この記事では、
- 鈴木萌々ってどんな選手?
- これまでの主な戦績
- 海外メディアの記事からわかる評価
- SNSやファンのリアクションの傾向
- 同世代の日本人ライダーの中での立ち位置
- 2026年ミラノ・コルティナ五輪に向けた期待
などを解説していきます。
鈴木萌々ってどんな選手?
まずは基本情報から整理しておきましょう。
- 2007年10月29日生まれ
- スノーボードの「スロープスタイル」と「ビッグエア」を得意とする
- 3歳の頃からスノーボードを始めた“ボード歴めちゃくちゃ長い”選手
- 10代前半でプロ資格を取得
- 全日本ジュニア選手権で連続銀メダルなど、国内ジュニアで早くから頭一つ抜けた存在
日本代表の公式プロフィールでは、新潟市出身として紹介されています。一方で、アメリカのアクションスポーツイベント「X Games Aspen」の選手紹介では、両親もスノーボーダーの“二世ライダー”で、宮城県仙台市を拠点にしているという書き方もされています。
このあたりは「生まれは新潟、育ちは仙台」といったパターンかもしれませんが、いずれにしても幼い頃から雪と一緒に育ってきた“生粋のスノーボーダー”ということがわかります。
どれくらい強いの? 主な戦績をざっくり整理
海外の反応を見るとき、「そもそもこの人どれくらい強いの?」という前提が大事です。主な国際大会の結果を、ざっくり日本語でまとめるとこんな感じです。
ジュニア世界選手権で銀メダル
2024年のジュニア世界選手権(イタリア・リヴィーニョ)女子ビッグエアで 銀メダル を獲得しています。
世界中から次世代の有望なライダーが集まる大会なので、ここでメダルを取るということは、「将来のワールドカップやオリンピックの主役候補」として世界に名前を覚えられるきっかけになります。
ワールドカップで複数回の表彰台
24–25シーズンのスノーボードW杯では、オーストリア・クラーゲンフルトと、アメリカ・アスペンで行われたビッグエアで 2戦連続の3位表彰台 に乗っています。
世界トップ選手が集まる場で、10代の選手が何度も表彰台に上がるのはかなりインパクトのあることです。
世界選手権でもメダルに肉薄
2025年のスノーボード世界選手権・女子ビッグエアでは、金・銀・銅すべて日本勢が独占し、そのすぐ後ろの 4位 に入ったのが萌々です。海外メディアの記事では「日本女子が表彰台を独占し、さらに4位にもSuzukiが入り、日本のビッグエア支配を象徴する結果になった」といった書き方をされています。
数字だけ見ても、
- ジュニアの世界大会で銀メダル
- シニアのワールドカップで複数回の表彰台
- 世界選手権で4位(日本勢メダル独占のすぐ後ろ)
ということで、海外から見ても「将来のメダル候補」として無視できない存在になっています。
海外メディアはどう紹介している?
「海外の反応」と聞くと、SNSのコメントを思い浮かべる人も多いと思いますが、まずは公式サイトやニュース記事の書き方を見てみましょう。その国のメディアがどう紹介しているかで、「どれくらい注目されているか」が見えてきます。
FIS(国際スキー・スノーボード連盟)の評価
スノーボードの国際大会を運営している FIS の公式サイトでは、ジュニア世界選手権やワールドカップのレポートの中で、萌々の名前がしっかり取り上げられています。
ジュニア世界選手権のレポートでは、
- 優勝したアメリカの選手
- 2位のMomo SUZUKI
- 3位のイギリスの選手
という順番で結果を紹介していて、「日本のSuzukiが銀メダル」と、結果だけでなく名前もきちんと書かれています。
また、世界選手権や新しいシーズンの展望記事では、「ビッグエアで日本女子が圧倒的な強さを見せている」として、村瀬心椛や岩渕麗楽、福田茉莉と並んで、「世界選手権で4位に入ったSuzuki」といった形で名前が出てきます。
つまりFIS的には、「日本女子ビッグエア“黄金世代”の一員」として、しっかり覚えられている、という感じです。
X Gamesの選手紹介
アメリカのアクションスポーツの祭典「X Games」は、スノーボード界にとってオリンピックと並ぶ“特別な舞台”です。
X Gamesの公式サイトの選手プロフィールでは、
- 両親もスノーボーダーという“二世ライダー”
- 3歳でボードデビュー
- 11歳からエアバッグで本格的なジャンプ練習を開始
