中学時代は無名だった近藤希美。高校で急成長し、大学では日本代表に。U20アジア選手権銅メダリストの彼女が、全国女子駅伝2025で更なる飛躍を目指す。驚異の自己ベストと共に、その軌跡を追う。
プロフィール
近藤希美選手は、2005年7月20日生まれの19歳で、神奈川県相模原市出身です。身長は推定158cmで、現在は名城大学法学部2年生として在籍しています。
近藤希美選手は、若くして日本の長距離走界で注目を集める新星です。
- 2005年生まれで、現在19歳という若さ
- 名門・名城大学陸上部に所属
- 高校時代から全国レベルの大会で優秀な成績を収めている
- 高校3年時のインターハイでの成績:1500m 4位(日本人2位)、3000m 5位(日本人1位)
- U20アジア選手権3000mで銅メダル獲得(2024年)
若くして国内トップレベルの実力を持ち、今後の更なる成長が期待される選手です。
輝かしい経歴
近藤希美選手は中学時代から頭角を現し、高校、大学と着実に実力を伸ばしています。
- 中学時代:
- 相模原市立上溝中学校で陸上を始める
- 地元大会での優勝経験あり
- 高校時代(東海大学付属相模高校):
- インターハイでの好成績
- 全国高校駅伝初出場に貢献
- 大学時代(名城大学):
- U20アジア選手権3000m銅メダル(2024年)
- 全日本大学女子駅伝での活躍
- 高校2年時:神奈川県総体1500m・3000m優勝、南関東総体1500m優勝
- 高校3年時:インターハイ1500m 4分16秒01(日本人高校歴代10位)
- 大学1年時:U20アジア選手権3000m銅メダル(9分38秒91)
中学時代から現在まで、着実に記録を伸ばし、国内外の大会で結果を残しています。
驚異の自己ベストタイム
近藤希美選手の自己ベストタイムは、日本のトップレベルに位置しています。
- 1500m:4分16秒01(2023年8月3日、インターハイ)
- 3000m:9分09秒51(2023年8月5日、インターハイ)
- 5000m:15分50秒切りを2024年度の目標に掲げている
- 1500mの記録は、高校生としては日本歴代10位相当の記録
- 3000mの記録は、2023年の高校生ランキングで8位に位置する
特に1500mと3000mで優れた記録を持ち、5000mでも今後の記録更新が期待されます。
近藤選手の強みと特徴
近藤希美選手の強みは、中距離から長距離までの幅広い適性と、駅伝での安定した走りにあります。
- 1500mから5000mまでの幅広い種目で好記録
- 駅伝での区間賞獲得経験
- 高い目標意識と謙虚な姿勢
- 全国都道府県対抗女子駅伝で6区区間賞を受賞(2023年)
- 高校駅伝での1区での活躍
- 「自分は背中で見せるタイプ。1区で流れを作りたい」という本人のコメント
トラックレースと駅伝の両方で高いパフォーマンスを発揮できる選手です。
2024年の主な成績
2024年、近藤希美選手は大学1年生ながら国内外の大会で活躍しました。
- U20アジア選手権3000m銅メダル獲得
- 日本選手権1500m出場
- 全日本大学女子駅伝での活躍
- U20アジア選手権3000m:9分38秒91で銅メダル(2024年4月)
- 日本選手権1500m:予選2組12着、4分22秒02
- ホクレン士別大会3000m:9分15秒33(自己記録更新)
大学1年生ながら、国際大会でメダルを獲得し、日本のトップレベルの大会にも出場するなど、着実に実力をつけています。
2025年の目標と展望
近藤希美選手は2025年、更なる記録更新と大会での活躍を目指しています。
- 全国女子駅伝2025への出場が期待される
- 5000mでの15分50秒切りを目標に掲げている
- 世界陸上、次期オリンピックを視野に入れた活動
- 2024年度の目標として「5000m15分50秒切り」を掲げている
- 「また日本代表として走りたい」という本人のコメント
2025年は大学2年生として、更なる飛躍が期待される年となりそうです。全国女子駅伝2025での活躍と、トラックレースでの記録更新が注目されます。
まとめ
近藤希美選手は、中学時代から現在まで着実に実力を伸ばし、日本の長距離走界で注目を集める新星です。1500mから5000mまでの幅広い種目で好記録を持ち、駅伝でも安定した走りを見せる選手です。
2024年にはU20アジア選手権で銅メダルを獲得し、国際舞台でも実力を発揮しました。2025年は全国女子駅伝での活躍や、5000mでの自己記録更新が期待されます。
19歳という若さで既にこれだけの実績を持つ近藤選手は、今後の日本陸上界を担う重要な選手の一人となる可能性が高いでしょう。
次期オリンピックでの活躍も十分に期待できる選手です。今後の近藤希美選手の成長と活躍に、引き続き注目していく必要があります。