東海大学のエースとして箱根駅伝やトラックで活躍してきた
兵藤ジュダ選手。
4年生のシーズンも佳境に入り、
「このあと、進路はどうするんだろう?」
「実業団に行く?それとも普通に就職?」
と気になっている人も多いですよね。
結論から先に言うと――
兵藤ジュダ選手の進路は「Honda(ホンダ)陸上競技部入り」でほぼ確定です。
すでに複数のメディアや進路まとめサイトで「Honda内定」と報じられています。
この記事では、
- 兵藤ジュダ選手ってどんな選手?
- 「実業団か就職か?」という問いの本当の意味
- 有力候補先「Honda」はどんなチーム?
- 兵藤選手がHondaでどんな役割を担いそうか
を解説していきます。
兵藤ジュダはどんな選手?プロフィールをざっくり整理
まずは基本情報から整理しておきましょう。
- 名前:兵藤 ジュダ(ひょうどう じゅだ)
- 生年月日:2003年8月5日(22歳)
- 出身地:静岡県静岡市
- 出身高校:東海大静岡翔洋高校
- 大学:東海大学 体育学部
- 専門種目:中長距離(1500m〜10000m、ハーフマラソン)
自己ベストの一部を並べると、
- 1500m:3分39秒62(2025年)
- 5000m:13分49秒98(2024年)
- 10000m:28分14秒75(2023年)
- ハーフマラソン:1時間02分34秒(2025年)
という、スピードもスタミナも兼ね備えた「万能型ランナー」です。
高校時代は800m・1500mの“ミドル種目”で全国トップクラス。インターハイ800mでは大会新記録で優勝していて、「スピードスター」として知られていました。
東海大で「スピードと長距離」を両立させた4年間
箱根駅伝で1区区間5位の走り
東海大学に進学してからは、駅伝とトラックの両方で存在感を発揮します。
第100回箱根駅伝では、エース区間のひとつである1区を任され、区間5位。
強豪校がエース格を投入する区間で、しっかり前方集団で戦ったことは大きなインパクトでした。
故障からの復活劇
3年の時には夏合宿で故障し、箱根予選会も走れず、チームの危機に何も貢献できなかった…という悔しい経験もしています。そこから、
- 1500mを中心にスピードを磨き直す
- 日本インカレ1500mで2位
- 日本選手権1500mで5位入賞
と、トラックで一気に存在感を取り戻しました。
「トラックで結果を出せたことで、チームに良い刺激を与えられたと思う」
という本人のコメントにもあるように、
「中距離の人」から「駅伝も走れるオールラウンダー」へと進化した4年間だったと言えます。
進路の答え:兵藤ジュダは「Honda」に実業団入り
さて、本題の進路です。
実業団か?一般就職か?ではなく…
陸上ファンの間では、
「兵藤はどこの実業団に行くんだろう?」
「いや、もしかして普通の企業就職で競技はセーブするのかな?」
といった話題もありましたが、
2025年12月時点で、答えはハッキリ出ています。
- 進路まとめサイト
- 駅伝系ニュースサイト
- TBS系ニュースサイト など
複数の情報源で、
「兵藤ジュダ(東海大) → Honda」
と進路が明記されています。
Honda陸上競技部の公式X(旧Twitter)アカウントやニュースでも、
2026年度の新加入選手として名前が挙がっています。
つまり、
進路は「Hondaに就職して、Honda陸上競技部で走る」という形
で、ほぼ確定と見ていい状況です。
そもそも「実業団」と「就職」はどう違うの?
タイトルにもある
「実業団か就職か?」
という問いですが、ここは少し整理しておきたいポイントです。
実業団ランナー=会社員+陸上選手
実業団に入るというのは、ざっくり言うと
「特定の企業に就職し、その会社の陸上部に所属して競技を続ける」
ということです。
つまり、
- 立場としては会社員
- でも仕事の多くは練習・試合・合宿など競技活動
- 給料はその会社からの給与として支払われる
という形になります。
Honda陸上競技部の選手も、
Hondaの社員として雇用されつつ、ニューイヤー駅伝や各種大会で走っています。
「一般就職」との違い
一方、「一般就職のみ」の場合は、
- ごく普通に企業へ入社
- 仕事はフルタイムで通常業務(営業・事務・現場など)
- ランニングは「趣味や市民ランナー」として続ける
というパターンが多くなります。
もちろん、市民ランナーとして結果を出す人もいますが、
世界を目指すトップレベルの練習環境を考えると、
全国トップクラスの学生ランナーが、本気で競技を続けたいなら
「実業団」を選ぶのが現実的
というのが、今の日本の構造です。
兵藤ジュダ選手も、この「競技をガチで続ける道」として
Honda陸上競技部を選んだ、と考えるのが自然ですね。
有力候補先「Honda」ってどんなチーム?
