「え、宇佐美やるの稲葉友なの!?」
原作ファンも、実写から入った人も、思わず二度見したニュースですよね。
2026年3月13日公開の実写映画第2弾『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』で、第七師団のヤバかわ兵士・宇佐美時重を演じるのが、俳優の稲葉友さんだと発表されました。
しかもキャラクタービジュアルでは、両頬の“ホクロ君”もしっかり再現されているとのこと。
この記事では、
- そもそも宇佐美ってどんなキャラ?
- 稲葉友ってどんな俳優?
- 実写ビジュアルの「ホクロ君」再現度はどこがポイント?
- 原作ファン的に、どこまで期待していいの?
をまとめていきます。
いま「稲葉友×ゴールデンカムイ」が熱い理由
まず今回のニュースのポイントを整理すると、
- 実写映画第2弾のタイトルは
『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』 - 公開日は 2026年3月13日(金)
- 新キャストとして、宇佐美時重役に稲葉友さんが発表
- 公開されたビジュアルで、「走るホクロ君」もちゃんと描かれている
と報じられています。
「ホクロ君」というのは、宇佐美の両頬にあるホクロを、鶴見中尉が“棒人間”のように落書きしたのがきっかけのあだ名です。アニメや原作のキャンペーンでも「宇佐美のホクロ君マスク」が作られたほど、ファンの間では有名なポイント。
だからこそ、実写でこのホクロ君をどれだけ再現できるかが、ファン的には超重要なわけです。
実写映画第2弾『網走監獄襲撃編』ってどんなところをやるの?
タイトルにある「網走監獄襲撃編」は、原作の中でもかなりのクライマックスに近い、大きな山場です。
- 舞台は北海道・網走監獄
- 杉元たち、土方陣営、第七師団が入り乱れての大乱戦
- 「刺青囚人」たちの運命が大きく動く
- 物語の核心に、グッと近づいていくパート
1作目の映画は、物語の序盤を中心に描きつつ、「再現度が高い」「原作そのままの空気」とかなり好評でした。
そこからWOWOWドラマ版『北海道刺青囚人争奪編』へ続き、さらに映画第2弾、という流れになっています。ドラマと映画は一緒に撮影されていて、スタッフもかなり気合いが入っていたとインタビューで語られています。
つまり第2弾は、
「実写プロジェクトのこれまでの積み重ねを、一気に爆発させる回」
と言ってもいい重要な章です。
稲葉友ってどんな俳優?
ここであらためて、宇佐美役の稲葉友さんについて簡単に整理しておきましょう。
- 1993年1月12日生まれ、神奈川県出身
- 2010年ごろからドラマで俳優として活動開始
- 特に有名なのは、『仮面ライダードライブ』の詩島剛/仮面ライダーマッハ役などの特撮作品
- 映画・ドラマ・配信作品など、幅広いジャンルで活躍中
明るい好青年役から、ちょっとクセのある役までこなせる俳優さんで、「柔らかい笑顔」と「鋭い目つき」を両方持っているのが強みです。
今回の公式サイトのコメントでは、もともと原作ファンであることや、「この世界に飛び込めることがうれしい」といった思いが語られています。
つまり、
単なるオファーではなく、もともと作品を好きだった俳優が宇佐美を引き受けた
という点も、ファン目線ではかなり心強いところです。
宇佐美時重とは?「ホクロ君」でおなじみのヤバかわ兵隊
では、その宇佐美時重とはどんなキャラクターなのか。
原作や公式のキャラ紹介をざっくりまとめると、こんな人物です。
- 大日本帝国陸軍 第七師団の上等兵
- 口元のホクロ(両頬の対照的なホクロ)がトレードマーク
- 鶴見中尉を心の底から崇拝している
- 鶴見が罰としてホクロを棒人間のように落書き、それを刺青にしてしまう → ここから「ホクロ君」ネタが加速
- 一見、少年ぽい顔つきなのに、中身はかなり危険で歪んだ性格
- 鶴見と関わるときのうっとりした表情や、戦場での狂気じみた行動が印象的
一言でまとめると、
「かわいい見た目なのに、危険度MAXのヤバい兵隊」
です。
だからこそ、実写で宇佐美をやる俳優には
- 少年っぽさ
- 狂気
- 鶴見中尉への歪んだ愛
この3つを同時に表現できることが求められます。
実写ビジュアルをチェック:ホクロ君再現度はどこがポイント?
