山本景交野市長ですが、
- 「ほんとに男性なの？」
- 「アイライン入れてるって聞いたけど？」
- 「かつらって噂は本当？」
という噂があります。
ただし、人の外見についてのウワサは、あっという間に誤解や中傷にもつながります。
この記事では、できるだけ事実ベースで、
- 公的な情報からわかる「山本景市長の性別」
- 本人がX（旧Twitter）で語った「アイライン」「まつげ」についてのコメント
- 「化粧している？」「かつら？」といった噂の“根拠がある部分・ない部分”
を整理していきます。
そのうえで、
「どこまでが事実で、どこからがただの噂なのか？」
を、一緒に確認していきましょう。
まず基本：山本景市長ってどんな人？
最初に、簡単にプロフィールをまとめます。
経歴とプロフィール
公的なプロフィールによると、山本景（やまもと けい）さんは、1980年3月12日生まれの政治家で、現在は大阪府交野市長を務めています。
- 1980年3月12日生まれ
- 生まれてすぐ交野市へ
- 和歌山大学経済学部を卒業
- 大阪大学大学院経済学研究科（経済学修士）修了
- ITベンチャー「AAA!CAFE」経営
- 信金中央金庫勤務
- 野村證券で課長代理などを経験
その後、政治の世界に入り、
- 2011年：大阪府議会議員（当時は大阪維新の会）
- 交野市議会議員を2期
- 2022年：交野市長選に当選し、現職市長に
といったキャリアです。
政治的な中身については、別の記事で詳しく書きましたが、
ここでは「見た目の噂」を考えるために、性別と本人の発信を中心に見ていきます。
「性別」はどうなっている？公的な資料を確認
選挙公報・公的資料では「男性」
「性別」というキーワードで検索されているので、
まずは一番ハッキリした公的な資料から確認します。
交野市が公表している「令和4年9月4日執行 交野市長選挙」の結果を見ると、
候補者一覧の欄に、次のように書かれています。
「山本 けい 無所属 男 42 新」
ここでの「男」は、戸籍上の性別を表すものです。
つまり、公的な選挙資料上、山本景さんの性別は「男性」として記録されています。
加えて、Wikipediaや公式ブログのプロフィールでも、
普通に「夫」「父親」としての立場に触れられており、
性別が男性であることを前提に書かれています。
なぜ「性別」が検索されるのか？
では、なぜわざわざ「性別」という言葉がサジェストに出てくるのでしょうか。
考えられる理由は、だいたい次の2つです。
- 見た目の印象が、少し“中性的”に見える人もいる
- 目元がくっきりしている
- まつげが濃く見える
- 写真や映像によっては「メイクっぽく見える角度」がある
- ネットで「化粧してる？」「アイライン？」という書き込みが増えた結果、
関連して「性別」も検索されている
実際、Yahoo!知恵袋には、府議時代の山本さんについて
「化粧してません？目の下にアイラインひいてるように見えるんですけど、違いますか？」
という質問も残っています。
こうした「見た目」への興味がふくらんで、
「性別」「化粧」といったキーワードに結びついていると考えられます。
「アイライン入れてる？」騒動の流れ
では、本題のひとつである「アイライン騒動」について見ていきましょう。
きっかけはテレビ映像とネットの書き込み
山本さんは、2014年ごろ、大阪府議会議員として
「LINE問題（中学生とのLINEトラブル）」で大きく報じられました。
そのときの会見やテレビ出演の映像を見た一部の視聴者が、ネット上で
- 「アイライン入れてる？」
- 「つけまつげっぽく見える」
といった書き込みをし始めたのが、騒動のスタートです。
本人がX（旧Twitter）で完全否定
こうした噂に対して、山本さん本人は、当時Twitter（現X）で
はっきりと否定する投稿をしています。
例えば、2014年ごろの投稿では、
「私が会見時にアイラインを引いている、または、つけまつげをしている、との情報がネット上に飛び交っておりますが、事実と異なります。自毛です。」
とコメント。
さらに、最近の投稿でも、
「過去からアイラインって言われます
アイラインは入れてません。
まつ毛は地毛です。」
とあらためて書いています。
つまり、
- 本人は「アイラインもつけまつげもしていない」と明言
- 「まつ毛は元々の自分の毛（自毛）だ」と説明
している、というのが事実です。
なぜ「アイラインっぽく見える」のか？
ここから先は、あくまで一般論ですが、
- もともとまつげが濃い・長い
- 目の周りの影やくぼみが強い
- カメラの角度や照明のあたり方
などが重なると、メイクをしていなくても「アイラインを引いているように見える」ことはよくあります。
とくにテレビ用のスタジオライトは、
- 顔に強い光が当たる
- 影がはっきり出る
という特徴があるので、
素顔でも「アイライン風」に見えやすいことがあります。
実際のところ、私たちは、
「本当にまったくメイクをしていないのか？」
を100％確認することはできません。
しかし、
「アイラインやつけまつげをしている」という“断定”に対して、
本人が何度も「していない」と発信している
という点は、事実として押さえておくべきポイントです。
「化粧してる？」という噂について
次に、「化粧」というキーワードについても見ておきましょう。
公的な場での“軽いメイク”はよくあること
まず前提として、政治家に限らず、
- テレビ出演
- 公式ポスターの写真撮影
のときに、男女問わず「軽いメイク」をすること自体は珍しくありません。
- 肌のテカリを抑える
- クマやニキビ跡を少し隠す
- スタジオライトで顔色が悪く見えないようにする
といった目的で、「いわゆるフルメイク」ではなく、最低限のメイクやパウダーを使うケースはよくあります。
これはアナウンサーや男性タレントも同じで、
「メイク＝女性だけのもの」という時代ではなくなっています。