では、兵藤選手が進む「Honda陸上競技部」は、どんなチームなのでしょうか。
ニューイヤー駅伝の常連&優勝候補
Honda陸上競技部は、
- 元日の全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)の常連
- 優勝争いに度々絡む強豪チーム
- マラソンでも日本トップクラスの選手を数多く輩出
という「エリート集団」です。
ここ数年も、
- ニューイヤー駅伝で優勝争い
- 東京世界選手権やパリ五輪代表を狙うマラソンランナーも所属
など、「世界を見据えたチーム作り」を続けています。
2026年度新加入組は“箱根エース級”ばかり
2026年度には、兵藤ジュダ選手だけでなく、
- 東海大のダブルエース・花岡寿哉選手
- 法政大のエース・大島史也選手
など、箱根駅伝で目立った選手たちの加入が発表されています。
つまり、
「箱根の主役級が、そのままHondaでチームを作る」
という流れになっており、
世代トップクラスのスピード軍団になる可能性が高いのです。
そんな環境に、1500m〜10000mまでこなせる兵藤選手が加わる。
駅伝ファンからすると、かなりワクワクする組み合わせですよね。
なぜ兵藤ジュダにHondaはピッタリなのか?(理由を3つ)
ここからは少し「考察」になりますが、
なぜ兵藤選手にHondaが合いそうなのか、理由を3つに整理してみます。
① スピード型エースを活かしやすいチーム
兵藤選手は、
- 1500mで3分39秒台
- 5000mで13分台
- 10000mで28分14秒台
という、スピードもスタミナもある“万能タイプ”。
ニューイヤー駅伝では、
- 1区・3区のようなスピード区間
- 中盤の平地区間での「流れを変える役」
など、活躍できる場面がたくさんあります。
Hondaはもともとスピードのある選手を多く抱えていて、
「流れを一気に変える区間エース」をうまく活かす戦術が得意なチーム。
そこに、兵藤選手のタイプはかなりマッチしていると言えそうです。
② 長期的にはマラソン挑戦の選択肢も
Hondaは、マラソンで世界と戦う選手も生み出してきたチームです。
ハーフマラソンで1時間02分台を持つ兵藤選手にとっては、
「まずは駅伝とトラックで結果を出しつつ、
30代にかけてマラソンで勝負する」
というキャリアパスも現実味があります。
世界選手権やオリンピックを視野に入れた時、
サポート体制やレースの機会が整っているHondaは、
挑戦しやすい環境と言えるでしょう。
③ 同世代の“仲間兼ライバル”が多い
同じ東海大からは、花岡寿哉選手もHondaに進みます。
- 大学時代のダブルエースが、そのまま実業団でも同じチームに
- 法政大の大島選手など、他大学のエース級も同世代として加入
という状況は、
「大学時代のチームメイト+ライバルと、
そのまま全国トップレベルで競い合える」
ということでもあります。
この「良いライバル関係」は、長い競技人生の中で大きな武器になります。
もし「普通の就職」を選んでいたら?メリット・デメリット
ここからは完全に「もしも」の話です。
もし兵藤選手が
「企業に一般就職して、市民ランナーとして走る」
道を選んでいたとしたら、どうなっていたでしょうか。
メリット
- 競技に縛られすぎない、安定した働き方ができる
- ケガなどで走れなくなったときも、キャリアの軸が仕事側にある
- 生活リズムや将来設計を立てやすい
デメリット
- 合宿や海外レースなど、本格的な環境を自分で用意しなければならない
- 世界レベル・日本トップレベルのレースに出るチャンスが限られる
- 「ランニング活動」に割ける時間と体力がどうしても減る
トップレベルの才能を持つ選手が、
世界を狙える環境をあえて手放すのは、やはりもったいない部分もあります。
今回、兵藤選手はHonda陸上競技部という
「競技をとことん突き詰められる環境」を選びました。
これは、
「自分の走りで、まだまだ上を目指す」
という強い意思表示でもある、と感じます。
Hondaで兵藤ジュダに期待される役割
では、実際にHondaに入ってから、どんな姿が見られそうでしょうか。
あくまで“予想”ですが、いくつか挙げてみます。
① ニューイヤー駅伝の「スピード区間エース」
1500m〜10000mまでスピードに自信がある兵藤選手は、
- 1区:スタートダッシュで前に出たい区間
- 3区:流れを変えたい重要区間
などで起用される可能性があります。
東海大時代にも箱根1区を経験しているので、
「大舞台の1区」というプレッシャーにも慣れています。
② トラックレースでの日本トップ争い
日本選手権1500mで入賞するスピードがありますから、
実業団に入ってからも、
- 1500m・5000mの国内タイトル争い
- アジアレベルや世界大会の代表争い
に絡んでいく可能性は十分あります。
③ 将来のマラソン挑戦
ハーフ1時間2分台という記録は、
フルマラソンでも十分に伸びしろがあるタイムです。
Hondaにはマラソンの実績ある選手・コーチも多く、
長期的には、
「駅伝の要 → マラソンで世界を狙う」
というキャリアが見えてきます。
まとめ
最後に、この記事のポイントを整理します。
つまり、
「実業団か就職か?」という二択ではなく、
『就職もしつつ、トップレベルで走り続ける道』を選んだ
というのが、兵藤ジュダ選手の進路の正体です。
あとは、Hondaの赤いユニフォームを着て、
どんな走りを見せてくれるのか。
元日のニューイヤー駅伝で、
スタート直後の1区に立っているのか。
それとも中盤で一気に流れを変える切り札になるのか。
いろいろ想像しながら待つのも、
陸上ファンのささやかな楽しみですね。
そしてもしあなたが、
「自分の仕事や人生の進路、どうしようかな…」
と迷っているなら、
兵藤選手のように
「自分が本気で続けたいこと」を軸に選ぶ
という視点を、少しだけ真似してみるのもアリかもしれません

