アルペンスノーボード女子で世界トップに立つ三木つばき。
日本ではもちろん有名ですが、実は海外でも
- 「最強クラスの安定感」
- 「ツアーを支配する存在」
- 「若きスノーボード界のスター」
として、かなり高く評価されています。
ただ、「海外の反応」と言っても、
- YouTubeやSNSのコメント
- 海外メディアの記事
- 欧州のファンフォーラム
など、いろいろな“声”が混ざっています。
この記事では、実際に英語で書かれているコメントや表現を日本語でわかりやすく紹介していきます。
まずは前提:なぜ三木つばきは海外でここまで注目されているのか?
海外の反応を見る前に、
「どれくらいすごい選手として知られているのか」を、
ざっくり押さえておきましょう。
国際スキー連盟(FIS)の特集記事では、三木つばきについてこう紹介しています。
“She is the dominant force on tour with three victories this season and eleven podiums in twelve races.”
日本語にすると、
「今季3勝・12戦中11回表彰台という、ツアーを支配する存在」
というイメージです。
さらに同じ記事では、
- 世界選手権優勝
- オリンピック入賞
- ワールドカップ表彰台21回以上
など、10代のうちから積み上げてきた実績が細かく紹介されています。
五輪公式サイトの記事でも、
世界選手権PGS(パラレル大回転)で優勝したときに、
“Japanese teenager Miki Tsubaki sprung something of a surprise to take the women’s title.”
と書かれていて、
「日本の10代選手・三木つばきが、女子タイトルをさらう“サプライズ”を起こした」
というニュアンスで扱われています。
つまり海外では、
- 実績の面ではすでに「トップ中のトップ」
- 年齢的にはまだ“伸びしろだらけの若手スター”
として見られている、という前提があります。
この前提がある上で、
具体的な英語コメントを見ていくと意味がつかみやすくなります。
英語コメント① FISインスタの「on fire」コメント
まずはFISスノーボード公式インスタグラムの文章から。
ある投稿では、三木つばきについて、こんな一文が使われています。
“Tsubaki Miki was on fire last season, 4 wins and 5 second places.”
日本語にすると?
直訳すると、
「三木つばきは昨シーズン“燃えていた”。4勝&5回の2位。」
「on fire」は英語のスラングで、
- 絶好調
- ノリに乗っている
- 手がつけられないくらい強い
というポジティブな表現です。
ここから読み取れる海外の評価
この一文だけでも、
- 勝ち数・2位の回数がはっきり数字で書かれている
- 「was on fire」という強い褒め言葉を使っている
ことから、
FIS側が「今もっとも熱い選手の一人」として紹介しているのが分かります。
英語コメント② FIS特集記事の「dominant force」
次は、先ほど少し触れたFIS公式サイトの特集記事
「Tsubaki Miki and the Pursuit of Greatness」から。
ここで使われている一文がこちらです。
“She is the dominant force on tour with three victories this season and eleven podiums in twelve races.”
日本語にすると?
- dominant … 支配的な、圧倒的な
- force … 力、存在感
なので、意訳すると
「今季3勝・12戦11回表彰台という数字が示すとおり、
彼女はツアーで“支配的な存在”になっている」
という感じです。
ここから読み取れる海外の評価
ここで大事なのは、「strong」や「great」ではなく、
- dominant(支配的)
という言葉を選んでいることです。
単に「強い選手」というより、
- 表彰台の常連
- 総合争いの中心人物
- ほかの選手から見ても“倒すべき存在”
として見られている、ということが伝わります。
英語コメント③ オリンピック公式の「sprung a surprise」
つづいて、五輪公式サイト(Olympics.com)の記事から。
世界選手権2023バクリアニ大会で女子PGSを制したとき、
三木つばきについてこう書かれています。
“Japanese teenager Miki Tsubaki sprung something of a surprise to take the women’s title.”
日本語にすると?
- sprung(springの過去形)…「飛び出した」「ぱっと現れた」
- surprise … 驚き、番狂わせ
なので、意訳すると
「日本の10代選手・三木つばきが、
女子タイトルをさらう“サプライズ”を起こした」
というイメージです。
ここから読み取れる海外の評価
この表現には、
- それまで“最有力候補”と見られていたのは別の選手だった
- その中で、若い日本人選手が一気に頂点に立った
という“番狂わせ”感がにじんでいます。
つまりこの優勝をきっかけに、
「あの日本の若い子、誰だ?」
「Tsubaki Mikiって、めちゃくちゃ強くない?」
と、世界に名前が一気に広がった、と考えられます。
英語コメント④ AP通信記事の「defending champion」
次は、アメリカのニュース通信社
Associated Press (AP) が配信した記事の一文です。
女子のパラレル大回転で、チェコのエステル・レデツカ(Ester Ledecka)が優勝した試合について書いた記事の中で、
“There, she beat the defending women’s parallel giant slalom champion Miki Tsubaki of Japan.”
という一文が出てきます。
日本語にすると?
