「箱根であれだけ走ってた山川、卒業したらどこ行くの?」「実業団?それとも普通に就職?」
駅伝ファンなら、一度は気になりますよね。
結論から言うと、
- 就職先の“社名”は、まだ正式発表なし
- でも
進路は「実業団で競技を続ける」コースが、ほぼ本命
というのが、いま出ている情報を全部ならべて見たときのリアルな答えです。
この記事では、
までを整理していきます。
山川拓馬ってどんな選手?
まずは、ざっくりプロフィールから。
- 名前:山川 拓馬(やまかわ たくま)
- 生年月日:2003年7月30日(21歳)
- 出身地:長野県上伊那郡箕輪町
- 出身高校:上伊那農業高校
- 大学:駒澤大学 経営学部・経営学科(2025年度は4年生)
- 種目:5000m・10000m・ハーフマラソン・駅伝長距離区間
自己ベストもすごいです。
- 5000m:13分56秒92(2023年・富士裾野トラックミート)
- 10000m:28分36秒98(2024年・網走のサマーディスタンス)
- ハーフマラソン:1時間01分25秒(2025年・函館マラソン)
ハーフで「1時間1分台」は、日本トップクラスの学生ランナーの数字。
実業団に入っても即戦力扱いされるレベルです。
「山の男」から「チームのキャプテン」へ
山川選手といえば、やっぱり箱根駅伝の山ですよね。
- 第99回箱根:5区(山登り)4位・1時間10分45秒
- 第100回箱根:4区 6位・1時間2分32秒
- 第101回箱根:再び5区 4位・1時間10分55秒
1年生の時から山登り区間で存在感を見せて、
駒澤大学の三大駅伝「三冠」達成のメンバーにもなりました。
その後は、
- 出雲駅伝・全日本大学駅伝でも主要区間を任される
- 特に全日本ではアンカー区間を走り、優勝争いのラストを託されるレースも
- 2025年度はチーム主将として、駒澤を引っ張る立場に
単なる「山のスペシャリスト」ではなく、
ロードに強くて、チームメイトからの信頼も厚いキャプテンタイプ
というのが、今の山川選手のイメージです。
2025年はすでに「マラソンモード」の入り口
実は、もうマラソンをかなり意識した動きも出ています。
- 2025年6月「函館マラソン」のハーフで
世界選手権代表・吉田祐也(GMO)と2秒差の3位 - 記録は1時間01分25秒で、学生としてはエリート級のタイム
駒澤の藤田敦史監督(元・富士通のマラソン選手)も
「もともと練習が好きなタイプで、マラソンに向いている」
とコメントしていて、卒業後のマラソン挑戦を楽しみにしていると明言しています。
つまり、
- すでにハーフで実績あり
- 指導者からも「マラソン向き」と太鼓判
- 本人もマラソン挑戦に前向き
という状態です。
大学生長距離ランナーの進路は大きく「3つ」
ここでいったん、一般論として
大学長距離ランナーの進路パターンを整理しておきましょう。
① 実業団入り(企業チーム)
- 企業が持つ陸上部(駅伝チーム)に所属
- 平日は会社員としての仕事もしつつ、基本は競技に専念できる環境
- ニューイヤー駅伝(元日の駅伝)などに出場
箱根の主力級は、このルートが一番メジャーです。
富士通・旭化成・日清食品グループ・JR東日本など、
名門実業団には、駒澤OBも多数所属しています。
② 一般企業に就職
- ごく普通の会社員として働く
- 地域のクラブチームや市民ランナーとして走り続けるケースも
箱根を走った選手でも、
「就職を優先して競技は一区切り」という選択をする人もいます。
③ プロランナーとして活動
- 企業チームに所属せず、スポンサーを付けて活動
- 自分で大会や練習環境を選ぶ自由がある一方、
「成績が出ない=収入が不安定」というリスクも大きめ
日本では、プロ一本でやる長距離選手はまだ少数派です。
山川拓馬の本命は「実業団」? その根拠
では、本題。
なぜ「山川=実業団コースが有力」と言われるのか?
