結論から言うと、中尾正幸さんは福岡県北九州市若松区出身、福岡県議会議員を6期務めてきたベテラン地方政治家です。
出身大学は九州産業大学経営学部。
2016年には福岡県議会の議長、2025年には副議長を務めました。
ただし2026年7月24日、正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑の責任を取るとして、議員を辞職しました。
「麻生派なのか」という点については、はっきりした裏付けは見つかっていません。
この記事では、その理由もあわせて事実ベースで整理していきます。
・出身:北九州市若松区/九州産業大学経営学部卒
・当選6回のベテラン福岡県議
・2016年に議長、2025年に副議長
・2026年7月、金銭授受疑惑で議員辞職
・国政の「派閥」に属していたという公式情報は確認できず
まずは基本情報を一覧にしておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 中尾 正幸(なかお まさゆき) |
| 生年月日 | 1964年11月25日 |
| 出身地 | 福岡県北九州市若松区 |
| 出身大学 | 九州産業大学 経営学部 |
| 所属政党 | 自由民主党(2026年7月に議員辞職) |
| 役職歴 | 福岡県議会議長(2016年〜)/福岡県議会副議長(2025年〜) |
| 当選回数 | 6回 |
中尾さんは生まれてからずっと、地元の北九州市若松区で育ってきたようです。
学歴は次のとおり、公式プロフィールで確認できます。
- 1977年:北九州市立深町小学校 卒業
- 1980年:北九州市立響南中学校(現・北九州市立若松中学校)卒業
- 1983年:福岡県立若松高等学校 卒業
- 1988年:九州産業大学 経営学部 卒業
小学校から高校まで、すべて地元・若松区の公立校です。
大学卒業から県議初当選までは15年ほど間がありますが、その間に何をしていたかは公式サイトなどでは詳しく触れられていません。
この部分は正直なところ、わからないというのが実際のところです。
中尾さんは2003年の福岡県議会議員選挙で初当選しました。
以来、順調に議席を重ね、当選6回のベテラン県議になっています。
議会内では次のような要職を歴任してきました。
- 2009年:文教常任委員会 委員長
- 2015年:議会運営委員会 委員長
- 2016年:第66代 福岡県議会議長
- 2025年:第88代 福岡県議会副議長
一度議長を経験した人が、あとから改めて副議長として要請されるのは珍しいケースだと報じられています。
それだけ議会内での信頼が厚かった、ということなんでしょう。
議会の役職だけでなく、自民党福岡県連の中でも役職を歴任しています。
| 年 | 役職 |
|---|---|
| 2007年 | 党福岡県支部連合会 青年局長 |
| 2011年 | 党福岡県議団 政策審議会会長 |
| 2013年 | 党福岡県支部連合会 政務調査会長 |
| 2017年 | 党福岡県支部連合会 総務会長 |
党の政策や組織運営に関わる役職を、段階的に積み重ねてきたことがわかります。
ここが一番気になる人も多いと思うので、はっきり書きます。
中尾さんが自民党の「麻生派」に所属しているという公式な情報は見つかりませんでした。
そもそも「麻生派」のような自民党の派閥は、基本的に国会議員(衆議院・参議院議員)が加入する組織です。
中尾さんは国会議員ではなく福岡県議会議員なので、国政の派閥に正式加盟する立場ではありません。
一方で、麻生太郎氏は福岡県が地元で、県政界に強い影響力を持つ人物として報道でたびたび取り上げられています。
今回の金銭授受疑惑を報じる記事の中にも、麻生氏の名前や思惑を推測する内容が出てきます。
ただしこれはあくまで報道側の見立てや取材コメントであり、中尾さん本人が麻生氏側の議員だと明言した情報は確認できていません。
・事実:麻生太郎氏は福岡県政界で影響力が大きいと報じられている
・事実:中尾さんは国会議員ではなく県議なので、国政派閥への正式加盟という枠組みではない
・不明:中尾さんが麻生氏に近い立場かどうかは、公式に確認できる情報がない
「麻生派なの?」という質問には、今のところ「確認できる情報はない」というのが正直な答えです。
ここからは、なぜ今この人の名前が検索されているのかという理由の部分です。
2026年7月、福岡県議会の正副議長ポストをめぐって、現金が動いていたのではないかという疑惑が表面化しました。
発端は、元自民党で現在は無所属の吉松源昭県議の告発です。
吉松氏は、2020年に議長へ就任する前後で、自民党県議団の幹部から現金を要求され、あわせて約1925万円を支払ったと主張しています。
自民党所属の江藤秀之県議も、同様に約825万円を支払ったと明かしました。
吉松氏は、支払い先とされる県議の名前を公表し、その中に中尾さんの名前も含まれていました。
あわせて、中尾さんの発言とされる音声データも公開されています。
中尾さんはこれまでの会見で、現金を受け取った事実は一貫して否定してきました。
ただし音声データについては「科学的に自分の声だと解明されたなら、私の言葉なのだろう」と述べ、自身の声である可能性は否定しませんでした。
・事実:吉松氏・江藤氏が現金支払いを公表し、中尾さんの名前が挙がった
・吉松氏側の主張:中尾さんに現金を要求された
・中尾さん側の主張:現金は受け取っていない(音声は自分の声の可能性を否定せず)
この疑惑を受けて、2026年7月24日、中尾さんは福岡県議会議員を辞職しました。
辞職願は蔵内勇夫議長に提出され、その日のうちに受理されています。
蔵内議長によると、中尾さんは「自分はあくまでも潔白だが、県議会や県政に多大な混乱を招いた責任を取りたい」と説明したとされています。
つまり、現金授受そのものは否定したまま、混乱を招いたことへの責任を取る形での辞職ということになります。
この問題は中尾さん一人にとどまらず、複数の県議の証言が食い違ったまま、まだ全体像がはっきりしていません。
結婚しているのか、子どもがいるのかという点も気になるところだと思います。
ただ、公式サイトや県議会のプロフィールを見ても、家族についての記載は見当たりません。
地方議員の場合、経歴や活動歴は詳しく公表されていても、家族構成までは非公開というケースが少なくありません。
今回の一連の報道でも家族への言及はなく、現時点ではわからないというのが正直なところです。
A. いいえ。2026年7月24日に議員辞職し、辞職願は受理されています。
A. 九州産業大学 経営学部です(1988年卒業)。
A. そう断定できる公式情報は確認できていません。麻生太郎氏が福岡県政界で影響力を持つと報じられているのは事実ですが、それと中尾さん個人の所属を結びつける確証はありません。
A. 中尾さん本人は一貫して否定しています。一方で告発した側は現金要求があったと主張しており、主張が食い違ったままです。
中尾正幸さんは、地元・北九州市若松区の学校から九州産業大学経営学部に進み、2003年に福岡県議会議員に初当選したベテラン地方政治家です。
議長・副議長という要職を歴任し、党内でも複数の役職を務めてきました。
ただし2026年7月、正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑の責任を取る形で議員を辞職しています。
「麻生派なのか」という点については、確認できる公式情報がなく、現時点では不明というのが正確な答えです。
家族構成も同様に非公表で、わからない部分はわからないままお伝えしました。
この問題は複数の議員の証言が食い違ったままで、今後の調査や説明によって状況が変わる可能性があります。