「そこで彼女(レデツカ)は、
女子パラレル大回転のディフェンディング・チャンピオン、
日本の三木つばきを破った。」
という意味です。
ここがポイント
ここで三木つばきは「defending champion(前回王者)」と紹介されています。
つまり海外の読者に対して、
- 「レデツカが、前回王者の三木を破った」
- 「だからこの優勝はすごいんだ」
という“格付けの物差し”として使われているわけです。
これは裏を返せば、
「女子PGSでは、三木つばきが“倒すべきチャンピオン”として
海外メディアにも認識されている」
ということでもあります。
英語コメント⑤ 海外メディアの「ストーリーとしての三木つばき」
英語コメントそのものではありませんが、
海外メディアは三木つばきの「ストーリー性」にも注目しています。
FISの特集記事では、父親との関係について
- 父親はスノーボードインストラクター
- 幼い頃から雪山に連れて行き、最初のコーチを務めた
- 今では娘の方がスピード面で父を超えている
といったエピソードが紹介されています。
さらに、同じ記事の中で
- 子どもの頃に出た小さな大会で3位に入った
- そこから「次は優勝する」と心に決め、アルペンの世界に入った
- 何度も「続けられるか分からない状況」があっても、前向きに進み続けた
といった“努力の物語”も丁寧に書かれています。
こうした紹介の仕方からも、
「ただ速いだけの選手」ではなく、
「家族やコーチと一緒に成長してきたストーリー性のある選手」
として海外で受け止められていることが分かります。
英語ではないけれど…ドイツのファンフォーラムでの評価
英語以外の例として、
ドイツ語のファンフォーラム「Fanlager.de」を見てみると、
パラレル大回転の展望を語るスレッドで、三木つばきについてこう書かれています。
要点だけ日本語でまとめると、
- 2020〜2024年の女子PGS総合は、ドイツのラモナ・ホフマイスターが“5連覇”
- しかし2024/25シーズンに、その座を日本の三木つばきに奪われた
という文脈で紹介されています。
つまりヨーロッパのファンの間では、
「長年PGSを支配してきたホフマイスターを、
ついに三木つばきが上回った」
という“世代交代”の象徴として語られている、
ということが分かります。
海外の反応をざっくり整理すると?
ここまでのコメントや記事表現を、日本語でざっくり整理すると――
① 実力面:安定感のある“ツアーの支配者”
- FISは「dominant force on tour(ツアーを支配する存在)」と表現
- シーズン通しての勝利数・表彰台数が、他選手を圧倒
- 世界選手権・ワールドカップ・総合タイトルなど、実績も十分
→ 「一発屋」ではなく、「毎週のように表彰台にいる人」というイメージです。
② 若さ:10代から世界タイトルを取り、まだ伸びしろだらけ
- 五輪公式は優勝時点の三木を“Japanese teenager”と紹介
- 10代で世界選手権PGSを制し、ディフェンディングチャンピオンに
→ 「もう完成されたベテラン」というより、
「若くして完成度が高く、これからさらに強くなる」と見られています。
③ ストーリー性:“父の愛”から始まったスノーボード人生
- 父がインストラクターで、幼い頃からゲレンデ育ち
- 小さな大会での3位から、“優勝”を目指して本格的に競技に入る
- “辞めたくなったことはないが、続けられるか迷った時期は何度もあった”と語る
→ 海外記事では、こうした背景も含めて
「メンタルの強さ」「スポーツへの愛」が強調されています。
④ ライバル関係:レデツカやホフマイスターとの“物語”
- APは「レデツカがディフェンディングチャンピオン・三木を破った」と書き、
試合の価値を説明する材料として彼女の名前を使っている - ドイツのフォーラムでは「ホフマイスターの総合5連覇を止めた選手」として語られる
→ 海外のファンにとっては、
「ホフマイスター vs 三木」「レデツカ vs 三木」
といった構図で、物語の中心にいる選手、
という位置づけになっています。
ブログ用に使える「三木つばき・英語フレーズ」まとめ
ここからは、
あなたが英語情報を調べたり、
英語圏の読者に三木つばきを紹介したりするときに使えそうな
簡単フレーズをまとめておきます。
プロフィール紹介系
- Japanese alpine snowboarder
日本人アルペンスノーボーダー - world champion in parallel giant slalom (PGS)
PGSの世界チャンピオン - overall World Cup title contender / winner
W杯総合タイトルの有力候補/獲得者 - one of the dominant forces on the women’s tour
女子ツアーを支配する存在の一人
強さ・安定感を表すフレーズ
- She rarely finishes off the podium.
彼女が表彰台を外すことはめったにない。 - Incredibly consistent throughout the season.
シーズンを通して信じられないほど安定している。 - She was on fire last season.
昨シーズンは絶好調だった。
ストーリー性・人柄を表すフレーズ
- Her journey started with her father, a snowboard instructor.
彼女の旅はスノーボードインストラクターの父とともに始まった。 - She speaks about snowboarding with pure love and joy.
彼女は純粋な愛情と喜びを込めてスノーボードについて語る。 - She dreams of winning Olympic gold at Milano-Cortina 2026.
ミラノ・コルティナ2026での金メダルを夢見ている。
こうしたフレーズを、自分のブログ記事の中で
- 英語のまま引用してから日本語で説明する
- 日本語本文のあとに「英語で言うとこう」と添える
と、“海外ファン向けの目線”を混ぜた紹介記事にしやすくなります。
まとめ|三木つばきは「強さ+物語」で海外からも愛される選手
最後に、この記事の内容をギュッとまとめます。
こうした海外の反応を一言でまとめると、
「若くして世界のトップに立ちながら、
ひたむきさとストーリー性を兼ね備えたスター」
として、
三木つばきは世界から見られていると言えるでしょう。







