「アリサ・リウ選手の前歯、なんか光ってる…」
「歯にピアスしてるの? 矯正? アクセサリー?」
笑ったときに前歯のあたりでキラッと見えるので、“歯そのものに何か付いている”ように見えるんですよね。
でも、結論から言うと――
前歯に付いているように見える正体は、歯ではなく「スマイリーピアス(上唇小帯のピアス)」です。
つまり、歯のアクセではなく、上唇の裏側にある薄い筋(小帯)に付ける口の中のピアスです。アリサ本人もインタビューで、2年ちょっと前に自分で開けたと話しています。
この記事では、
- 前歯に見えるキラキラの正体
- どうして「歯ピアス」に見えるのか
- 真似できるのか(現実的な答え)
- リスクや注意点(歯・歯ぐき)
- もしやるなら最低限知っておくこと
を整理していきます。
まず結論:正体は「歯ピアス」ではなくスマイリーピアス
アリサ・リウ選手の口元のキラッと見えるものは、海外メディアで“smiley(スマイリー)”=lip frenulum piercing(上唇小帯ピアス)として紹介されています。
“frenulum(フレナム/小帯)”は、上唇と歯ぐきをつないでいる薄い筋のことです。そこにリング状のジュエリーを通すので、笑ったときに前歯の前あたりに金具が見えます。
つまり、見た目は「前歯にアクセサリー」に見えても、実際は、
- 歯に貼る“トゥースジェム”でもない
- 矯正器具でもない
- グリルズ(歯にかぶせる装飾)でもない
ということです。
ELLEの記事でも、最初はトゥースジェムや前歯だけの矯正みたいに見えるけど、実際はリップフレナム(上唇小帯)のピアスだと説明されています。
なんで「前歯ピアス」に見えるの?
ここ、見た目のトリックみたいなものです。
スマイリーピアスは、上唇の裏のかなり前の位置にあります。しかも、笑うと上唇が上に上がるので、リングやチャームが前歯の前にぶら下がっているように見えるんです。
Healthlineでも、スマイリーピアスは「笑ったときに見える」からその名前がついている、と説明されています。
だからSNSでよくある勘違いは、だいたいこの3つです。
- 「歯に宝石つけてる?」
- 「前歯だけ矯正してる?」
- 「グリルズっぽい?」
でも実際は、“歯の前に見えている口の中のピアス”という感じです。
アリサ・リウ本人は何て言ってる?
海外メディア(Cosmopolitan / ELLE)では、アリサ・リウ選手がTMJ4のインタビューで、
- 2年ちょっと前に開けた
- 自分で開けた
- お姉さん(妹)に上唇を持ち上げてもらった
という内容を話したと紹介されています。
ここは話題になりやすいポイントですが、先に大事なことを言うと、
「本人が自分で開けた」=真似して自分でやっていい、ではありません。
むしろ、ここは絶対にマネしない方がいいです。
理由はあとで詳しく説明しますが、口の中は細菌が多く、しかも歯・歯ぐき・神経に近い場所なので、自己流だとトラブルになりやすいからです。ADA(アメリカ歯科医師会)も口の中のピアスや口周りのピアスに注意・非推奨の立場を示しています。
「真似できる?」への答え:できる人もいるけど、全員ではない
ここは、はっきり書きます。
真似は“理論上はできる”けど、誰でも向いているわけではありません。
そして、歯や歯ぐきのリスクを理解してから判断するものです。
まず、体のつくり的に向かない人がいる
スマイリーピアスは、上唇小帯(フレナム)がしっかりしていないと安定しにくいです。ealthlineでも、小帯が小さすぎる人は不向きな場合がある、矯正器具(braces)がある人は制限がある、という説明があります。
つまり、同じように見えても、
- 小帯が薄い・短い
- 位置が浅い
- 口元の形との相性が悪い
と、そもそも向いていないことがあります。
さらに、見た目だけで決めると後悔しやすい
スマイリーピアスは、写真だとかわいく見えます。
でも、実際は「常に金属が歯ぐきや前歯の近くにある状態」です。
そのため、見た目の好みだけで決めると、あとで
- 歯ぐきが下がる
- 歯に当たって違和感
- 話しにくい
- 食べにくい
- すぐ外したくなる
となることもあります。
このへんは、口のピアス全般でよくあるリスクとして、歯科系の情報でも注意されています。