- ジュニア世界選手権のビッグエアで2位
- 2025年シーズンにワールドカップで2度の3位表彰台
といった形で、かなり細かく経歴が紹介されています。
X Gamesに出るライダー全員が、ここまで詳しく紹介されるわけではないので、
「まだ10代だけど、すでに“要注目の新星”として扱われている」
というニュアンスが伝わってきます。
欧州メディアの見方:「日本女子強すぎ問題」の象徴の一人
スイスのニュースサイトなどでは、世界選手権ビッグエアで日本勢が金・銀・銅を独占した際、
「4位のMomo Suzukiまで含めて、日本人がトップ4を占めた」
という書き方がされています。
ここでは、萌々個人よりも、「日本女子ビッグエアの層の厚さ」を語る文脈で名前が出てきます。
つまり、
- 村瀬心椛
- 岩渕麗楽
- 福田茉莉
- 鈴木萌々
といった選手たちがセットで「日本女子、強すぎない?」と驚かれている流れです。
海外メディアが評価する「鈴木萌々の強み」
海外の記事や結果の紹介文をざっくり読むと、萌々に対する評価は次のようなポイントに集約されていきます。
① 高難度スピンを“当たり前”のように決める
ビッグエアでは、回転数の多いトリックほど高得点になります。
ジュニア時代から、1080(3回転)クラスのトリックを安定して決めていることもあり、「技の難度が高い10代ライダー」として認識されています。
世界大会の映像では、アプローチから踏み切りまでのスピードがあり、空中での回転もスムーズなので、解説者が「クリーン」とか「グッドスタイル」とコメントするシーンも多いタイプのライディングです。
② 安定感とメンタルの強さ
ジュニア世界選手権でメダルを獲り、その後のワールドカップでも表彰台を繰り返していることから、「一発屋ではなく、シーズン通して結果を出せるライダー」として評価されています。
特にX GamesやW杯の大きな大会で初出場から上位に入ると、海外の解説はよく「プレッシャーの中でも自分のライディングができている」といったコメントをします。萌々もまさにそのタイプで、
- 予選でしっかり決めて決勝に進む
- 決勝でも大崩れせず、表彰台争いに絡む
というパターンが多く、「若いのに落ち着いている」という印象を持たれているようです。
③ “日本女子ビッグエアの新しい顔”の一人
欧州や北米のメディアでは、女子ビッグエアと言えばまず
- 村瀬心椛
- 岩渕麗楽
といった、すでにオリンピックメダルやX Games優勝経験のある選手が名前として挙がります。
その次に、福田茉莉や萌々といった若手の名前がセットで出てくることが多く、「次の五輪までにさらに伸びてきそうな選手たち」という扱いです。
イギリスのスノースポーツ関連サイトでは、女子ビッグエアの大会結果紹介の中で、優勝した Mia Brookes を称賛しつつ、「日本のライダーMomo Suzukiが3位に入った」と書かれており、「日本勢の層の厚さを象徴する一人」として紹介されています。
SNSやファンのリアクションは?(傾向レベルで)
SNS上のコメントは、一つ一つを正確に拾うのは難しいのですが、X GamesやW杯のハイライト動画、インスタのリールなどをざっと眺めていくと、萌々に対してはだいたい次のようなリアクションが多い印象です。
「Japan so strong」「Japanese girls are killing it」
世界選手権やワールドカップで日本女子が上位を独占したとき、海外ファンのコメント欄では
- 「Japan so strong」
- 「Japanese girls are killing it(日本女子がやりたい放題だ)」
といった反応が目立ちます。そこに、表彰台や4位に入っている萌々の名前もセットで語られている形です。
「スタイルがきれい」「若いのに攻めてる」
ビッグエアの動画では、トリックの難度だけでなく、「スタイル(見た目の美しさ)」もファンが気にするポイントです。
- 空中での体の形がきれい
- 着地がスムーズで流れがある
- スピードを殺さずに次のセクションに入っていく
こういった部分が好まれやすく、萌々のランに対しても「スタイルがきれい」「若いのに攻めるね」といったポジティブなリアクションが多い傾向があります。これは実際、FISの結果一覧やX Gamesの招待状況を見れば、「ただ技が難しいだけではなく、ジャッジに評価される滑り方をしている」ことからも裏付けできます。
