小野光希(おの みつき)さんは、スノーボード・ハーフパイプ女子で「世界トップレベル」と言われている日本人選手です。
- 2004年3月5日生まれ
- 出身地:埼玉県吉川市
- 競技種目:スノーボード女子ハーフパイプ
- 北京2022冬季オリンピックでは9位に入賞
- 2020年ローザンヌ冬季ユースオリンピックで金メダル
- ワールドカップではクリスタルグローブ(種目別総合優勝)を獲得し、通算7勝以上をあげているエース格の存在です
現在は、早稲田大学スポーツ科学部に通う大学生アスリートでもあり、「勉強と世界レベルの競技を両立している選手」としても注目されています。
この記事では、
- 高校・大学などの学歴
- 身長や体格
- 出身地や子どもの頃のエピソード
- 主な成績・経歴
- どんなプレースタイルの選手なのか
を整理していきます。
小野光希のプロフィール一覧(年齢・身長・出身地など)
まずは基本情報を、一覧でザッと確認しておきましょう。
プロフィール
- 名前:小野 光希(おの みつき)
- 生年月日:2004年3月5日
- 年齢:21歳(2026年時点)
- 出身地:埼玉県吉川市
- ホームタウン:埼玉県吉川市(BURTON公式でもそう紹介)
- 競技:スノーボード(ハーフパイプ)
- 所属:BURTON(ボードブランドのチームライダー)
身長・体重
- 2020年の公式プロフィールでは
- 身長:154cm
- 体重:47kg
※身長は成長期のデータなので、現在は多少変わっている可能性もありますが、「比較的小柄な選手」であることは今も変わりません。
学歴(予定を含む)
- 小学校:埼玉県吉川市内の公立小学校(公式には学校名は出ていないが、市内小学校とされることが多い)
- 中学校:吉川市立中央中学校
- 高校:成立学園高等学校(東京都北区)
- 大学:早稲田大学 スポーツ科学部(2022年4月入学)
このように、「埼玉県吉川市出身 → 東京の私立高校 → 早稲田大学スポーツ科学部」という流れで進学していることがわかります。
出身地は埼玉県吉川市|地元に愛される「吉川のヒロイン」
小野光希さんの出身地は、埼玉県の東部にある吉川市です。川や田んぼも残る、のんびりしたベッドタウンのイメージが強い街ですが、ここから世界レベルのスノーボーダーが生まれました。
吉川市の公式サイトでは、何度も光希さんの特集が組まれています。
- 2018年のジュニア世界選手権で優勝したとき、中学生の光希さんが市長を表敬訪問
- 「オリンピックに必ず出ます!」と宣言していた様子が紹介されている
このとき市長は、「小さな頃から目指してきたオリンピックに必ず出ます、と力強く話してくれた」と振り返っています。
さらに2025年には、シーズン報告のために再び市役所を訪れ、成長した姿を見せています。
そして2026年、イタリアで開かれるミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの日本代表に決まった際も、吉川市のサイトで「吉川市在住の小野光希選手が代表に選出」と大きく紹介されています。
地元としても、まさに「街の誇り」として応援している存在だと言えますね。
スノーボードとの出会い|なんと3歳から板に乗っていた!