いちばん大事:真似するなら「自分で開ける」はNG
ここは強く言います。
アリサ選手の“自分で開けた”エピソードは、あくまで本人の話。再現の手本ではありません。
なぜダメかというと、口の中は想像以上にリスクがあるからです。
理由1:口の中は細菌が多い
ADA系の一般向け情報(MouthHealthy)でも、口の中は細菌が多く、感染や腫れが起こりやすいとされています。ひどい場合、腫れや感染が重くなることもあると注意しています。
理由2:歯・歯ぐきを傷めやすい
スマイリーピアスは位置的に、どうしても前歯や歯ぐきに近いです。
そのため、金具が当たり続けると、
- 歯の表面(エナメル質)へのダメージ
- 歯ぐきへの刺激
- 歯ぐき下がり(歯肉退縮)
が起こることがあります。ADAのMouthHealthyやColgateでも、歯や歯ぐきへのダメージ、エナメル質の摩耗などが説明されています。
理由3:そもそも口の中のピアス自体をADAは勧めていない
ADA(アメリカ歯科医師会)は、口の中・口周りの美容目的のピアスや口腔内ジュエリーについて、健康リスクが利益を上回るとして、基本的に勧めない立場を示しています。
なので、「やってはいけない」とまでは言い切らないにしても、
少なくとも“軽いノリで自己流”はかなり危険です。
じゃあ「真似したい人」はどう考えればいい?
ここは現実的にいきましょう。
「かわいいから気になる」という気持ちは自然です。
そのうえで、大人の判断としては、次の順番で考えるのがおすすめです。
1)まず“見た目の目的”をはっきりさせる
あなたが欲しいのは、どっちでしょう?
- A:笑ったときに前歯のあたりがキラッと見える感じ
- B:本当に口の中のピアスをしたい(スマイリーピアスそのもの)
実はAなら、別の方法(トゥースジェムなど)を検討する人もいます。
ただし、ADAはトゥースジェム/歯のジュエリーもリスク面から注意・非推奨の立場です。
つまり、「何を優先したいか(見た目・安全性・手軽さ)」を最初に決めるのが大事です。
2)やるなら“ピアススタジオ+歯科”の両方視点を持つ
スマイリーピアスは、見た目だけでなく口の健康に関わります。
なので、もし本気で考えるなら、
- 清潔管理がしっかりしたプロのピアッサー
- 歯や歯ぐきを見てくれる歯科
この両方の視点がある方が安心です。
Colgateでも、トラブルが起きたら歯科を受診すること、口の中のケアが重要なことが説明されています。
また、APP(Association of Professional Piercers)の情報でも、口のピアスは適切なフィット感のジュエリーが重要で、歯や歯ぐきを傷めないよう注意が必要とされています。
3)「ずっと使う前提」で考えない
スマイリーピアスは、位置的に繊細です。
Healthlineでも、外側のピアスより長く安定しないことがある(寿命が短い場合もある)という説明があります。
つまり、
“一生もののアクセ”というより、口の状態を見ながら付き合うものと考えた方がいいです。
スマイリーピアスのリスクをやさしく整理すると
難しい言葉をなるべく使わずにまとめると、主なリスクはこの5つです。
① 感染・腫れ
口の中は細菌が多いので、傷があると感染しやすいです。
MouthHealthyやColgateでも、口のピアスは感染・腫れのリスクがあるとされています。
② 歯ぐきが下がる
金具が同じ場所に当たり続けると、歯ぐきが少しずつ下がることがあります。
これは見た目だけでなく、しみる・知覚過敏の原因にもつながることがあります。
③ 歯の表面が傷む
前歯にカチカチ当たると、歯の表面(エナメル質)に負担がかかります。
MouthHealthyやColgateで、歯やエナメル質へのダメージが注意点として挙げられています。
④ 金属アレルギー・刺激
金属の種類が合わないと、赤み・刺激・違和感が出ることがあります。
Healthlineでもジュエリー素材選び(チタン、ステンレスなど)の話が出ています。
⑤ 向いていない口元に無理につける問題
小帯が薄い・短い人は、安定しにくかったり、トラブルが起きやすかったりします。
これは「見た目が似てるから自分もいける」とは限らない部分です。
「真似したいけど怖い」人向けの現実的な考え方
