伊藤大志は、どこの中学出身で、どうやってNTT西日本の実業団ランナーになったのか。
箱根駅伝や全国男子駅伝で名前を聞いて、「中学どこ? 進路どうなった?」と気になっている人は多いと思います。
この記事では、
- 出身地・中学・高校・大学
- 中学時代の成績
- 佐久長聖→早稲田大→NTT西日本という進路
- 走りの特徴や、今後どんな選手になりそうか
をまとめていきます。
まずはざっくりプロフィール
はじめに、伊藤大志選手の基本情報を整理しておきます。
- 名前:伊藤 大志(いとう たいし)
- 生年月日:2003年2月2日
- 出身地:長野県駒ヶ根市
- 出身小学校:赤穂小学校(長野県)
- 出身中学:駒ヶ根市立赤穂中学校(長野県)
- 出身高校:佐久長聖高校(長野県・駅伝の強豪校)
- 大学:早稲田大学(競走部・駅伝主将)
- 所属実業団(現在):NTT西日本 陸上競技部(2025年4月加入)
- 自己ベストの一例:5000m 13分28秒台、10000m 28分台 など(学生トップレベルの記録)
2026年1月時点では、まだ22歳(もうすぐ23歳)。
すでに学生時代から日本トップクラスですが、年齢を考えると「これからが本番」というタイプの選手です。
出身はどこ?――長野県駒ヶ根市生まれ
駒ヶ根市出身の「山に強い」ランナー
伊藤大志選手は、長野県駒ヶ根市の出身です。
駒ヶ根市は、中央アルプスのふもとにある自然豊かなまちで、標高も高く、冬はかなり冷え込みます。
こうした「山と寒さ」の環境は、長距離ランナーにとっては体力づくりにぴったりの場所です。
実際に、
- 箱根駅伝の山登り(5区)
- 都道府県対抗男子駅伝(広島)の一般区間
など、“タフさ”が問われる場面で結果を出してきたのも、こうした環境で育ったことが関係していると考える人も多いです。
中学はどこ?――駒ヶ根市立赤穂中学校
「伊藤大志 中学」で検索する人の答え
サジェストに出てくる
「伊藤大志 中学」
というキーワードの答えはシンプルで、
長野県 駒ヶ根市立 赤穂中学校
です。
NTT西日本陸上部の公式インスタや、陸上専門メディアのプロフィールでも
「赤穂小 → 駒ヶ根赤穂中 → 佐久長聖高 → 早稲田大」
と紹介されています。
陸上を始めたきっかけは「消去法」
伊藤選手が陸上を始めたのは、小学校2年生ごろ。
きっかけは、ちょっとおもしろいエピソードです。
球技は苦手、水泳も苦手、勉強もしたくない。
手先も器用じゃないし、音楽も…。
じゃあ残ったのが陸上。「消去法なんですよね」。
と本人が語っています。
最初は短距離から始めて、小5くらいから長距離にも取り組みます。
「特別なドラマチックな理由」ではなく、
「他にやることがなくて選んだ陸上」
だったのが、ここまで伸びたというのが面白いポイントです。
中学時代から全国レベルの成績
とはいえ、才能はすぐに開花します。
- 中1:県内の大会で上位に入るようになる
- 中2:都道府県対抗男子駅伝の候補選手に選ばれる
- 中3:全日本中学陸上(全中)3000mで5位、ジュニアオリンピックA3000mで2位
すでにこの段階で、「全国でも名前を覚えられるレベル」の選手になっていました。
高校は佐久長聖高校――駅伝の名門でエース格に
なぜ佐久長聖を選んだのか
中学で全国レベルまで成長した伊藤選手は、進路として、
長野県内の駅伝名門 佐久長聖高校 を選びます。
月陸Onlineのインタビューによると、
- 「長距離で高校に行くなら、やっぱり佐久長聖だと思った」
- 「うちは厳しいぞ、それでも来るなら覚悟してこい」と言われたが、「どこまでできるか試してみたい」という気持ちが勝った
と話しています。
「きつそうだけど、挑戦したい」
というマインドが、ここではっきり見えますね。
寮生活の中で人としても鍛えられる
佐久長聖では、多くの選手が寮生活。
練習も生活も厳しいことで有名ですが、伊藤選手は
想像通り厳しかったけれど、「やめたい」と思ったことは一度もない
と振り返っています。
- 競技の結果だけでなく、「人間性」を重視して指導される
- 練習メニューは与えられるが、「どれだけやるか」は自分で判断する
- コーチからは「材料は用意する。どう調理するかは自分次第」と言われる
こうした環境で、自分で考えて動く力が身についたといいます。
高校時代の主な実績
高校時代の実績は、かなりのものです。
- 全国高校駅伝に3年連続出場
- 高3の全国高校駅伝では1区区間5位
- 国体少年A5000mで3位
- 5000mで13分36秒57(高校歴代2位=当時)
この5000mの記録は、同世代トップクラスどころか、
「高校生として歴代レベルのタイム」で、
大学や実業団からも注目される存在でした。
大学は早稲田大学――駅伝主将としてチームを引っ張る
スーパールーキーとして早稲田へ
2021年春、伊藤選手は早稲田大学に進学します。