吉川市の広報やインタビューによると、光希さんがスノーボードを始めたのはなんと3歳ごろ。
- 幼い頃から家族に連れられて雪山へ
- 小学生になるころには、ハーフパイプにも挑戦
- 小学5年生でプロ資格を取得した、という紹介もあります
普通の感覚で考えると、「小5でプロ」と聞いただけで、どれだけ早熟な才能かわかりますよね。
中学時代:吉川市立中央中で世界チャンピオンに
中学校は、地元・吉川市の吉川市立中央中学校。
この中学時代に、すでに世界レベルの結果を残しています。
- 2018年:FISスノーボード・ジュニア世界選手権 ハーフパイプ優勝
- 2019年:同大会ハーフパイプ連覇
吉川市の公式ページでも、「ジュニア世界選手権優勝は中央中3年生のとき」とはっきり書かれており、世界一の報告のために市長室を訪れたエピソードが紹介されています。
中学生の段階で「世界一」を経験しているあたり、やはり規格外の選手と言えます。
高校時代:成立学園高校で競技に打ち込む日々
高校は、東京都北区にある成立学園高等学校。アスリートコースも持つ、スポーツに力を入れている学校です。
公式プロフィールでも「出身校:成立学園高校」と明記されています。
高校時代は
- 国内外のワールドカップに参戦
- ジュニアではなく、シニアの世界で戦い始める
- 2020年ローザンヌ冬季ユースオリンピックに出場し金メダル
と、一気にステージが「世界のトップレベル」へ上がっていった時期です。
また、新潟県などハーフパイプのあるスキー場へ、週末ごとに通って練習していたという記事もあり、埼玉からの長距離移動を続けながら実力を磨いていたことがわかります。
「平日は東京都内の高校に通い、週末は雪山へ遠征」という生活を、高校生のころから当たり前のように続けていたわけです。
大学は早稲田大学スポーツ科学部|勉強と世界トップの両立
高校卒業後、2022年4月からは早稲田大学スポーツ科学部に進学しています。
早稲田の公式サイトによると、
- 2022–23シーズンのFISワールドカップ・ハーフパイプで3戦連続優勝
- 種目別総合優勝(クリスタルグローブ獲得)
- 全4戦すべてで表彰台に立つ安定感
という、驚くような成績を大学1年生のシーズンで残しています。
また、リクルート財団の奨学生インタビューでは
- 大学の授業やレポートと、海外遠征・練習をどう両立しているか
- 競技だけでなく、人としても成長したいと考えていること
などが語られており、「ただ強いだけでなく、頭も使って自分のキャリアを作っている選手」という印象を受けます。
身長154cm・比較的小柄な体格をどう生かしている?
公式プロフィールでは、身長154cm・体重47kg(2020年時点)とされています。
世界のハーフパイプ選手と比べると、体格的には小柄な方です。
しかし、吉川市の広報記事では、光希さん自身が
「身体の大きな外国人選手に比べて、私は気持ちの強さで勝っている」
と話していたと紹介されています。
小柄だからこそ
- 空中で体をコンパクトにまとめやすい
- 回転スピードを上げやすい
- 軽さを生かしたキレのある動きができる
といったメリットもあり、そこに「メンタルの強さ」や「技の精度」が合わさることで、世界トップレベルの演技につながっています。
実際に大会レポートでも、
- 高さ(ハイエア)
- 高回転スピン
- 安定したラン
がそろった、完成度の高い滑りが評価されていると紹介されています。
「体格的なハンデを、技術とメンタルで上回る」タイプの選手と言えるでしょう。
主な経歴・戦績をやさしく整理
ここからは、難しい専門用語はできるだけ避けつつ、主な戦績を時系列でまとめます。
ジュニア時代(中学〜高校)
- 2018年
- FISスノーボード・ジュニア世界選手権 ハーフパイプ 優勝(ニュージーランド・カードローナ)
- 2019年
- 同大会 ハーフパイプ 2連覇(スイス・レザン)
- 2020年
- ローザンヌ冬季ユースオリンピック 女子ハーフパイプ 金メダル
このあたりで、すでに「ジュニアでは敵なし」というレベルになっていたことがわかります。
シニア転向後〜北京オリンピック
- 2019–20シーズン
- ワールドカップ初参戦
- カルガリーの大会で2位に入るなど、シニアでも通用する実力を見せる
- 2022年
- 北京2022冬季オリンピック 女子ハーフパイプに出場し9位(決勝進出)
北京五輪ではメダルには届きませんでしたが、まだ10代で決勝まで勝ち上がったこと自体、大きな経験になったと語っています。
ワールドカップ総合優勝・世界のトップへ
- 2022–23シーズン
- ワールドカップ・ハーフパイプで3戦連続優勝(ラークス、マムモスマウンテン、カルガリー)
- ハーフパイプ種目別総合優勝(クリスタルグローブ獲得)
- パーク&パイプ総合でも1位(全体の年間王者)
