歴代ポケパークと最新ポケパークカントーの違いを比較!

歴代ポケパークと最新ポケパークカントーの違い ライフスタイル
  • 昔あった「ポケパーク」って何だったのか
  • どこに、いつ、どんな形で開かれていたのか
  • 最新の「ポケパーク カントー」は何がちがうのか
  • これから行ってみたい人にとって、どんなポイントが魅力なのか

昔のポケパークをざっくり振り返りつつ、
「期間限定イベント」から「本気の常設テーマパーク」へどう進化したのかを見ていきましょう。


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歴代ポケパークってどんなものだった?

まずは「歴代ポケパーク」を短く整理します。

ポケモン・ザ・パーク2005(日本・名古屋)

最初のポケパークは、
「Pokémon The Park 2005(ポケモン・ザ・パーク2005)」 という名前で、
2005年に愛知県名古屋市で開催されました。

  • 場所:愛知県名古屋市(愛・地球博に合わせて開かれたエリア)
  • 期間:2005年3月18日〜9月25日の約半年間だけの期間限定
  • 内容:
    • ポケモンをテーマにした12〜13種類のアトラクション
    • ゲームコーナー
    • カフェやショップ
    • ここだけのポケモンカードがもらえる特典もあり

イメージとしては、

「ポケモンだらけの遊園地」+「イベント会場」

という感じで、まさに“世界初のポケモン遊園地”と呼ばれていました。

ポケパーク(台湾 2006)

その翌年には、台湾でもポケパークが開催されました。

  • 開催地:台湾・台北市北西部の「国立台湾科学教育館」周辺
  • 期間:2006年6月からの期間限定イベント
  • コンセプト:日本のポケパークをベースにした海外版テーマパーク

日本のポケパークが好評だったため、
「アジアのファンにも生のポケモン体験を」という流れで台湾版が登場した、といったイメージです。

歴代ポケパークの共通点

この2つのポケパーク(名古屋・台湾)には、共通点がいくつかあります。

  • “期間限定”のイベント型テーマパーク
  • 「アトラクションに乗る」「ゲームコーナーで遊ぶ」など
    → 遊園地寄りのスタイル
  • グッズやフードもあったが、
    いわば「お祭り」のような雰囲気
  • その時期に行かないと、もう二度と体験できない“幻のパーク”

つまり、歴代ポケパークは、

「ポケモンの遊園地イベント」
= 一発勝負のお祭り型テーマパーク

という位置づけでした。


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最新「ポケパーク カントー」は何がちがう?

ここからが本題です。
最新の「ポケパーク カントー」は、歴代とはどこがちがうのでしょうか。

そもそも何?どこにできる?

ポケパーク カントーは、

  • よみうりランド園内(東京都稲城市&神奈川県川崎市にまたがる遊園地)
  • 敷地面積:約2.6ヘクタール
  • 森エリア「ポケモンフォレスト」と
    街エリア「カヤツリタウン」で構成

という、ポケモン初の“屋外常設施設”です。

ここが歴代との最大の違いで、

◎ 昔のポケパーク:期間限定のお祭りイベント
◎ ポケパークカントー:ずっとあり続ける本格テーマパーク

という構図になります。

いつオープンする?

  • グランドオープン日:2026年2月5日(木)
  • チケット販売開始:2025年11月21日(金)18:00〜(公式サイトで抽選販売)

「いつか行けたらいいな…」ではなく、
ちゃんと“予定を立てて行ける場所”として準備されています。


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「期間限定」から「常設」へ:存在のしかたの違い

歴代ポケパークは「その時だけ」の夢

名古屋2005・台湾2006のポケパークは、どちらも数か月だけの開催でした。

  • 行けた人は「伝説の思い出」
  • 行けなかった人は「名前だけは知ってる幻のイベント」

という、ある意味レアな体験です。

ポケパーク カントーは「ポケモンの常設拠点」

一方、ポケパークカントーは常設の屋外施設です。

  • よみうりランド内の1エリアとして、長期運営を前提に設計
  • 「今年行けなくても、来年・再来年に家族で…」といった計画も立てやすい
  • 季節ごとのイベントや、アップデートも期待できる