ポイントは大きく4つあります。
1. 本人が「実業団でオリンピックを目指す」と明言
4years.の取材で、山川選手は
「大学卒業後に実業団で活躍し、マラソンでオリンピックに出場する」
という目標を語っています。
また、入学当初から
「実業団ですぐに活躍できる選手になる」
ことを大学4年間の目標のひとつに掲げていました。
もうここで、ほぼ答えが出ていますね。
「就職か実業団か?」というより、「どの実業団か?」という段階です。
2. マラソン志向を関係者も公言
- 藤田監督は「マラソンに向いたランナー」とコメント
- 報道でも「箱根後はマラソン挑戦を視野に」と紹介
さらに、駅伝や陸上を追っているブログやメディアでも、
- 「大学卒業後は実業団入りが最有力」
- 「マラソン志向を公言している」
と、ほぼ同じ見立てになっています。
3. 記録的にも「実業団即戦力」
- 10000m:28分36秒98
- ハーフ:1時間01分25秒
このクラスの数字は、
これまで実業団に入っていった駒澤OBのエース級と比べても、十分即戦力レベルです。
こうなると、企業側からしても、
「ぜひうちに来てほしい」
となるタイプの選手です。
4. 一般就職・プロ一本のリスクとのバランス
- 一般就職だと、練習時間や遠征の自由度がグッと下がる
- いきなりプロ一本だと、サポート体制を自分で整える必要がある
オリンピックのマラソンを本気で目指すなら、
「実業団チームで、競技に集中しつつ社会人としても成長」
という形が、一番現実的で安全なルートです。
こうした点をまとめると、
山川拓馬の「進路の大枠」は
実業団入り → マラソン挑戦 → 五輪代表を狙う
という一本筋の通ったシナリオだと考えられます。
気になる「有力候補先」は? 3つのタイプで予想
ここからは、あくまで“予想”の話です。
社名はまだ非公開なので、断定はできません。
ただ、「こういうタイプの実業団は候補になりやすいよね」という視点で、
チームのタイプ別に候補を見ていきます。
タイプA:駒澤OBが多い「縁の深い名門実業団」
まず考えやすいのが、
「これまでにも駒澤のエース級が入っている名門チーム」
です。
たとえば、
- 富士通
駒澤のエースだった田澤廉のように、
トップクラスの長距離選手を積極的に受け入れているチーム。 - 旭化成
深津卓也など、駒澤OBも在籍し、マラソンでの実績も豊富な“マラソン名門”。 - 日清食品グループ など
駒澤OBがかつて多数在籍していた歴史ある駅伝チーム。
こうしたチームは
- 駒澤大学とのパイプが太い
- 箱根や全日本の走りを、現場レベルでよく知っている
- マラソン強化にも積極的
という共通点があります。
「駒澤の主将」「三冠を知る世代」「ハーフ61分25秒」の山川選手に
声をかけていても、なんの不思議もありません。
タイプB:マラソン強化に力を入れるチーム
もうひとつの軸が、
マラソンで世界を目指している実業団
です。
最近は、ニューイヤー駅伝だけでなく
- 世界選手権
- 五輪のマラソン代表
を狙って、マラソン強化を前面に出しているチームも増えています。
山川選手のように
- ハーフ1時間01分台
- ロードに強く、長い距離で粘れる
- マラソン挑戦を明言
というタイプは、
まさにマラソン強化型チームがほしい人材です。
どの企業になるかはフタを開けてみるまで分かりませんが、
「ニューイヤー駅伝で上位を狙いつつ、
マラソンの日本代表も出したいチーム」
は、かなり強くアプローチしているはずです。
タイプC:出身地・長野とのつながりを大事にする可能性
もうひとつ、少しロマン寄りの視点として、
「長野ゆかりの企業や、北日本エリアを拠点にしたチーム」
という選択も考えられます。
- 中学・高校と、ずっと長野の山に囲まれた環境で走ってきた
- 自然の中で走ることがモチベーションになっている
というエピソードもあり、
本人が「地元や山とのつながり」をどこまで大切にするかで、
選ぶチームのカラーも変わってきそうです。
とはいえ、
「オリンピックを本気で狙うなら、まずは“競技環境の強さ”が優先」
になる可能性が高く、
最終的にはタイプA or Bのような“バリバリの強豪チーム”を選ぶ方が自然かな、という印象です。
一般企業に就職する可能性は?
「いや、もしかして普通に就職して、趣味ランナーになるルートもあるのでは?」
という疑問も、一応出てきますよね。
先ほどの一般論で言ったように、
- 箱根を走った4年生でも、一般企業に就職する例はあります
- 仕事と両立しながら走る“市民ランナー型”の人生も、もちろん立派
ただ、山川選手の場合は、かなり可能性が低いと見る理由がそろっています。
- 本人が「実業団でマラソン・オリンピック」と明確に発言している
- 記録的に見ても、実業団側からのニーズが高い
- すでにマラソンを見据えたハーフで結果を出している
これだけ条件がそろっていて、
あえて一般企業に就職して競技をセーブする…というのは、
かなり“もったいない”選択に見えます。
なので、
「一般就職ルートも理論上はあり得るけど、現実的にはかなり薄い」
と考えておくのがよさそうです。
進路発表はいつ頃になる?
毎年の流れを見ていると、
- 実業団入りする4年生の所属先発表は
秋〜箱根後(1〜3月)にかけて、徐々に出てきます。
箱根前に「◯◯に内定」という情報が出る選手もいれば、
箱根が終わってから正式に発表されるパターンもあります。
山川選手のような箱根の主力&キャプテン級は、
- チーム事情(メディア対応・プレッシャーなど)
- 実業団側のリリースのタイミング
もからんでくるので、
箱根後にまとめて発表という形も十分ありえます。
ファンとしてできるのは、
「どこに行っても応援する準備だけしておく」
これに尽きます。
まとめ
ここまでの内容を、ぎゅっとまとめると…
という感じです。
いちばん早く「進路」が決まるのは誰だ?
ここまで「実業団か?就職か?」「どのチームか?」と、
山川拓馬の進路について、あれこれ語ってきました。
でも、ふと冷静になって考えると…
本人は、今まさに箱根に向けて
「2区か5区か、どっちを走るか」で頭がいっぱいかもしれません。
つまり、
- 山川拓馬:
「花の2区でエース区間に挑みたい」
「でも5区リベンジもしたい…どうしよう…」 - ファン:
「富士通かな?旭化成かな?いや別のチームも…」
と、おたがいまったく別の“進路”で悩んでいるわけです。
もしかすると――
一番早く“進路”を決めなきゃいけないのは、
山川本人よりも、この記事を最後まで読んだあなたの
「箱根当日の応援ポジション」かもしれません。
2区沿道で待つか、5区の山に行くか。
その進路、迷ってるうちにホテルが満室になるのでご注意を…。
──ということで、山川拓馬の就職先より先に、
まずは自分の「観戦プラン」の進路を、しっかり決めておきましょう。