- 2023年 世界選手権
- ハーフパイプで銅メダル
- 2023–24シーズン
- 再びラークス、マムモスマウンテン、カルガリーでのワールドカップを制し、「2年連続で3連勝」を達成
- ハーフパイプ種目別総合優勝(2年連続)
- 冬季Xゲームズ・アスペン2024ではスーパーパイプで銀メダル
- 2025年 世界選手権
- エンガディン大会のハーフパイプで再び銅メダル(世界選手権2大会連続メダル)
- 2025–26シーズン
- 2026年1月のアスペンW杯で通算7勝目をあげたとFISが紹介
つまり、「ワールドカップでは何度も優勝し、世界選手権でも2大会連続でメダルを獲得する選手」ということになります。
女子ハーフパイプの中でも、間違いなく“世界のトップグループ”にいる存在だといえます。
どんな滑りをする選手?スタイルと強さのひみつ
ボードブランドBURTONのチームページでは、光希さんを
- ハイエア(高いジャンプ)
- 高回転スピン
- スタイル(カッコよさ)の三拍子がそろった、次世代を代表するライダー
と紹介しています。
大会レポートを読むと、
- 1本目から大技を組み込んだ完成度の高いランを決める
- 難度だけでなく、安定感も抜群
- プレッシャーのかかる場面でも、しっかりまとめ切るメンタルの強さ
と評価されることが多いです。
吉川市長とのエピソードでも、「結果を出すには気持ちの強さが大事」と話していたと紹介されており、メンタル面の強さは本人も意識しているポイントのようです。
簡単にまとめると、
- 高さ(ハイエア)
- 回転の難しさ(トリックの難度)
- 安定感(ミスの少なさ)
- メンタルの強さ
この4つが、世界トップレベルの結果を支えていると言えそうです。
人柄・性格は?インタビューから見える素顔
インタビュー記事などから伝わってくる小野光希さんの人柄は、
- 落ち着いていて、受け答えがしっかりしている
- 結果に満足しつつも、「ここで満足したくない」と常に上を見ている
- 家族や周りのサポートへの感謝をよく口にする
といった印象です。
SNSでは、試合の報告だけでなく、
- 一緒に戦っている仲間へのリスペクト
- 応援してくれる人たちへの「ありがとう」
などのコメントも多く、「応援したくなる選手だな」と感じさせてくれます。
ミラノ・コルティナ2026オリンピック代表にも内定済み
2026年2月開催のミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックでは、すでにスノーボード女子ハーフパイプ日本代表に選出されています。
- 北京2022では10代で9位入賞
- その後、世界選手権で2大会連続銅メダル
- ワールドカップでは何度も優勝し、グローブ(年間王者)も獲得
という成長曲線を考えると、「ミラノ・コルティナではメダル候補の一人」と言っていいでしょう。
まとめ
最後に、この記事の内容を整理しておきます。
- 出身地・基本プロフィール
- 埼玉県吉川市出身のスノーボード女子ハーフパイプ選手
- 2004年生まれの21歳(2026年時点)
- 身長は154cm(2020年時点の公式情報)と小柄ながら、世界トップで戦っている
- 学歴・所属
- 中学:吉川市立中央中学校
- 高校:成立学園高等学校(東京・北区)
- 大学:早稲田大学スポーツ科学部で、勉強と競技を両立
- 主な実績
- ジュニア世界選手権 2連覇
- ローザンヌ冬季ユースオリンピック 金メダル
- 北京2022オリンピック 9位
- ワールドカップ・ハーフパイプで複数回の総合優勝&通算7勝以上
- 世界選手権ハーフパイプで2大会連続銅メダル
- 特徴・スタイル
- 小柄な体格を生かした高回転・キレのあるトリック
- 高さ・難度・安定感がそろった完成度の高い滑り
- 「気持ちの強さ」を武器に、プレッシャーの中でも自分の滑りを出せるメンタル
- 今後の注目ポイント
- ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック日本代表に選出済み
- すでに世界トップクラスの実績があり、「金メダル候補」としての期待も高い
読者へのひとこと
- 「最近スノボに興味を持った」
- 「日本人選手で誰を応援しようかな?」
という方にとって、小野光希さんは、間違いなく覚えておきたい選手です。
体格的には決して恵まれているとは言えない中で、努力と工夫、そして気持ちの強さで世界のトップに登りつめようとしている姿は、競技に詳しくない人にもわかりやすい「ストーリー性」があります。
これからテレビ中継やニュースで「スノーボード女子ハーフパイプ」が映ったら、ぜひ
「あ、これが小野光希か」
と思い出して、彼女の高さ・回転・着地のキレ、そして笑顔にも注目してみてください。きっと、観戦がぐっと楽しくなるはずです。