山本市長について“確かなこと”と“わからないこと”
山本市長について言えるのは、
- 「アイライン・つけまつげについては本人がはっきり否定している」
- 「“顔全体のメイク”をしているかどうかについては、
本人から詳しい説明は出ていない」
ということです。
つまり、
- 「テレビ用に軽くパウダーをのせているか」
- 「写真撮影のときにプロが少しだけメイクしているか」
といった細かいレベルは、外部からは確認しようがありません。
そして、ここが重要ですが、
「化粧している“ように見える”」ことと
「実際にどの程度メイクしているか」
は、必ずしも一致しません。
だからこそ、このテーマについては、
- 「本人が否定していることは事実として尊重する」
- 「それ以上の細かいメイク習慣は、プライベートな領域」
と考えるのが、大人としてちょうどいい距離感ではないでしょうか。
「かつら疑惑」は本当？情報を探してみる
続いて、「かつら疑惑」についても見ておきましょう。
信頼できるソースには「かつら」の話は出てこない
ニュース記事・公式ブログ・インタビューなどをざっと調べても、
- 「山本市長がかつらだ」と断定している信頼できる記事
- 本人が「かつらです」「かつらではありません」とコメントした記録
は見つかりませんでした。（少なくとも公的な媒体では見当たりません。）
一方で、ネット掲示板やSNSでは、
- 「あの髪型、かつらっぽくない？」
- 「昔の写真と雰囲気が違う」
といった“印象トーク”は散見されます。
しかし、これはあくまで個人の印象レベルの話であり、
根拠のある情報とは言えません。
髪型や髪のボリュームは、年齢とともに変わる
また、山本さんに限らず、
- 年齢
- ストレス
- 体調
- 髪型の流行
によって、髪のボリュームやスタイルは変わります。
- ある時期は短髪・さっぱり
- ある時期は少し伸ばしてボリュームを出す
といった変化だけで「かつらだ」と決めつけてしまうのは、
さすがに無理があります。
そもそも、たとえ誰かがかつらを使っていたとしても、
「かつらだから悪い」
「かつらだから政治家としてダメ」
という話ではありませんよね。
髪の量やスタイルは、その人の自由です。
ここを叩きすぎると、薄毛や脱毛症に悩む人たちへの偏見や中傷にもつながりかねません。
結論：「かつら疑惑」は“根拠のない噂”の域を出ない
以上をふまえると、
- 公的な情報に「かつら」の話は出てこない
- 本人も特に言及していない
- ネットの一部で「そう見える」と言われているだけ
という状態なので、「かつら疑惑」は根拠のない噂話の範囲にとどまっていると考えるのが自然でしょう。
外見いじりが炎上につながる時代に、どう向き合うか
過去にはテレビで「キモい」と言われ、BPO申し立ても
山本さんは、以前のLINE問題のとき、
テレビ番組でコメンテーターから「キモい」などと批判され、
その発言をめぐってBPO（放送倫理・番組向上機構）に申し立てをしています。
このエピソードからもわかるように、
- 政治家であっても
- 外見をあげつらわれるような表現は、人格攻撃になりうる
という問題意識を、本人自身が強く持っていると考えられます。
「からかい」から「いじめ」に変わる瞬間
ネット上では、
- 「アイラインっぽくない？」
- 「かつらじゃない？」
といった“軽いノリ”の書き込みがあふれています。
しかし、それが積み重なると、
- 本人にとっては大きなストレスになる
- 同じ特徴を持つ他の人が、傷つくこともある
という一面もあります。
からかいと中傷の境目は、とても曖昧です。
だからこそ、
「事実を知るために調べる」のはOK
「事実かどうかもわからないことを断定して叩く」のはNG
というラインを、私たち一人ひとりが意識する必要があります。
まとめ
最後に、この記事のポイントを整理します。
事実として言えること
- 性別について
- 交野市が公表している市長選の結果では、
山本景氏は「男」と明記されている。 - 公的なプロフィールや経歴も、男性として記載されている。
- 交野市が公表している市長選の結果では、
- アイライン・つけまつげについて
- 本人はX（旧Twitter）で、
「アイラインを引いている、つけまつげをしている」という情報は
「事実と異なる」と明言。 - 「アイラインは入れてません。まつ毛は地毛です」と重ねて発信している。
- 本人はX（旧Twitter）で、
- かつら疑惑について
- 信頼できるニュースや公式情報で「かつら」という話は出てこない。
- 本人も特にコメントしておらず、根拠のある情報は見当たらない。
“噂話”としてとどめるべきこと
- 「化粧しているかどうか」の細かいレベル
（テレビ用の軽いメイクなど）は、外から完全にはわからない - 「かつらかどうか」も、確かな根拠がないまま語られているだけ
これらは、本人のプライベートに属する部分でもあり、
それを決めつけて攻撃するのは避けるべきです。
おわりに
山本景市長に限らず、
- 性別
- メイク
- 髪の毛
といった「見た目」の話題は、どうしてもバズりやすく、
サジェストにも上がりやすいテーマです。
でも、政治家を評価するうえで本当に大事なのは、
- どんな政策を打ち出しているのか
- 税金をどう使おうとしているのか
- 市民の声にどう向き合っているのか
といった、「中身」の部分のはずです。
もちろん、「見た目が気になって検索してしまった」という気持ちは、
人間として自然なものだと思います。
ただ、その先で、
「これは事実なのか？」
「ただの噂を広めていないか？」
「外見を笑いものにしていないか？」
と一度立ち止まって考えることができれば、
それだけでネットの空気は少しやさしくなるはずです。
この記事が、
- 山本景市長に関する「性別・化粧・かつら・アイライン」情報の整理
- 外見ネタとの付き合い方を考える、ちょっとしたきっかけ
になればうれしいです。
