結論から先にお伝えすると、
島谷義進選手の進路は「大学」ではなく、Jリーグの水戸ホーリーホック入りでほぼ確定しています。
すでにクラブ公式からも「2026シーズン加入内定」が発表されており、進路としては“プロ一本”を選んだ形です。
この記事では、
- そもそも島谷義進ってどんな選手?
- どうして「大学進学」ではなく「Jリーグ」を選んだのか?
- 加入が内定している水戸ホーリーホックってどんなクラブ?
- プロ1年目はどんな立ち位置になりそうか?
を整理していきます。
島谷義進とは?基本プロフィール
まずは、選手としての“素顔”を整理しておきましょう。
- 名前:島谷 義進(しまたに きしん)
- 生年月日:2008年3月23日
- 身長/体重:およそ174〜176cm/65〜66kg
- ポジション:MF(主にボランチ)
- 所属:流通経済大学付属柏高校(千葉)
- 背番号:4番
- 出身:愛知県(FCフェルボール愛知 → 流経大柏)
高校では、
全国でも名門中の名門である流通経済大柏高校の“ダブル主将”の一人としてチームを引っ張っています。もう一人の主将はDF増田大空選手で、ともにチームの精神的支柱です。
プレースタイルについては、各種メディアでだいたい共通した評価が並びます。
- 圧倒的な運動量
- 球際(ボールを奪い合う場面)の強さ
- 守備での献身性(サボらない守備)
- 中盤での配球センス(パスの散らし方)
- チームのバランスをとる能力(アンカー的存在)
ざっくり言うと、
「激しく戦えて、たくさん走れて、しかも周りも生かせる“現代型ボランチ”」
というイメージです。
進路はどっち?「大学かJリーグか」問題の結論
すでに水戸ホーリーホック加入が“内定”済み
タイトルではあえて「大学かJリーグか?」としていますが、
現時点(2026年1月時点)で進路はほぼ“決着済み”です。
- 2025年9月5日
水戸ホーリーホックが
「流通経済大柏高校・島谷義進選手 2026シーズン加入内定」
を公式発表。
さらに高校サッカー系のメディアでも、
- 「水戸ホーリーホック内定のボランチ」
- 「来季から水戸の青いユニフォームを着る」
といった形で、“水戸入り確定組”として扱われています。
では「大学進学」の可能性は完全になくなった?
Jクラブの「加入内定」は、
よほどのこと(大ケガや本人の大きな事情変更など)がない限り、
そのままプロ入り=水戸ホーリーホック入団と考えていい段階です。
もちろん「絶対100%」と言い切るのは慎重さが必要ですが、
- クラブ公式がリリースを出している
- 高校側・ユース関係者も「Jクラブ内定」として発信している
という状況から、
現実的には「大学進学ルート」ではなく、
高卒でJリーグ(水戸ホーリーホック)に進むと見てよい
と言えるでしょう。
なぜ「大学」ではなく、「プロ(Jリーグ)」を選んだのか?
本人が「絶対に大学には行きません」と明言したインタビューがあるわけではないので、
ここからは “推測を交えた一般論” として読んでください。
① 高校卒業時点で、すでにプロレベルと評価された
水戸ホーリーホックは、J2優勝&J1昇格を決めたクラブです。
そうしたクラブが「高卒即戦力候補」としてオファーを出している、ということは、
- ボール奪取力
- 運動量
- 守備センス
- キャプテンとしてのリーダーシップ
などが、すでにプロの世界でも通用するポテンシャルがあると見られた、ということです。
大学に進学してからプロを目指す選手も多いですが、
「今の自分でもJの舞台で成長しながら戦える」
「プロの環境で4年間過ごすほうが伸びる」
とクラブ・本人双方が判断したからこその“高卒プロ入り”と考えられます。
② 流経大柏で「ダブル主将」を任された人間性
流経大柏のような強豪校で、3年時に“ダブル主将”を託されるというのは、
プレーだけではなく、人間性・リーダーシップを高く評価されている証拠です。
Jクラブにとっても、
- ロッカールームをまとめられるタイプ
- 練習から手を抜かない
- 負け試合のあとに、前を向いてチームを立て直せる
といった選手は、とても貴重です。
「技術+人間性」の両面で“プロ向きだ”と判断されたからこそ、
高校からそのままプロに行くルートが開かれた、と見ることもできます。
③ 本人のコメントから見える「覚悟」