「日本からまた新しいスターが出てきた」
すでに海外では、Zoi Sadowski-Synnott や Mia Brookes のような、10代から大技をバンバン決めるスター選手が知られています。
そうした文脈の中で、「日本からもまた新しい10代のスターが出てきた」というニュアンスで、萌々の名前が上がることがあります。特に、
- ジュニア世界選手権で銀
- 世界選手権で4位
- W杯で複数回の表彰台
という“階段を一段ずつ登っている”ストーリーは、海外メディアが好んで紹介するパターンなので、「rising star(新星)」という言い回しとセットで語られやすい選手です。
他の日本人ライダーとの比較で見える「立ち位置」
海外から見たとき、鈴木萌々は日本女子ビッグエア/スロープスタイルの中で、どんなポジションにいるのでしょうか。ざっくり整理すると、こんなイメージです。
- 村瀬心椛、岩渕麗楽
→ すでにオリンピックや世界選手権でタイトルを持つ“看板スター” - 福田茉莉
→ W杯で優勝争いをする実力者、“次の看板候補” - 鈴木萌々
→ ジュニア世界選手権メダル+W杯複数回表彰台+世界選手権4位の“台頭中の新星”
海外記事の中では、名前の出てくる順番はどうしても実績の大きい選手からになりますが、その「並び」の中に萌々の名前が入っている時点で、かなり高い評価と言えます。
また、沖縄タイムスなどの報道では、ミラノ・コルティナ五輪のビッグエア日本代表として、村瀬・岩渕・深田茉莉と並んで萌々の名前が挙がっており、「オリンピックレベルの枠組みの中で語られる存在」になっていることがわかります。
2026年ミラノ・コルティナ五輪に向けた海外の期待
2026年の「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック」が近づくにつれ、海外メディアは「誰がメダル候補か」を予想する記事を多く出します。
すでに、アメリカや欧州のニュースサイトでは、
- 「女子ビッグエアでは日本勢が強い。村瀬心椛、岩渕麗楽、福田茉莉に加え、Momo Suzukiも名前を連ねる」
- 「日本チームの層の厚さが、ミラノ・コルティナ五輪での最大の脅威になる」
といった形で、萌々の名前が“要注意人物リスト”の一人として挙がっています。
さらに、X GamesやW杯のような「世界中のトップが集まる大会」に継続的に出場していること自体が、「日本国内の期待だけでなく、世界的にも“次の五輪の主役候補の一人”として見られている」証拠と言えるでしょう。
まとめ:海外の反応を一言で言うと?
ここまでの内容をギュッとまとめると、鈴木萌々に対する海外の反応は、おおむねこんな感じです。
- 実力への評価はかなり高い
- ジュニア世界選手権の銀メダル
- W杯での複数回の表彰台
- 世界選手権4位
という実績から、「ただの若手」ではなく「メダル争いに絡めるレベルの選手」として認識されています。
- “日本女子ビッグエア黄金世代”の一員として注目されている
村瀬心椛・岩渕麗楽・福田茉莉らと一緒に、日本女子ビッグエアの層の厚さを語るときに、必ずと言っていいほど名前が出てきます。 - スタイルと安定感を兼ね備えた“新星”
高難度スピンをクリーンに決めるスタイルや、大きな大会で安定して結果を出している点が好意的に評価され、「rising star(新星)」として紹介されることが多いタイプの選手です。 - ミラノ・コルティナ五輪に向けた“要注意ライダー”
海外メディアの「五輪展望記事」や「シーズン展望」で名前が挙がることから、次の五輪でメダルを狙える存在として、すでにチェックされていると言っていいでしょう。
おわりに:日本から応援している私たちにできること
海外の反応をざっと眺めてみると、鈴木萌々は
「世界がちゃんと名前を覚えている10代のトップライダー」
というポジションにいることがわかります。
日本からできる一番シンプルな応援は、
- テレビや配信で大会を観る
- 大会名+選手名で検索して情報を追いかける
- 公式SNSや応援サイトをフォローする
といったところです。
ミラノ・コルティナ五輪に向けて、海外のファンやメディアがどんなふうに萌々を語るのか。
そして、その期待を実際の結果でどう上回っていくのか。
今から少しずつ追いかけていくと、五輪本番を何倍も楽しめるはずです。







