「札幌マラソンで優勝した創価大の竹田康之助、卒業後はどうするんだろう?」
駅伝ファンなら、一度は気になるところですよね。
この記事では、
- 今わかっているプロフィールや実績
- そこから見えてくる「実業団に行きそうな理由」
- 一般就職の可能性
- 創価大OBの主な進路先から見える「有力候補の“タイプ”」
を整理していきます。
竹田康之助ってどんな選手?
まずは基本プロフィールから。
- 名前:竹田 康之助(たけだ・こうのすけ)
- 出身:北海道
- 出身高校:東海大札幌高校
- 大学:創価大学 経営学部・経営学科
- 所属:創価大学陸上競技部 駅伝部
- 役職:4年生世代で「寮長」を務めるリーダー格
創価大学駅伝部の公式サイトの選手紹介では、
「出身地:北海道」「出身校:東海大札幌」「学部:経営」「座右の銘:人を以て鑑と為す」 と紹介されています。
「人を鏡にして自分を磨く」という意味の座右の銘からも、
周りから学びながら成長していくタイプなのが伝わってきますね。
さらに、チーム内では「寮長」という役割。
寮長は、選手たちが生活する寮の雰囲気づくりや、ルールの徹底などを担うポジションです。
監督やコーチからも信頼されていないと任せてもらえない役割なので、
人柄・責任感の面でも評価が高い選手 と考えられます。
大学での自己ベストと主な実績
竹田選手の走力を、数字でざっくり整理してみます。
トラック種目のベストタイム
箱根駅伝エントリーをまとめたデータサイトによると、
竹田選手の自己ベストはおおよそ次の通りとされています。
- 5000m:14分21秒54
- 10000m:29分19秒27
- ハーフマラソン:1時間04分04秒
5000m14分台前半、10000m29分台前半というのは、
関東の大学長距離界では「主力クラスには一歩届かないが、十分に強い選手」 というイメージです。
特に5000m14分21秒54は、
「第9回絆記録挑戦会」で自己ベストを更新したレースで出した記録として、
創価大駅伝部の公式サイトにも残っています。
ロード・マラソンでの活躍
竹田選手が特に光っているのはロードレースです。
札幌マラソンで「2度の優勝」
- 第50回札幌マラソン
- 種目:ハーフマラソン男子10〜20歳代
- 記録:1時間06分36秒
- 結果:部門優勝(2年ぶり2度目の優勝)
このレースは、地元・北海道での大会ということもあり、
本人にとっても思い入れの強い大会。
2年前にも優勝しており、「地元で2度目の頂点」 というニュースにもなりました。
フルマラソンにも挑戦
さらに、マラソン(42.195km)の大会では、
- フルマラソン
- 種目:男子招待・実業団学連登録
- 記録:2時間20分37秒(ネット 2時間20分34秒)
- 総合2位 / 種目別2位
という結果も残しています。
大学在学中からフルマラソンに挑戦し、2時間20分台前半でまとめてくる 選手は、
長距離界でも「将来マラソンで伸びるかも」と注目されやすいタイプです。
チームの中でのポジションと役割
創価大駅伝部の選手一覧を見ると、
4年生世代は、石丸惇那・黒木陽向・野沢悠真・三坂佳賞・山下蓮など、
駅伝ファンにはおなじみのメンバーが並びます。
その中で竹田選手は、
- 主にトラックやロードレースで結果を残す
- 寮長としてチームを支える裏方的なリーダー
という、「縁の下の力持ち+ロードで存在感」 という立ち位置に見えます。
箱根走者としての実績では、同世代のエースたちほど目立たないかもしれませんが、
長い距離(ハーフ〜フル)での安定感を考えると、
社会人になってからマラソンで伸びる可能性 を感じさせるタイプです。
進路の最新情報:公式発表は?
ここが一番気になるポイントだと思いますが、
2025年12月時点で、竹田康之助選手の「進路先(○○実業団に内定」「○○社に就職」などの情報)は、公には見つかっていません。
創価大学駅伝部の公式サイトには「卒業生の主な進路先」は掲載されていますが、
個々の選手ごとの「◯年度卒業・◯◯選手 → ◯◯実業団」のような情報は、
まだ2026年卒世代まで細かくは出ていません。
また、創価大駅伝部のX(旧Twitter)では、
「月刊陸上競技2月号に卒業生の進路が掲載されています」といった告知も出ており、
毎年、詳しい進路情報は紙媒体や専門誌でまとめられる傾向があります。
ただし、
その誌面を直接確認できていない以上、ここで「竹田選手は○○実業団に進みます」と断定することはできません。
なのでこの記事では、
- 「公式情報はまだ一般には見えない」
- 「これまでの実績や創価大OBの傾向から、ありそうな進路の“方向性”を考える」
というスタンスで進めていきます。
実業団に進みそうな理由
まずは、「実業団(企業チーム)に進む可能性」 から考えてみましょう。
① マラソン・ハーフでの実績がある
- 札幌マラソンのハーフで2度の優勝
- フルマラソンで2時間20分37秒(男子招待・実業団学連登録で2位)
この2つだけでも、
「長い距離で結果を出せる選手」 という評価につながります。
実業団チームの多くは、
- 都道府県駅伝
- 実業団駅伝
- マラソン大会
など、長い距離のレースが中心です。
既にフルマラソンを走り、結果も残している竹田選手は、
「育てがいのあるマラソンタイプ」として声がかかっていてもおかしくない存在 です。
② 地元・北海道とロードでの強さ
札幌マラソンでの活躍は、
地元北海道のファンにも強く印象づけられています。
地方の企業チームは、
- 地域の大会で活躍してくれる選手
- 地元出身で、地域のファンに愛される選手
を欲しがることも多いので、