高校選手権やインターハイを取材した記事の中で、
島谷選手は水戸のJ2優勝・J1昇格が決まったことについて、
「プロ1年目から競争のレベルがさらに上がる」としたうえで、
「その中で自分がどれだけ成長できるかが大事」
「最初はうまくいかないことも多いと思うけど、日々成長していきたい」
といった趣旨の発言をしています。
これは、
- 「とりあえずプロ行けるなら行こう」という軽さではなく、
- 「厳しい世界に飛び込んだうえで成長していく覚悟」
を持ったコメントに聞こえます。
このメンタリティであれば、
あえて大学を経由せず、早い段階からJ1の環境に身を置く、という選択は
むしろ自然だと言えるでしょう。
水戸ホーリーホックはどんなクラブ?島谷義進との相性
① 近年じわじわと評価を上げてきたクラブ
水戸ホーリーホックは、茨城県水戸市を本拠地とするクラブで、
長らくJ2で戦ってきましたが、2025シーズンにJ2優勝&J1昇格を達成しました。
「お金が潤沢なビッグクラブ」というタイプではないものの、
- 若手の育成に積極的
- 走力・ハードワークを前提としたサッカー
- 『伸びしろのある選手を預かって育てる』文化
といったイメージが強く、
“伸び盛りのボランチ”にはピッタリの学びの場とも言えます。
② 似たタイプの先輩や、ポジション争いの環境
水戸はここ数年、
- 中盤でよく走るボランチ
- デュエルに強い守備的MF
- ゲームを落ち着かせるレジスタタイプ
など、さまざまな個性のボランチを組み合わせて戦ってきました。
J1昇格に伴い、経験値の高い中盤の補強も進むはずで、
島谷選手は 「いきなり主力」というより、“挑戦者”として飛び込む立場になる可能性が高いです。
ただしこれはマイナスではなく、
「プロ入り直後から、J1レベルの中盤選手たちと日々バチバチにやり合える」
という、むしろ最高の環境とも言えます。
③ 水戸から“ステップアップ”した選手も多数
過去を見ても、
- 水戸で活躍 → J1強豪クラブへ
- 水戸で出場機会をつかむ → 海外へ
というステップを踏んだ選手は少なくありません。
島谷選手が、
- 水戸で試合に出られるレベルに成長
- J1の中で頭ひとつ抜けた存在になる
という流れをつかめば、
その先には日本代表や海外移籍も十分に見えてきます。
プレースタイルを詳しく解説:どんなボランチなのか?
ここからは、各メディアの評価をもとに、
島谷義進というボランチの特徴を、もう少し噛み砕いて説明します。
① 「とにかく走る」「サボらない」守備
- 90分を通して運動量が落ちない
- 相手の攻撃の芽を、早い段階でつぶしに行く
- セカンドボールの回収(こぼれ球を拾う)がうまい
といった要素は、
現代サッカーで一番重宝されるボランチ像のひとつです。
派手なスルーパスやミドルシュートよりも、
- 「そこにいてほしい場所に、ちゃんといる」
- 「危ないところに顔を出してボールを奪う」
という“地味だけど効く仕事”を続けられるタイプだといえます。
② カバーリング能力の高さ
インタビューや記事の中では、
「圧倒的なカバーエリアを誇るアンカー」
という表現も使われています。
これは、
- DFラインとMFラインのあいだのスペース
- サイドバックが高い位置を取った背後
- セットプレー後のこぼれ球のゾーン
など、守備面で“穴になりがちな場所”を、自分の足で消しにいけるという意味です。
こうした能力は、
J1レベルの試合でも“使いやすい”ボランチの条件であり、
監督にとっても重宝されるポイントになります。
③ ボールを落ち着かせる配球センス
守備だけの選手ではなく、
- もらう位置
- ボールの置きどころ
- 右・左・後ろへのパスの選択
が冷静で、チームのテンポをコントロールする役割も担えます。
高校レベルでも、
- 自陣でのビルドアップの起点
- 攻撃と守備の“スイッチ”役
として信頼されていることが伝わってきます。
もし大学に進学していたら?という“たられば”も少しだけ
タイトルに「大学かJリーグか?」と入っている以上、
“もし大学進学を選んでいたら” も少しだけ考えてみましょう。
大学進学のメリット(一般論)
- 体をもう一回り大きくできる
- 4年間かけてゆっくり戦術理解を深められる
- プロに行けなかった場合のキャリアを考えやすい
実際、J1の主力選手でも「大学サッカー出身」はたくさんいます。
