15年ぶりに選手権出場を果たした帝京高校。その立役者、砂押大翔主将の軌跡に迫る。鹿島アントラーズの下部組織出身で、帝京の伝統を背負い、新時代を切り開く若きリーダーの素顔とは。
砂押大翔選手のプロフィール
砂押大翔選手は、帝京高校サッカー部の主将を務める3年生のMFです。身長171cm、体重69kgの左利きのゲームメーカーとして、チームの中心的存在として活躍しています。
- 名前:砂押大翔(すなおし だいと)
- 所属:帝京高校サッカー部
- ポジション:MF
- 背番号:8
- 学年:3年生(2024年12月現在)
砂押選手は、中学時代に鹿島アントラーズノルテジュニアユースでプレーし、高校進学時に帝京高校を選択しました。その決断の背景には、当時の日比威監督(現順天堂大学監督)からの熱心な勧誘があったといいます。
砂押大翔選手の中学時代
砂押選手は、鹿島アントラーズノルテジュニアユースで貴重な経験を積みました。この時期に培った技術と戦術眼が、現在の彼のプレースタイルの基礎となっています。
高校進学を決めた理由
砂押選手が帝京高校を選んだ理由について、彼は次のように語っています
「日比さん(日比威前監督)から声を掛けていただいて、練習参加した際に『ここなら自分の良さを生かせるし、自分が楽しく夢に向かって走れるな』という想いが湧いてきたので、即決で決めました」
この言葉から、砂押選手が自身の成長と将来を見据えて帝京高校を選択したことがわかります。
帝京高校での活躍
砂押選手は帝京高校で着実に力をつけ、チームの中心選手として成長しました。
チームでの立場
砂押選手は3年生でチームの主将を務めており、リーダーシップを発揮しています。彼の存在は、15年ぶりの全国高校サッカー選手権出場を果たした帝京高校にとって非常に重要です。
主な成績
帝京高校は、砂押選手らの活躍により、以下のような成績を収めています
- 15年ぶりの全国高校サッカー選手権出場権獲得(2024年)
- プリンスリーグ関東での活躍
プレースタイルの特徴
砂押選手のプレースタイルは以下のような特徴があります
- 左利きのゲームメーカーとしての役割
- 献身的な守備
- 絶妙なスルーパスでの攻撃の組み立て
特に、砂押選手の絶妙なパスは、チームメイトからも高く評価されています。プリンスリーグ関東の試合では、DF裏への絶品スルーパスでゴールをアシストするなど、その実力を発揮しています。
砂押大翔選手の進路展望
高校卒業後の可能性
砂押選手は、プロサッカー選手を目指す意向を持っているようです。彼の言葉からは、サッカーに対する強い思いと、プロとしての活躍を夢見る姿勢が伝わってきます。
将来の目標
砂押選手は、全国高校サッカー選手権での優勝を強く意識しています。彼は次のように語っています
「全国優勝しか考えていないですね。入学してからその目標だけを掲げて生活してきているので、これからもまたイチから全員で切磋琢磨していきたいと思います」
また、帝京高校の伝統を意識し、次のような目標も掲げています
「今はユニホームの胸の星(総体を含む全国制覇)が9個。優勝して10個目を刻みたい」
まとめ
砂押大翔選手は、帝京高校サッカー部の主将として、チームを15年ぶりの全国高校サッカー選手権出場に導いた立役者の一人です。彼の左足から繰り出される絶妙なパスと、チームを束ねるリーダーシップは、帝京高校の強さの源となっています。
プレーヤーとしての特徴:
- 左利きのゲームメーカー
- 献身的な守備
- 絶妙なスルーパス
リーダーシップの評価:
砂押選手は、チームの主将として重要な役割を果たしています。彼の存在が、帝京高校の15年ぶりの全国大会出場を実現させた大きな要因の一つと言えるでしょう。
今後の成長への期待:
砂押選手は、全国高校サッカー選手権での優勝を目標に掲げています。
彼の言葉からは、帝京高校の伝統を受け継ぎ、新たな歴史を刻もうとする強い意志が感じられます。プロサッカー選手を目指す彼の今後の成長と活躍が、多くのサッカーファンから期待されています。砂押大翔選手は、帝京高校サッカー部の「新しい時代」を象徴する選手と言えるでしょう。
彼のプレーとリーダーシップが、帝京高校の更なる飛躍をもたらすことが期待されます。全国高校サッカー選手権での彼の活躍に、注目が集まることは間違いありません。