今回公開されたキャラクタービジュアルでは、
- 軍服姿の宇佐美(稲葉友)
- 両頬の「ホクロ君」がしっかり描かれている
- 「走るホクロ君も健在」というコメントつき
と紹介されています。
ここからわかる再現度ポイントを整理すると…
① 両頬のホクロの位置とバランス
原作の宇佐美は、
- 左右対称ぎみの位置にホクロ
- それを棒人間のようにいじられている
という、かなりインパクトのある見た目です。
実写ビジュアルでも、このバランスが崩れていないかがまず大事。
「なんか違う…」となると、一気に冷めてしまいます。
報道では「両頬のホクロ君も再現」とわざわざ書かれているので、かなり細かく位置や形を作り込んでいると考えてよさそうです。
② 少年ぽい顔つき+不穏な目
ビジュアル写真を見ると、稲葉さんの顔立ち自体はやはり整っていて、どちらかと言うと「綺麗系」。そのうえで、目つきや口元の表情で“何かヤバいものを抱えている感じ”が出るかどうかがポイントになってきます。
③ 「走るホクロ君」的な動きのニュアンス
記事の中では「“走るホクロ君”も健在」と書かれていて、動きのあるシーンでホクロ君がどう映るかにもこだわっているようです。
- 汗をかいたとき
- 走りながら笑うとき
- 鶴見中尉に向かってうっとりしているとき
こうした場面で、ホクロ君が表情の一部として生きているように見えたら、ファンとしてはガッツポーズですね。
稲葉友×宇佐美が「ハマり役」と言われる理由
では、なぜファンの間で「稲葉友、宇佐美ハマりそう」と期待されているのか。ポイントを3つに分けてみます。
① 「正統派イケメン」なのに、クセのある役もこなせる
稲葉さんは、いわゆる「爽やかイケメン」枠に入りつつも、過去作では
- 特撮ヒーロー
- 恋愛もの
- ちょっとひねくれた青年
など、幅広いタイプの役を演じてきました。
宇佐美は「顔だけ見たら中性的で、パッと見は優しそう。でも心の中は真っ黒」というギャップが大事なので、こうしたキャリアはかなりプラスに働きそうです。
② コメディ感と狂気の両方が求められる
宇佐美は単なる悪人ではなく、
- ちょっと笑える
- でも、笑っているうちに背筋が寒くなる
というコメディとホラーの中間みたいなキャラです。
稲葉さんはこれまで、明るい役もシリアスな役もやってきているので、この「軽さ」と「重さ」を同時に出せる可能性があります。
③ 原作ファンであること
公式サイトのコメントで、稲葉さん自身が原作ファンであることが明かされています。
原作ファンの俳優は、
- セリフの「言い方」や
- 目線の動かし方
- ちょっとした仕草
まで、自分から「原作に寄せたい」とこだわってくれることが多いです。
宇佐美の「鶴見中尉を見るときの異様なキラキラ感」なども、きっと研究してくれるはず…と期待したくなりますね。
そもそも実写版ゴールデンカムイってどうなの?第1弾とドラマの再現度
「いや、そもそも実写版って評判どうなの?」
という人のために、簡単におさらいしておきます。
映画第1弾の評価
- 2024年1月19日に公開
- 公開から最初の3日間で、観客動員約35万人、興収約5.3億円という好スタート
- 映画サイトやレビューでは
「再現度が高い」「キャスティングがハマっている」という声が多い
もちろん、すべての原作エピソードを入れることはできないので、構成には賛否もあります。ですが、
「実写化不可能」と言われた原作を、かなり高いレベルで映像化している
という評価が、多くのレビューで共通しています。
ドラマ版(WOWOW)の評判
2024年秋には、WOWOWでドラマ版『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』が放送・配信され、映画と連動した作りになっていました。
- 「映画とドラマをまとめて撮影したので、スケール感がある」
- 「キャラの変態さもしっかり描かれている」
といった、現場スタッフのコメントも紹介されています。
さらに、映画版はNetflixでも配信が始まり、ドラマ版も後に世界配信されて話題になりました。
つまり、
第1弾映画&ドラマで「再現度が高い」という土台ができているからこそ、
第2弾の宇佐美にも期待値が上がっている
という状況です。
原作ファンが気になるポイント&勝手に期待しているシーン
ここからは、少し原作ファン寄りの視点で、「ここ、実写で見たい!」というポイントを挙げておきます。
① 鶴見中尉との“歪んだ信頼関係”
宇佐美は、鶴見中尉を神のように崇拝しています。
ホクロを棒人間風に落書きされても、それをそのまま刺青にしてしまうくらい。
実写では、
- 鶴見中尉(玉木宏さん)の前で見せる、あのうっとりした顔
- 命令を受けたときの、異様なテンション
などが、どこまで描かれるのかが大きな見どころです。
② 「ホクロ君」いじりのシーン
アニメでも話題になった、「ホクロ君」いじりのくだり。
- ただのギャグとして描くのか
- ちょっと狂気を感じるような演出にするのか
ここで作品全体のトーンがかなり決まってくるので、個人的にはかなり注目しています。
③ 網走監獄での大乱戦の中の宇佐美
網走監獄襲撃では、たくさんのキャラが入り乱れます。
- 杉元たち主役組
- 土方陣営
- 第七師団
この中で、宇佐美が
- どのポジションで暴れるのか
- どのカットで「走るホクロ君」が映るのか
を想像するだけでワクワクします。
公開までにしておきたい予習・復習リスト
「よし、せっかくだから予習してから映画第2弾を観たい」という人向けに、軽くロードマップを。
① まずは映画第1弾『ゴールデンカムイ』
- 実写全体の世界観・キャストの雰囲気をつかむ
- 北海道のロケーションや、アクションの方向性もチェック
- Netflixでも配信されているので、手軽に復習しやすいです。
② WOWOWドラマ『北海道刺青囚人争奪編』
- 刺青囚人たちがより深堀りされるパート
- 映画とドラマを通して、「実写版のゴールデンカムイ世界」を一気に体験できます。
※視聴手段は時期によって変わる可能性があるので、最新の配信情報は公式サイトなどでチェックしてください。
③ 原作・アニメで宇佐美回をおさらい
宇佐美が本格的に登場する原作巻や、アニメ第4期の該当話を見直しておくと、
- 「あ、このシーン実写だとこうなったんだ」
- 「セリフの言い方が意外に合ってる/違う」
と、何倍も楽しめます。
まとめ:走るホクロ君を大スクリーンで見届けよう
最後に、この記事の内容をぎゅっとまとめると…
原作を読み込んでいる人ほど、
「宇佐美、ちゃんと“ヤバかわ”になってるのか?」
とドキドキしていると思います。
だからこそ、まずは映画第1弾やドラマ、原作・アニメで宇佐美回をおさらいしておいて、2026年春には大スクリーンで“走るホクロ君”を見届ける準備をしておきましょう。
あなたは、
- 実写宇佐美に一番期待しているポイント
- 「ここだけは絶対やってほしい」というシーン
どこですか?
自分の中で答えを決めておくと、公開日にもっと楽しめるはずです。