ここは、本音パートです。
アリサ・リウ選手の口元って、ただ派手なだけじゃなくて、
“自分のスタイルを持ってる感じ”がかっこいいんですよね。
だから真似したくなる気持ちはすごくわかります。
でも、同じ見た目を目指すにしても、
自分の生活・仕事・歯の状態に合わせるのがいちばん大事です。
たとえば、こんな考え方ができます。
- まずは「本当に口の中のピアスが必要か」を考える
- 人前に出る仕事なら、笑ったときの見え方を想像する
- 歯科検診のタイミングで相談してみる
- “かわいい”だけでなく“維持できるか”で判断する
このあたりを先に考えておくと、勢いで後悔しにくいです。
もし本気で検討するなら、最低限チェックしたいポイント
※ここは“やり方”ではなく、判断のためのチェックポイントです。
1)自分でやらない(絶対)
これは本当に大事です。
アリサ選手のエピソードは話題性がありますが、一般の人が再現するものではありません。
衛生・位置・器具・出血・感染管理の問題があるので、自己流は避けましょう。
2)信頼できるプロに相談する
APPの情報でも、口のピアスは特にジュエリーのサイズやフィット感が歯・歯ぐきへのダメージに関わるとされています。
「どこでやるか」はかなり重要です。
3)歯ぐき・前歯の状態を知っておく
もともと、
- 歯ぐきが下がりやすい
- 前歯がしみる
- 歯並び・かみ合わせの癖がある
という人は、影響が出やすいことがあります。
心配なら、先に歯科で相談しておくのが安心です。
4)仕事や場面との相性も考える
スマイリーピアスは“笑ったときだけ見える”のが特徴ですが、
逆に言うと、接客・営業・医療福祉などで表情をよく使う仕事だと目立つこともあります。
「意外と見えるな」となる可能性はあります。
5)ケアを続ける前提で決める
口の中のピアスは、付けて終わりではありません。
MouthHealthyやAPPでは、口の清潔・うがい・ジュエリーによる刺激を減らす意識などが大事だとされています。
ズボラだと相性が悪い、と考えた方がいいです。
よくある勘違いQ&A(短く整理)
Q1. あれって前歯に穴を開けてるの?
いいえ。
歯ではなく、上唇の裏の小帯(フレナム)に通すピアスです。笑ったときに歯の前に見えるだけです。
Q2. 歯のアクセ(トゥースジェム)とは違う?
違います。
トゥースジェムは歯の表面に装飾を付けるもの。アリサ選手のは、口の中のピアス(スマイリーピアス)です。
Q3. 真似しても大丈夫?
人によります。
口のつくり(小帯の状態)・歯ぐき・歯の状態・仕事・ケアの習慣で向き不向きがあります。軽い気持ちで自己流はおすすめできません。
Q4. 自分で開けてもいい?
おすすめしません。
口の中は感染や腫れ、歯・歯ぐきトラブルのリスクがあるので、自己流は避けるべきです。
アリサ・リウの魅力は「ピアス」だけじゃない
最後に、ちょっと大事な話です。
アリサ・リウ選手の口元が注目されるのは、ピアスが珍しいからだけではなく、
“自分のスタイルを楽しんでいる雰囲気”があるからだと思います。
ELLEやCosmopolitanでも、彼女の口元のスマイリーピアスと、ヘアスタイル(ハローヘア)を含めた“自分らしい表現”として紹介されています。
だから、真似するにしても大事なのは、
形だけコピーすることより、「自分に合う形にすること」です。
- 本当にスマイリーピアスにするのか
- 別の方法で雰囲気だけ取り入れるのか
- 仕事や生活に合わせて考えるのか
この判断まで含めて、“大人の真似の仕方”だと思います。
まとめ
アリサ・リウ選手の「前歯がピアス?」に見える正体は、
歯の装飾ではなく、上唇小帯につけるスマイリーピアス(lip frenulum piercing)です。
そして「真似できる?」への答えは、
- できる人はいる
- でも誰でも向いているわけではない
- 自己流で自分で開けるのはNG
- 歯・歯ぐきのリスクを理解して判断する
です。ADA系の情報でも、口の中のピアスは健康面のリスクがあり、基本的に推奨しない立場が示されています。
気になる人は、まずは「かわいい!」の気持ちを大事にしつつ、
その次に「自分の口に合うかな?」「長く付き合えるかな?」まで考えてみてください。


