青山学院大学の駅伝エース、黒田朝日選手。箱根駅伝で圧巻の走りを見せ、一躍注目を集めています。
しかし、彼の凄さは本人だけにとどまりません。実は、黒田家は陸上のエリート一家だったのです。
今回は、黒田朝日選手を中心に、その家族の驚くべき実績と秘密に迫ります。
黒田朝日選手のプロフィール
まずは、黒田朝日選手本人のプロフィールから見ていきましょう。
- 名前:黒田朝日(くろだ あさひ)
- 生年月日:2004年3月10日
- 出身:岡山県
- 所属:青山学院大学
黒田選手の主な実績は以下の通りです。
- 高校1年時:全国高校総体3000m 2位
- 高校3年時:全国高校総体3000m障害 2位
- 大学1年時:U20アジア選手権3000m障害 優勝
- 大学2年時:出雲駅伝2区 1位
- 大学2年時:箱根駅伝2区 2位(7人抜きで区間賞)
特筆すべきは、黒田選手が陸上を始めたのは高校からだということです。わずか3年間で全国レベルの選手に成長した黒田選手の才能は、まさに驚異的と言えるでしょう。
父・黒田将由の輝かしい経歴
黒田朝日選手の父、黒田将由さんも元陸上選手でした。その経歴を見てみましょう。
- 名前:黒田将由(くろだ まさよし)
- 生年月日:1981年11月22日
- 出身:岡山県
- 出身大学:法政大学
主な実績
- 高校3年時:インターハイ3000m 優勝
- 大学1年時:箱根駅伝1区 3位
- 大学2年時:箱根駅伝1区 6位
- 大学4年時:箱根駅伝3区 4位
- 2006年:ニューイヤー駅伝3区 11位(日本人トップ)
将由さんは法政大学時代、「オレンジエクスプレス」と呼ばれる強力な布陣の一員として活躍しました。しかし、その後突発性後天性無汗症という難病を発症し、2010年に現役を引退しています。
父子ともに箱根駅伝で活躍するという珍しいケースですが、将由さんは子供たちに陸上を強制したことはないそうです。才能は遺伝しても、努力は本人次第ということでしょう。
弟・黒田然の陸上界での台頭
黒田朝日選手の弟、黒田然(ぜん)選手も陸上選手として頭角を現しています。
- 名前:黒田然(くろだ ぜん)
- 生年月日:2005年(詳細不明)
- 出身高校:岡山・玉野光南高校
- 現在:青山学院大学1年生(2024年4月入学)
主な実績
- 高校3年時:全国高校総体3000m障害 2位
然選手は兄と同じく青山学院大学に進学し、駅伝部に所属しています。兄弟そろって箱根駅伝を走る日も近いかもしれません。
妹・黒田六花の驚異的な中学生記録
黒田家の長女である黒田六花選手も、中学生ながら驚異的な記録を残しています。
- 名前:黒田六花(くろだ りっか)
- 生年月日:2008年9月1日
- 出身中学:岡山・京山中学校
- 現在:仙台育英高校1年生(2024年4月入学)
主な実績
- 2023年:全日本中学陸上1500m 優勝(4分26秒98)
- 2023年:全国中学駅伝 優勝(アンカーとして区間賞)
六花選手は兄たちより先に「駅伝日本一」を達成しており、今後の活躍が大いに期待されています。
末っ子・黒田詩歌の潜在能力
黒田家の末っ子、黒田詩歌(しいか)ちゃんはまだ5歳ですが、すでに駆けっこが速いそうです。兄姉の影響を受けて、将来有望な選手になる可能性は十分にあるでしょう。
謎に包まれた母親の存在
黒田家の母親については、残念ながら詳細な情報が公開されていません。しかし、4人の子供を育て上げ、そのうち3人が全国レベルの陸上選手になったという事実は、母親の存在の大きさを物語っています。
まとめ
黒田朝日選手を中心とする黒田家は、まさに陸上のエリート一家と言えるでしょう。父・将由さんから始まり、朝日選手、然選手、六花選手と、世代を超えて陸上界で輝かしい実績を残しています。
この家族の特筆すべき点は、親が子供に陸上を強制していないということです。それぞれが自らの意思で陸上を選び、努力を重ねてきた結果が、今の成功につながっているのです。
今後も黒田家の活躍から目が離せません。特に、朝日選手と然選手が兄弟そろって箱根駅伝を走る日が来るかもしれません。また、六花選手の高校での活躍や、末っ子の詩歌ちゃんの成長も楽しみです。
陸上界に新たな歴史を刻む黒田家。彼らの今後の活躍に、ますます期待が高まります。