「一度きりのお祭り」から
「何度でも帰ってこられる“ポケモンの街”」へ

この変化は、ポケモンファンにとってかなり大きいポイントです。


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テーマと世界観の違い

歴代ポケパーク:アトラクション中心の“遊園地”

2005年のポケパークは、

  • 12〜13種類のアトラクション
  • 乗り物やゲーム、3Dシアターなどが中心

「ポケモンの見た目をした遊園地の乗り物」がたくさん並んでいるイメージに近く、

「ポケモン×遊園地イベント」

としての色合いが強かったといえます。

ポケパーク カントー:“森と街”に住むポケモンたち

最新のポケパークカントーは、コンセプトがかなり違います。

  • 森エリア「ポケモンフォレスト」
    → ポケモンたちが自然の中で暮らしている姿を観察する場所
  • 街エリア「カヤツリタウン」
    → ポケモントレーナーが集まるにぎやかな街で、ショーやアトラクション、グッズ、フードを楽しむ

特に森エリアは、

  • 全長約500mの本格的な森の散策路
  • 草むら、トンネル、山道など、起伏のある地形
  • 600匹以上のポケモンがさまざまな姿で暮らしている設定

と、「ポケモンの生態をのぞき見する体験」を重視しています。

◎ 歴代:ポケモン柄の乗り物で遊ぶ
◎ カントー:ポケモンの世界そのものに入り込む

という違いが、世界観の大きな変化です。


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遊び方の違い:アトラクション vs 体験・散策

歴代ポケパークの遊び方

2005年のポケパークには、例えばこんな要素がありました。

  • ポケモンをモチーフにしたライド系アトラクション
  • ゲームコーナーでのミニゲーム
  • ここだけのカードやグッズがもらえる特典

「どのアトラクションに乗るか」「何回乗るか」が楽しみ方の軸で、
“遊園地の一日”に近い過ごし方だったと言えます。

ポケパークカントーの遊び方

ポケパークカントーでは、遊び方がもっと多層的です。

  • 森を60分ほどかけて歩きながら、ポケモンを探す・観察する
  • 街エリアで、ショーやグリーティングを楽しむ
  • アトラクション(例:ピカチュウ・イーブイ系のライド)で遊ぶ
  • フードやドリンク、グッズをゆっくり選ぶ

「何に何回乗るか」ではなく、

  • 森で“ポケモンの暮らし”を体感し
  • 街で“トレーナーとしての一日”を過ごす

という、ストーリー性のある1日をデザインしているのが特徴です。


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チケット・料金体系の違い

歴代ポケパーク(2005・台湾)

2005年のポケパークでは、

  • 入場料+アトラクション料金(電子マネーEdy利用)など、
  • 当時としてはちょっと先進的な支払い方式でした。

「イベントに入って、好きなアトラクションでお金を払う」という、
他の遊園地イベントに近いスタイルです。

台湾版も、基本的にはイベント型の入場+アトラクションという形でした。

ポケパークカントーのチケット体系

ポケパークカントーでは、最初からガッツリ設計されたチケット体系が用意されています。

代表的なチケットは次の3種類です。

① トレーナーズパス

  • 料金目安:大人(13歳以上)7,900円〜
  • 入れる場所:
    • ポケモンフォレスト(時間指定あり)
    • カヤツリタウン
    • よみうりランド入園

② エリートトレーナーズパス

  • 料金目安:大人(13歳以上)14,000円〜
  • 入れる場所:
    • ポケモンフォレスト(時間指定なし・再入場可)
    • カヤツリタウン(時間指定なし・再入場可)
    • よみうりランド入園
  • 特典例:
    • カヤツリジムのショー予約席
    • アトラクション優先レーン&追加料金なしの乗車
    • ピカチュウ・イーブイとの写真撮影
    • オリジナルグッズ など

