結論からいうと、高木美帆さんの国民栄誉賞は「冬季五輪で日本女子選手として歴代最多となる通算10個のメダルを獲得したこと」が最大の理由です。
2026年7月22日、政府が授与を検討していることを正式に発表しました。
授与式は7月28日を軸に、首相官邸で開く方向で調整が進んでいます(24日にも正式決定される見通しです)。
この記事では、なぜ今回の受賞に至ったのか、授与式の日程、そして高木さんのこれまでの経歴やメダル獲得数を、ひとつずつ整理してお伝えします。
木原稔官房長官は22日の記者会見で、授与検討の理由についてこう説明しました。
「スピードスケート界の第一人者として世界の第一線で活躍した」
「日本のスポーツの振興および発展に多大な貢献をし、国民に広く夢と感動を与え、社会に明るい希望と勇気をもたらした」
ポイントは、単発の金メダルではなく「長年にわたって世界トップで戦い続けた実績そのもの」が評価された、というところです。
高木さんは2010年から2026年まで、実に4大会にわたって五輪の舞台に立ち続けました。
その積み重ねの結果が、夏冬を通じて日本の女子選手として最多となる「通算10個」というメダル数です。
2026年7月22日時点の関係者の話によると、政府はすでに授与する方針を固めています。
24日にも正式決定される見通しで、授与式は28日を軸に首相官邸で開く方向で調整されています。
ただし、あくまで「調整中」の情報です。
日程が前後する可能性はあるので、正式発表があり次第また確定情報に更新されていくはずです。
まずは高木美帆さんがどんな選手なのか、基本情報からおさらいしておきましょう。
- 氏名:高木 美帆(たかぎ みほ)
- 生年月日:1994年5月22日
- 出身地:北海道中川郡幕別町
- 身長:164cm
- 出身校:日本体育大学
- 競技:1000m・1500m・団体パシュート(団体追い抜き)ほか
- 2026年シーズン限りで現役引退
5歳からスケートを始め、中学時代はサッカーでも北海道選抜に選ばれるほどの運動神経の持ち主だったそうです。
スケートだけでなく、そもそも身体能力の塊だったんですね。
高木さんは2010年、中学3年生・15歳という若さでバンクーバー五輪の代表に選ばれ、「スーパー中学生」として一躍注目を集めました。
ところが、順風満帆だったわけではありません。
続く2014年のソチ五輪では、代表選考にもれてしまう挫折を経験しています。
そこから巻き返し、2018年平昌、2022年北京、2026年ミラノ・コルティナと3大会連続でメダルを獲得し続けました。
華々しい実績の裏に、一度どん底を味わってからの這い上がりがあったというのは、意外と知られていない部分かもしれません。
ここまでの五輪でのメダル獲得状況を大会ごとに整理すると、こうなります。
| 大会 | メダル数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2010年 バンクーバー | 0個 | 15歳で初出場 |
| 2014年 ソチ | – | 代表選考にもれる |
| 2018年 平昌 | 3個 | 団体追い抜きで金メダル |
| 2022年 北京 | 4個 | 1000mで金メダル |
| 2026年 ミラノ・コルティナ | 3個 | すべて銅メダル(団体追い抜き含む) |
| 合計 | 10個 | 日本の女子選手として夏冬通じて最多 |
2026年ミラノ・コルティナ大会の3個の銅メダルのうち、団体追い抜きでの獲得は明らかになっていますが、残り2種目の詳細については確認が取れていません。
正確な情報が分かり次第、追記します。
国民栄誉賞は、国民に広く親しまれ、社会に明るい話題や希望を与えた人に対して贈られる賞です。
1977年に創設され、これまでスポーツや芸能を中心に27人と1団体が受賞しています。
直近の受賞は2023年3月、車いすテニスの国枝慎吾さんでした。
高木さんの受賞が正式決定すれば、およそ3年ぶりの授与ということになります。
授与検討の発表を受けて、高木さんは自身のSNSでコメントを寄せています。
自分ひとりの成果ではなく「仲間たちと築いてきた過程」という言葉を選んでいるところに、長年チームで戦ってきた選手らしさが表れていますね。
Q. 国民栄誉賞はもう正式に決まったの?
A. 2026年7月22日時点では「授与する方針を固めた」段階です。24日にも正式決定される見通しですが、まだ確定ではありません。
Q. 授与式はどこで行われるの?
A. 首相官邸で開かれる方向で調整されています。日程は28日を軸に検討中です。
Q. なぜ通算メダル数が評価されたの?
A. 単発の金メダルではなく、2010年から2026年まで4大会にわたって世界トップで戦い続け、日本女子選手として最多となる実績を積み上げたことが評価の理由とされています。
Q. 冬季五輪の女子選手が国民栄誉賞を受けるのは初めて?
A. 報道では、冬季五輪の女子選手としての受賞は初めてとされています。
高木美帆さんの国民栄誉賞は、冬季五輪で日本女子選手として歴代最多となる通算10個のメダルを、4大会にわたって積み重ねてきた実績が評価されたものです。
2026年7月22日時点で政府は授与する方針を固めており、24日にも正式決定、授与式は28日を軸に首相官邸で調整が進んでいます。
2010年のバンクーバー五輪デビューから、ソチ五輪での選考落ちという挫折を経て、平昌・北京・ミラノ・コルティナと3大会連続でメダルを獲得し続けた道のりは、まさに積み重ねの物語です。
正式な日程や詳細が発表され次第、続報をお伝えします。