北海道に拠点を持つ企業や、北海道の大会に積極的なチーム から見ても魅力的な存在と言えます。
③ チーム内での「寮長」という立場
創価大の選手紹介では、4年生の中で竹田選手が「寮長」を務めていることが明記されています。
寮長は、
- 先輩・後輩の間に立つ
- 生活面でチームを支える
- コーチ・監督と選手をつなぐ
といった役割を担います。
実業団チームも「チームワーク」「人柄」をとても重視するので、
リーダー経験のある選手は採用側から見ても安心感がある のは間違いありません。
一般就職+市民ランナーという選択肢も
とはいえ、実業団だけが選択肢ではありません。
創価大駅伝部の公式サイトでは、卒業生の主な進路として、
- 実業団:
愛三工業、旭化成、SGホールディングス、九電工、黒崎播磨、コニカミノルタ、GMOインターネットグループ、SUBARU、中国電力、ひらまつ病院 など - 一般企業:
伊藤園、イトーヨーカ堂、JR西日本、四国銀行、大成建設、竹中工務店、ベネッセスタイルケア、レバレジーズ など
といった会社名が並んでいます。
つまり、創価大の長距離出身者の中には、
- 実業団でガッツリ競技を続ける人
- 一般企業に就職しつつ、市民ランナーとして走り続ける人
- まったく別の道に進む人
など、いろいろな進路パターンがあるということです。
竹田選手は「経営学部・経営学科」の学生でもありますから、
ビジネスやマネジメントの世界に興味を持っていても不思議ではありません。
- 企業の営業
- スポーツ関連企業
- マーケティング・人材系
などに進みながら、地元や関東の大会を中心に走り続ける、
という選択も十分あり得ます。
「有力候補先」はどんなタイプのチームか?
ここからは、あくまで「傾向」として考えられる候補の“タイプ”を整理します。
具体的な「◯◯実業団に行きそう」と断定する話ではないことを、あらためて強調しておきます。
タイプ①:マラソン強化に力を入れている実業団
竹田選手の
- フル2時間20分台前半
- ハーフ64分台〜66分台
- ロードレースでの優勝経験
といった実績を考えると、
「将来マラソンで2時間10分台〜それ以上を狙いたい」 という育成プランに合うチームが第一候補になりそうです。
創価大OBの主な進路先として挙がっている中では、たとえば
- GMOインターネットグループ(マラソン・駅伝ともに力を入れる)
- 愛三工業、旭化成、トヨタ紡織、中国電力 など、マラソン・駅伝の強豪
こうした長距離・マラソンに本気のチームは、
竹田選手のような「学生時代からフルに挑戦している選手」を歓迎する傾向があります。
タイプ②:駅伝とマラソンの両立型チーム
全日本実業団駅伝や都道府県対抗駅伝など、
駅伝にも力を入れつつ、マラソンにも挑むスタイルのチームも多いです。
- SGホールディングス(旧SGホールディングス)
- 九電工
- コニカミノルタ
- YKK
などは、駅伝とマラソンの両方で名前が挙がることの多いチームです。
竹田選手のように、
- 5000m・10000mでもそこそこ走れる
- ロードとフルで伸びている
というタイプは、
「駅伝でも戦力になりつつ、将来はマラソン要員」というポジション を期待されやすいです。
タイプ③:地域密着型チーム・医療法人系チーム
創価大OBの進路先には、
- 医療法人ひらまつ病院
- 地域電力会社(中国電力 など)
といった、「地域密着型+実業団ランナー」というスタイルのチームもあります。
竹田選手は
- 北海道出身
- 北海道の大会(札幌マラソン)で活躍
という特徴があるので、
将来的に「地元・北海道に近い環境で走れるチーム」を選ぶ可能性も、ゼロではありません。
ファンが進路発表をチェックする方法
「結局どこに決まるの?」
と気になる方のために、進路情報を追いかけるときのポイントもまとめておきます。
① 創価大学駅伝部の公式サイト・SNS
- 創価大学駅伝部 公式サイト
- 公式X(旧Twitter)・Instagram
では、進路情報やOBの活躍が紹介されることがあります。
特にシーズンオフ〜春先(2〜4月)は、
- 「◯◯選手が◯◯実業団に加入しました」
- 「卒業生の進路一覧」
といった情報が出やすい時期です。
② 月刊陸上競技・駅伝専門サイト
- 月刊陸上競技(紙・Web)
- 駅伝ナビ、箱根関連の専門ブログ など
では、「大学4年生・主力選手の進路一覧」 がまとめられることが多いです。
「第102回箱根駅伝2026」後〜春にかけて、
こうした媒体をチェックしておくと、竹田選手の名前とともに進路先が掲載される可能性があります。
③ 本人のX(旧Twitter)やInstagram
竹田選手本人のXアカウントでは、
レースの振り返りや日々の様子が投稿されています。
進路が決まったタイミングで
- 「この春から◯◯でお世話になります」
- 「今後は◯◯実業団で競技を続けます」
といった報告が出ることも多いので、
本人のアカウントをフォローしておくと、一番早く正確な情報を受け取れる かもしれません。
まとめ
最後に、この記事のポイントを整理します。
現時点では、
「実業団か就職か? どのチーム(会社)か?」
という問いには、はっきりとした答えは出ていません。
だからこそ、箱根駅伝やその後のレース、そして春先の進路発表までの流れを見守る楽しみがあるとも言えます。
ファンとしては、
- 箱根での走り(メンバー入り含め)
- 札幌マラソンなどロードレースでのさらなる活躍
- 公式サイト・専門誌・本人Xでの進路発表
を追いかけながら、
「マラソンでの飛躍」を期待して応援していきたいですね。
