくゾーンですね。
視聴者としての楽しみ方:ラッパー目線で見る『MOGURA』の葛飾心
じゃあ、
『MOGURA』の中で葛飾心を見るとき、
どこに注目するとより楽しめるのか。
ラッパー目線っぽく、ポイントを3つ挙げてみます。
① 体の使い方と“立ち方”に注目
ラップは「声」だけじゃなく、
- 肩の力の抜け具合
- 手の動かし方
- リズムに合わせた首や体の揺れ
など、体のノリがものすごく大事です。
ヒップホップダンス歴4年+アクション経験がある葛飾心は、
この「ノリ」がとても自然。
- 後ろに立っているだけのシーン
- クルー全員で移動するシーン
でも、ちゃんと“ラッパー空気”を出せているので、
そこを意識して見ると、演技の細かさがよく分かります。
② 本職ラッパーたちとの“温度差ゼロ”な並び方
RED HEADや9門のシーンでは、
- Jinmenusagi
- ELIONE
- Jin Dogg
- Mummy-D
など、ラップ界の猛者たちと肩を並べています。
普通なら、
「あ、この人だけ俳優さんだな」
という“ちょっとした違和感”が出てもおかしくないのですが、
そこがほぼゼロに近いのが面白いところ。
「役者がそこまで近づけている」のか、
「ラッパーたちが役者寄りに合わせてくれている」のか、
そのあたりを想像しながら見るのも楽しいです。
③ 裏切り者・MOGURAとしての表情の変化
物語が進むと、
- 仲間のラッパーから信頼されていたはずの波川が
- 実はMOGURA(潜入側)だとバレてしまい
- Born-Dたちとの関係性が一気に崩れていく
という展開があります。
このときの、
- 罪悪感
- それでも任務を続けなきゃいけない苦しさ
- ラッパーとしての「チーム loyalty(仲間意識)」との板挟み
といった感情が、
表情や目線の演技にギュッと詰まっています。
「ラッパーたちの物語」でもあり、
同時に「俳優・葛飾心の見せ場」でもあるシーンです。
まとめ
ここまでの内容を、簡単にまとめると――
という感じです。
最後のオチ:ラップに憧れた結果…
『MOGURA』を見て、
ガチのラッパーたちと並んで堂々と立つ葛飾心を見ていると、
「なんか俺もラップやってみようかな…」
って、ちょっとだけ思っちゃいませんか?
というわけで、
この記事を書きながら、私もこっそりラップっぽいことを
やってみたんですけど――
「かつしか・しんで 心がキラリン
MOGURA見すぎて 寝不足バタンキュー」
……完全に、
小学生の自由研究レベルの韻しか踏めませんでした。
- 俳優:葛飾心
- ラッパー:『MOGURA』のみんな
- ラップもできる気になったブロガー:私
この三者の間には、
日本海溝より深いスキルの差があることだけは、
ハッキリ分かった気がします。






