今回は、岡山・倉敷高校の長距離選手として名前が出る首藤海翔(しゅどう かいと)選手について、「大学に進むのか」「実業団に行くのか」を整理しながら予想していきます。
※先に大事なことを言うと、進路は本人と関係者が正式に発表するまで確定しません。ネット上には“それっぽい話”も出ますが、この記事では公的・報道で確認できる情報を土台にしつつ、推測は推測として分けて書きます。
まず、首藤海翔選手はどんな選手?
倉敷高校の長距離エース級として注目
公開情報として確認できる範囲では、首藤選手は倉敷高校(岡山)の長距離選手として大会に出場し、トラック5000mや駅伝で実績が見られます。
記録の目安:5000mで13分台の走力
2025年の国民スポーツ大会(国スポ)関連の学校ページでは、首藤選手が少年男子5000mで13分44秒74で3位、岡山県高校記録と記載されています。これは高校生としてトップクラスの数字です。
また、陸連の「全国高校リモート陸上」ランキングにも、首藤選手の5000m記録が掲載されています。
駅伝でも「県代表の一員」として走っている
全国都道府県対抗男子駅伝(ひろしま男子駅伝)のエントリー資料に、岡山県の選手として首藤海翔(倉敷高)の記載があります(5000mの持ち記録なども併記)。
また別の報道では、駅伝での走りやコメントも紹介されています。
「大学」と「実業団」って、結局なにが違うの?
ここ、意外とごちゃごちゃしがちなので、シンプルにいきます。
大学ルート(いわゆる“大学駅伝・箱根ルート”)
- 大学に進学し、陸上部で競技を続ける
- 強豪校だと「箱根駅伝」「全日本」「出雲」など大舞台がある
- 練習環境(寮・トレーナー・栄養面)が整っている学校も多い
- 一方で、授業・単位・生活もあるので時間配分が必要
実業団ルート(社会人の陸上チーム)
- 企業に所属し、働きながら(または競技中心で)走る
- 日本選手権、ニューイヤー駅伝など“社会人の大舞台”がある
- 早くから大人の体づくり・レース選びができる
- 一方で、入社後の立場や環境が合うかはチーム次第
ざっくり言うと、
大学=成長しながら大舞台を経験しやすい
実業団=競技を仕事レベルで進めやすい
こんなイメージです。
首藤海翔選手は「大学向き」?それとも「実業団向き」?
ここからは“予想ゾーン”です。ただし、根拠はなるべく筋の通る形で。
ポイント1:すでに5000mで13分台=上のステージで勝負できる
高校生で13分台を出している時点で、大学でも実業団でも「欲しい」と思う側が出てきます。国スポでの上位成績・記録は、その材料になります。
ポイント2:駅伝適性があると「大学駅伝」で化けることが多い
都道府県駅伝のような舞台に乗っているのは、駅伝向きの走り(粘り・タフさ)を評価されやすいです。
大学駅伝は“スピードだけ”じゃなく、“レースの強さ”が問われるので、ここが噛み合うと一気に伸びます。
ポイント3:本人が「何を一番やりたいか」で結論が変わる
たとえば、
- 「箱根を走りたい」が強い → 大学の可能性が上がる
- 「早く日本選手権で勝負したい」→ 実業団の可能性が上がる
- 「学びたい分野がある」→ 大学が有利
- 「ケガのケアや体づくり優先」→ どちらでも“環境の良い所”が正解
つまり、能力だけで決まるというより、目標と環境の相性で決まるんですね。
有力候補は?(“名前”より“タイプ”で考えるのが安全)
ここが一番知りたいところだと思います。
ただ、現時点で私が調べた範囲では、首藤海翔選手の進路について、大学名・企業名の「公式発表」や「確定報道」は見当たりませんでした(掲示板系の書き込みはありますが、裏取りできないため事実として扱いません)。
なのでこの記事では、「もし大学なら」「もし実業団なら」で有力になりやすい“タイプ”を整理します。
1)箱根駅伝の優勝を本気で狙う“ガチ強豪大学”タイプ
こういう大学が求めるのは、
- 5000mで速い(=スピードの土台がある)
- 駅伝で粘れる(=最後まで落ちにくい)
- 寮生活・強い練習に耐えられる
首藤選手は国スポ5000mで結果を出しているので、このタイプの目に入る条件はそろっています。
(ただし「行く」とは別です。あくまで“条件”の話。)
2)育成が上手い“伸ばす大学”タイプ
強豪でも、いきなりトップで使うより
- 2〜3年かけて体を作って伸ばす
- 故障しにくいフォームや筋力を作る
こういう方針の大学もあります。
高校で13分台が出せているなら、伸びしろも十分。ここも選択肢になり得ます。
3)地元・地域で競技と生活を安定させる“現実型”タイプ
地元に近い大学で、
- 生活コストを抑える
- 家族のサポートも受けやすい
- 学業と競技を両立しやすい
という考え方もあります。
「強豪に行くこと=正解」ではないので、本人の価値観次第でここは普通にあります。
4)実業団の“長距離強豪チーム”タイプ
実業団は、
- トラックで上を狙う選手
- ニューイヤー駅伝で戦える選手
のどちらも欲しいです。
首藤選手はトラック実績が目立つので、もし実業団に進むなら「駅伝も強い、でもトラックも捨てない」方向が合いそうです。
進路が出るのはいつ?どうやって確認する?
高校長距離選手の進路は、だいたい次のどこかで出ます。
- 学校(陸上部・学校公式サイト)の発表
- 大学陸上部の新入生発表
- 企業チームの新加入発表
- 地元メディアのインタビュー記事
いちばん確実なのは、学校・チームの公式発表です。焦って噂に飛びつくより、ここを待つのが安全です。
よくある質問(Q&A)
Q1. 大学に行った方が強くなれる?
一概にそうとは言えません。強くなるのは「環境×本人の相性」です。
強豪大学の練習が合う人もいれば、合わずに故障する人もいます。
Q2. 実業団に行くと、箱根みたいな注目は減る?
箱根ほどの全国的な話題性は減ることもありますが、実業団にはニューイヤー駅伝や日本選手権など別の大舞台があります。競技としてはむしろ本流です。
Q3. 首藤海翔選手は結局どっち?
現時点では、確定情報がないため断定できません。
ただ、国スポでの成績・記録を見る限り、大学でも実業団でも上位層に入れる土台があるのは確かです。
まとめ
最後に要点をギュッとまとめます。
- 首藤海翔選手は倉敷高校の長距離選手として、国スポ5000mで上位&好記録が確認できる
- 都道府県駅伝の資料にも名前があり、駅伝の舞台でも戦っている
- 進路(大学名・企業名)は、公式発表が出るまで“確定”とは言えない
- ただし、走力的には「大学でも実業団でも声がかかり得る」=“選べる立場”にいる
進路って、外から見ると「どこ行くの?」で終わりがちですが、本人にとっては人生の大きな分かれ道です。
だからこそ、決まったときには「当たった外れた」より、「その選択を応援しようぜ」でいきたいですね。
(この記事は、上記の引用元にある公開情報をもとに作成しています。進路が正式に出たら、その情報に合わせて読み替えてください。)