それでもプロを選んだ価値
ただ、島谷選手の場合は
- すでにJクラブが「ぜひ欲しい」と評価
- 高校段階で“ダブル主将”
- J1昇格クラブからオファー
という条件を考えると、
「プロ入りの扉が大きく開いていたタイミングで、そのチャンスをつかみに行った」
と受け取るのが自然です。
大学の4年間で成長する道も魅力ですが、
J1の環境で4年積む成長スピードも、同じくらい、あるいはそれ以上に魅力的です。
プロ1年目のリアルな立ち位置予想
では、2026シーズンから水戸に加入したとき、
島谷義進はチームの中でどんなポジションになるのでしょうか。
※ここからは「予想」の話なので、その点ご理解ください。
① いきなりレギュラーは現実的ではない
- 水戸はJ1の舞台に挑むクラブ
- 中盤には経験豊富な選手も多くなる
- 純粋なフィジカル・スピード・判断スピードは、当然プロのほうが上
こういった前提を考えると、
高卒1年目から「フル出場常連」というのは、かなりハードルが高い
と見るのが現実的です。
② カップ戦・途中出場・終盤の試合でチャンスを掴むパターン
よくある成長パターンとしては、
- 練習からアピールを続ける
- ルヴァン杯などのカップ戦、あるいはリーグ戦終盤の途中出場でチャンスをもらう
- 「守備固め」「試合を締める役」としての信頼を得る
- 2年目以降にスタメン争いに本格参戦
という流れです。
島谷選手の
- 守備力
- 運動量
- セカンドボール回収
という武器は、
「1点リードの終盤に試合を締めたい」ときの投入要員として非常に起用しやすい特徴です。
そこで結果を出し続ければ、“スタメンへの道”も一気に現実味を帯びてきます。
将来像:日本代表や海外も射程圏内になりうるタイプ
すべては今後数年の成長次第ですが、
島谷義進の「タイプ」を考えると、
- U-20・U-22日本代表クラス
- 将来のA代表候補
- 守備的ボランチとして海外リーグ挑戦
といったルートも、決して夢物語ではありません。
理由はシンプルで、
- 「走れる守備的ボランチ」は、どのカテゴリでも貴重
- J1でそのタイプとして頭ひとつ抜ければ、代表監督の目に入る
- 日本人ボランチは海外クラブからも“ニーズがあるポジション”
だからです。
もちろん、
- ケガをしないこと
- 日々のトレーニングでどこまで自分を追い込めるか
- 苦しい時期をどう乗り越えるか
といった、人としての成長も欠かせません。
しかし、高校時代から「ダブル主将」としてチームを支えてきた実績を考えると、
メンタル面の土台も十分にある選手と言えるでしょう。
まとめ
最後に、この記事のポイントを整理しておきます。
- 進路はほぼ確定:Jリーグ・水戸ホーリーホック入り
- 2026シーズンからの加入がクラブ公式により発表済み。
- ポジションはボランチ。運動量と守備力が持ち味
- 球際の強さ、セカンドボール回収、カバー範囲の広さが武器。
- 流経大柏で「ダブル主将」を任されたリーダー
- 強豪校で信頼される人間性とリーダーシップは、プロの世界でも大きな武器。
- 大学進学ではなくプロを選んだのは、評価と覚悟の裏返し
- J1に挑むクラブからのオファーを受け、厳しい競争に飛び込む道を選んだと考えられる。
- 1年目からレギュラーは簡単ではないが、「守備固め」「試合を締めるボランチ」としてチャンスあり
- カップ戦や途中出場でのアピール次第で、未来は大きく変わる。
- 将来的には日本代表や海外も視野に入るポテンシャル
- タイプ的に、上のカテゴリで評価されやすいボランチ像を体現している。
これからの“観戦の楽しみ方”提案
この記事を読んでくださったあなたには、ぜひこんな楽しみ方をおすすめします。
- 高校サッカー選手権での島谷義進のプレーをチェックしてみる
- 水戸ホーリーホックの試合や公式SNSで、加入後の様子を追いかける
- 「今日はどんな守備をしているか」「どこでボールを拾っているか」に注目して観る
点を取るストライカーだけでなく、
「目立たないけど効いているボランチ」に目を向けると、サッカー観戦は一気に奥深くなります。
島谷義進という“守備の要”が、
水戸ホーリーホック、そして日本サッカーの未来でどんな存在になっていくのか——。
これから数年間、ぜひ長い目で追いかけていきたい選手です。

