「旅田卓宗(たびた たくそう)」という名前、和歌山のニュースで見かけて「誰?」と思った人も多いはず。
結論から言うと、旅田卓宗さんは和歌山市長を4期務めた元政治家です。
収賄事件で服役した過去がありながら、80歳を前にまた市長選に出馬するという、なかなか波乱万丈な経歴の持ち主です。
この記事では、旅田さんがどんな人なのか、そして家族についてどこまで公表されているのかを、わかっている事実だけをもとに整理してお伝えします。
旅田卓宗さんってどんな人?
まずは基本のプロフィールから見ていきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1945年4月4日 |
| 出身 | 和歌山県 |
| 前職 | 警察官 |
| 主な経歴 | 和歌山市議(3期)→和歌山県議(3期)→和歌山市長(4期) |
| 特徴 | 「和歌山の風雲児」「選挙アニマル」と呼ばれた |
もともとは警察官でした。
でも1969年、政治家を目指して警察官を辞職します。
1971年に和歌山市議会議員として初当選し、そこから県議、市長へとステップアップしていきました。
1986年、41歳の若さで和歌山市長選に初当選。
当時、都道府県庁所在地の市長としては最年少だったそうです。
市長時代のエピソードが濃すぎる
旅田さんの市長時代は、とにかくエピソードが多いです。
1993年、浄化槽の清掃業者が一斉ストライキを起こしたことがありました。
この時、旅田さん自身がバキュームカーを運転して、清掃作業をしたそうです。
市長が自らバキュームカーのハンドルを握る、というのはなかなか聞かない話ですよね。
市長時代の主な出来事
- 1986年:初当選(当時最年少の市長として話題に)
- 1990年:2期目当選
- 1993年:浄化槽ストライキで自らバキュームカーを運転
- 1994年:3期目当選、その後知事選に挑戦するも落選
- 1999年:出直し市長選で4期目当選
4期にわたって市長を務めた一方で、選挙のたびに何かと話題になる人でもありました。
収賄事件と獄中からの立候補
旅田さんの経歴で外せないのが、2003年の収賄事件です。
和歌山市が料理旅館を買い取る際、所有者から現金300万円を受け取ったとされる収賄容疑で逮捕されました。
ここからの展開がすごいのですが、逮捕・起訴されたまま同年4月の市議選に「獄中立候補」して、トップ当選を果たしています。
拘置されたまま選挙に出て、しかもトップで当選するというのは、かなり異例のことです。
その後、背任容疑でも再逮捕され、2005年に懲役4年の実刑判決を受けました。
本人は一貫して「無実」を主張していて、裁判で最高裁まで争いましたが、2010年に上告が棄却され、収監されています。
2013年、刑期を終えて和歌山市に戻りました。
出所後はカラオケ喫茶の店長に
出所後の旅田さんの生き方も、また独特です。
2015年、和歌山市内でカラオケ喫茶を開いています。
そこで店長として働きながら、お客さんの人生相談に乗っていたそうです。
元市長がカラオケ喫茶の店長で人生相談、というのもなかなかのギャップです。
この間もブログやSNSで発信を続け、政治への関心を失っていなかったことがうかがえます。
2026年、80歳での市長選出馬表明
2023年6月、旅田さんは自身のFacebookで「3年後に市長選へ出馬する」と表明しました。
そして実際に2026年3月11日、和歌山市長選への立候補を正式に表明しています。
この時点で80歳です。
会見では、人口減少への対策や、産業の地方分散、高齢者向けの交通手段の整備などを訴えました。
過去の収賄・背任事件についても改めて問われ、「私は無実と確信している」と述べています。
妻や息子、弟など家族は公表されている?
ここが気になっている人も多いと思うので、はっきり書いておきます。
結論としては、旅田さんの家族について、公式に詳しく公表されている情報はほとんど見つかりませんでした。
わかっている範囲の事実だけを整理します。
公表されている家族関連の事実
- 両親は稲荷永一さんと花子さん(旅田さんはこの2人の子)
- 4人兄弟の3番目として生まれた
- 1948年に両親が離婚し、母方の姓「旅田」を名乗るようになった
- 幼名は「卓三」で、後に「卓宗」へ改名した
- 2005年7月、3人目の妻と離婚したという記録がある
妻については、少なくとも3度目の結婚をしていて、2005年に離婚したという事実は記録に残っています。
ただし、妻の名前や馴れ初め、子どもの有無などについては、公になっている情報が見当たりませんでした。
息子についても、公表されている情報は確認できていません。
兄弟についても、「4人兄弟の3番目」ということ以外、具体的な名前や近況などは公表されていないようです。
政治家としての経歴や事件についての情報は非常に多い一方で、プライベートな家族関係についてはあまり語られていない、というのが実際のところです。
よくある質問
Q. 旅田卓宗さんは今も政治家なの?
収賄事件で市議を自動失職した後、しばらくは公職についていませんでした。
ただし2026年に和歌山市長選への立候補を表明していて、現在は選挙に向けて活動中です。
Q. なぜ「選挙アニマル」と呼ばれているの?
市議・県議・市長・知事選・衆院選と、何度も選挙に挑み続けてきたことや、獄中からの立候補でトップ当選したことなど、選挙にまつわるエピソードが非常に多いためです。
Q. 収賄事件について、旅田さん本人はどう説明している?
一貫して「無実」を主張しています。
裁判では有罪が確定しましたが、本人は現在も冤罪だという立場を崩していません。
Q. 家族の詳しい情報はどこかで見られる?
現時点で、信頼できる情報源から家族の詳細(妻の名前や子どもの有無など)を確認することはできませんでした。
今後、本人の発信やメディアの取材で新たに明らかになる可能性はあります。
まとめ
旅田卓宗さんは、和歌山市長を4期務めた元政治家です。
バキュームカーを自ら運転したエピソードや、収賄事件での獄中立候補・トップ当選など、良くも悪くもインパクトの強い経歴を持っています。
収賄・背任事件で服役し、政治生命は一度絶たれたかに見えましたが、出所後はカラオケ喫茶の店長として第二の人生を歩み、2026年には80歳で再び市長選への挑戦を表明しました。
一方で、妻や息子、兄弟といった家族についての詳しい情報は、現時点ではほとんど公表されていません。
わかっているのは、両親の名前や兄弟が4人いたこと、そして2005年に3人目の妻と離婚したという事実くらいです。
今後の選挙戦の中で、本人の口から新たな話が出てくるかもしれません。