③ タウンパス(街エリアメイン)

  • カヤツリタウンを中心に楽しめるチケット
  • 足腰に不安があって「森は難しい」という人向けの選択肢としても想定

◎ 歴代ポケパーク:
「来てから、どのアトラクションにいくら払うか決める」

◎ ポケパークカントー:
「どの遊び方をするか、チケットの段階で選ぶ」

という違いがあり、
“体験そのものをパッケージ化したチケット”に進化しているのがポイントです。

※料金や内容は今後変更される可能性もあるので、
具体的に行く日程を決めるときは必ず公式サイトの最新情報を確認してください。


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ターゲット層の違い:「子ども向けイベント」から「世代を超えた聖地」へ

歴代ポケパーク

2005年前後のポケモンファンを思い出すと、

  • 主なターゲットは「当時の子どもたち」
  • 親に連れて行ってもらう家族利用が中心

というイメージでした。

大人のファンももちろんいましたが、
「子ども向けイベント」としての色が強かったと言えます。

ポケパークカントー

一方で、ポケパークカントーは、

  • 初代カントー地方を意識した世界観(赤・緑世代もニヤッとする設定)
  • 森の散策や写真映えする街並みなど、大人も本気で楽しめる要素
  • チケット価格も、完全に「大人もターゲット」のレンジ

などから、

  • 子どもだけでなく
  • 昔からのポケモンファン
  • 写真・動画好きな大人カップル
  • ポケモン好きな友人グループ

まで、世代を超えた“ポケモンの聖地”を目指していることが伝わってきます。


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安全面・バリアフリー面の違い

ポケモンフォレストの入場条件

森エリア「ポケモンフォレスト」は、かなり本格的な森歩きになるため、
安全上の理由から明確な制限があります。

  • 5歳未満は入場不可
  • 約110段の階段の上り下りが必要
  • 足腰に大きな不安がある方は利用が難しい場合も

ここは「誰でもOK」だった歴代ポケパークと違うポイントです。

代わりにタウンパスでカバー

そのぶん、カヤツリタウンだけ楽しめるタウンパスが用意されており、

  • 小さな子ども連れ
  • 高齢の家族と一緒に行きたい人

なども、無理なく楽しめるような設計がされています。


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まとめ

最後に、この記事の内容をざっくり表でまとめます。

比較ポイント歴代ポケパーク(名古屋2005・台湾2006)ポケパーク カントー
形態期間限定イベント型テーマパーク屋外常設テーマパーク
場所名古屋・台湾などよみうりランド園内(東京・神奈川)
期間数か月のみ長期運営を前提
主な内容アトラクション・ゲーム・ショップ中心森の散策+街でのショー・アトラクション・グッズ
世界観「ポケモン遊園地」的な雰囲気「森」と「街」でポケモンの暮らしを体感
チケット入場料+アトラクション料金など体験内容ごとのパス(トレーナーズ・エリート・タウン)
ターゲット当時の子ども中心子ども〜大人のポケモンファン全世代
レア度行った人だけの“幻のイベント”何度でも帰ってこられる“ポケモンの街”

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おわりに:どんな人がポケパークカントー向き?

歴代ポケパークを知っている人にとって、
ポケパークカントーは 「あのときの夢の“正式版”」 と言ってもいいかもしれません。

  • 2005年に行けなかった人
  • 子どもの頃ポケモンにハマっていた大人
  • 今まさにポケモンど真ん中な子どもたち
  • 写真・動画映えするスポットを探している人

そんな人たちが、同じ場所でポケモンの世界を共有できる時代になりました。

行くかどうか迷っているなら、まずは

  1. 公式サイトで最新のチケット情報・注意事項をチェック
  2. 自分や家族の体力(森に入るか、街メインか)をイメージ
  3. 「どのパスが自分たちに合っていそうか」ざっくり決めてみる

この3ステップから始めてみると、計画が立てやすくなるはずです。

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