高校時代の実績から、「スーパールーキー」として大きな期待を受けました。
- 入学直後から、出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝という「学生三大駅伝」のメンバーに入る
- 少数精鋭の早稲田チームの中で、1年生から主力扱い
という、かなりハードなポジションでした。
箱根駅伝での走り
箱根駅伝の公式記録では、主に山登りの5区や平地の7区を任されています。
- 第98回大会:5区 11位(山登り)
- 第99回大会:5区 6位(山登り)
- 第101回大会:7区 11位
「山の伊藤」というイメージが強いですが、
4年生のシーズンでは、平地区間で勝負したいという思いも語っていました。
駅伝主将としての姿
4年時には、早稲田大学競走部の駅伝主将を務めました。
- 自分が走らない大会でも、沿道やスタンドで声を枯らして応援
- 夏合宿後の日本インカレ5000mでも、日本人トップの2位でフィニッシュ(学生トップクラスの意地)
- 「駅伝はチームの結果が一番」「どの区間でも、チームに必要なら走る」と語る
強いのに、自分よりチームを優先するタイプのキャプテン像が印象的です。
卒業後の進路――NTT西日本の実業団ランナーへ
ここからが、サジェストにある
- 「伊藤大志 進路」
- 「伊藤大志 実業団」
に対する答えの部分です。
2025年4月、NTT西日本に加入
2025年4月、伊藤選手はNTT西日本 陸上競技部に加入しました。
- NTT西日本は、ニューイヤー駅伝に何度も出場してきた名門チーム
- チームスローガンは「復活と奮起」(近年は予選会で惜しくも敗れる年もあり、再び全国上位を目指している)
陸上専門メディアでも、
「早稲田大駅伝主将の伊藤大志が、NTT西日本に加入」とニュースになる
くらい注目されていました。
実業団で求められる役割
実業団では、学生時代と比べて
- 5000m・10000mのトラックレース
- ロードレースや駅伝(ニューイヤー駅伝など)
で、よりシビアな駆け引きが求められます。
解説記事などでは、伊藤選手の強みとして、次のような点が挙げられています。
- 終盤勝負までの位置取りがうまい
- 集団の中で我慢しながら、ラストスパートに向けて余力を残せる
- 駅伝適性の高さ
- 箱根の山登り経験
- ロードレースでも崩れにくいタフさ
→ ニューイヤー駅伝でも、重要区間を任せやすいタイプ
実業団に入ってからも、5000mで13分25秒台まで記録を伸ばすなど、スピードはさらにアップしていると報じられています。
いま何を走っている?――全国男子駅伝などで長野代表として出場
社会人になっても「長野の顔」
伊藤選手は、社会人になったあとも、
「長野県代表」として全国男子駅伝(天皇盃)に出場するメンバーに選ばれています。
- 長野は大会新記録で4連覇中(2025年時点)
- 2026年大会では、史上初の5連覇を狙うチームの中心メンバー
- その中の一般区間を任されるのが、伊藤大志(NTT西日本)
という構図になっており、
「長野のエース級」としてのポジションは、今も変わっていません。
走りのスタイルと、人柄のポイント
ここまで「中学~実業団までの進路」を整理してきましたが、
伊藤選手の「中身」にも少し触れておきます。
走りの特徴
各種インタビューやレース内容から見えてくる特徴を、やさしくまとめると…
- 我慢強いレース運び
- 中盤までは無理に前に出過ぎず、後半でしっかり上げてくるタイプ
- 起伏にも強い
- 箱根の5区(山登り)を2年連続で担当して結果を残している
- 駅伝で“外さない”安定感
- 区間賞連発というタイプではないが、「崩れない」「仕事をする」走りが多い
性格・人柄
インタビューや周囲のコメントからは、こんな人物像が浮かび上がります。
- おしゃべり好きで、コミュニケーション能力が高い
- チームメイトをよく観察しており、主将として気配りができる
- 大きな大会でも、「チームのためならどの区間でも走る」というスタンス
- 失敗しても引きずりすぎない「楽観主義」な一面もある
中学のころ「消去法で陸上を選んだ」と笑いながら話すところにも、
あまり気負いすぎない、いい意味で力の抜けた強さが感じられます。
まとめ
というのが、「伊藤大志はどこの中学&出身? NTT西日本実業団までの進路まとめ」の答えです。
まだ20代前半で、記録も伸び続けている段階なので、
- 日本選手権や日本インカレの上位
- ニューイヤー駅伝のエース区間
- さらには世界大会(世界陸上・オリンピック)への挑戦
など、これからの“物語”がたくさん残っています。
今後、駅伝やトラックレースの中継で名前を見かけたら、
「長野・駒ヶ根の赤穂中→佐久長聖→早稲田→NTT西日本の、あの伊藤大志だな」と思い出してもらえれば、さらにレースが楽しくなるはずです。

