「土屋舞琴(つちや まこと)選手、卒業したらどこに行くの?
実業団なの? それとも普通に就職しちゃうの?」
富士山女子駅伝や全日本大学女子駅伝で名前を聞くたびに、こんなふうに気になっている人も多いと思います。
この記事では、2025年12月25日時点でわかっている公式情報と、これまでの実績・地元・チーム事情などを合わせて、
- 実業団か?就職か?今見えている「本命ルート」
- 土屋舞琴選手の「将来の夢」とは
- どんな実業団チームが“有力候補”になりそうか
を整理していきます。
結論から:進路は「実業団で競技継続」が第一候補。ただし所属先はまだ非公表
最初に、一番気になる点からハッキリさせましょう。
立命館大学スポーツ健康科学部のインタビューで、土屋舞琴選手本人が、卒業後は「実業団チームで陸上を続けることが第一目標」だと語っています。
つまり、
- 「競技をやめて普通に就職」というより
- まずは「実業団で、もっと強い選手を目指したい」
というのが現在の本音です。
ただし、どの実業団チームに入るのか、という“具体的な所属先”は、2025年12月25日時点では公式に発表されていません。
(ニュース・大学公式・企業チームのお知らせなどを確認しても、契約決定の記事は見つかりませんでした。)
なので現状の結論は、
進路:実業団で競技継続を第一目標としている
所属チーム:まだ公表されていない(推測はできるが、確定情報はなし)
という状態です。
ここから先は、
- どうして「実業団第一」なのか
- どんな強さ・実績を持った選手なのか
- そのうえで、どんなチームが候補になりやすそうか
を、順番に見ていきましょう。
土屋舞琴選手ってどんな人?プロフィールとこれまでの歩み
岡山・興譲館高から立命館大学へ
土屋舞琴選手は、岡山県出身で、興譲館高校から立命館大学に進んだ長距離ランナーです。
中学・高校の頃から駅伝で名前が出ており、岡山県の都道府県駅伝メンバーに選ばれるなど、早くから頭角を現していました。
立命館大学では、
- スポーツ健康科学部に所属
- 陸上競技部の長距離パート・キャプテン
- トレーニング科学のゼミで学びつつ、教職課程にも取り組む
という、「走る」「学ぶ」「教える」の三本柱で忙しい毎日を送っています。
ケガを乗り越えた大学時代
大学1〜2回生のころは、ケガで思うように走れない時期もあったといいます。
それでも、
- ゼミで学んだパフォーマンス向上の知識
- 低酸素室を使ったトレーニング
- テーピングやメンタルマネジメントの授業
などを、自分の競技にどんどん“実験”として取り入れていきました。
「勉強で学んだことを、そのまま自分の走りに試してみる」
こうした積み重ねが、ケガからの復活と、今の強さにつながっています。
「大学女王」の象徴的なレースたち
進路の話をするうえで、「どれくらい強い選手なのか」は外せないポイントです。簡単に、主な実績を振り返っておきましょう。
全日本大学女子駅伝・アンカー区間賞&優勝
2024年の全日本大学女子駅伝では、
土屋選手は立命館のアンカーとして出走し、区間賞の走りでチームを優勝に導きました。
初めての全日本駅伝でいきなりアンカー。
しかも優勝のフィニッシュテープを切るという、いわば「大学駅伝の顔」となる経験をしています。
このレースは、
- 「大舞台に弱かった自分を変えたレース」
- 「陸上人生で一番達成したかったもの」
と振り返られていて、彼女のターニングポイントになりました。
世界大学競技大会(ユニバ)・女子ハーフで銀メダル
2025年夏に行われたワールドユニバーシティゲームズ(ユニバ)女子ハーフマラソンでは、銀メダルを獲得。
日本勢としては、
- 土屋舞琴選手:銀メダル
- 野田真理耶選手:銅メダル
- 前田彩花選手:4位
と上位に並び、団体としても男女ともに優勝を果たしています。
ハーフマラソンで世界を相手にここまで走れるということは、
- 10,000mだけでなく
- ロード種目(ハーフ〜フルマラソン)にも高い適性がある
という強力な証明です。
これだけの実績があれば、実業団からの注目が集まるのはむしろ当然と言えます。
ロードでも存在感:松江レディースハーフなど
2025年3月のまつえレディースハーフマラソンでは、学生注目選手として名を連ねています。
実業団選手が多数出場するレースに混じって戦うことで、
- 「学生の中で強い」だけではなく
- 「実業団との距離もそう遠くない」
という手応えをつかんでいるはずです。
ここまでの実績を見ても、
「大学で燃え尽きて終わり」タイプの選手ではなく、
むしろ「これから実業団で伸びる」タイプ
であることがよくわかります。
本人が語る“進路の本音”:「まずは実業団、その先は指導者に」
実業団で走り続けるのが「第一目標」
先ほども触れましたが、立命館大学の公式インタビューで、
土屋選手は自分の進路について、こうした趣旨のコメントをしています。
- 卒業後は実業団チームで陸上競技を続けることが第一目標
- 将来は地元に戻り、地域のクラブチームで子どもたちを指導したい
つまり彼女のなかでは、
- まずは実業団で結果を出す(選手としてのピークを目指す)
- その経験と学びを、地元・子どもたちの指導に還元する
という「2段構えの人生プラン」が見えているわけです。
教職課程も履修中、「教える側」にも興味
さらに、土屋選手は大学で教職課程にも取り組んでいます。
- 教育実習で中学生と接した経験
- スポーツを“教える側”の視点で学ぶ授業
こうした学びを通じて、「指導者としての自分」という将来像も少しずつ形にしつつあります。
「走るのが好き」だけでなく、
- 走ることを通じて誰かの役に立ちたい
- 自分が学んだことを、次の世代に渡したい
という思いがあるからこそ、「実業団+指導者」という選択肢になっているのでしょう。
それでも“所属先”が出てこないのはなぜ?
「実業団で続けたい」という本音があるのに、
どうして2025年末の時点で、所属チームの名前が出てこないのでしょうか。
ここには、いくつかの事情が考えられます。
① 実業団の発表タイミングの問題
実業団ランナーの「新加入発表」は、
- 元日の実業団駅伝(ニューイヤー駅伝・全日本実業団女子駅伝)
- 新シーズン開幕時(4月〜)
などに合わせてまとまって公表されることが多いです。
そのため、
- 契約自体は水面下で進んでいても
- 公開されるのは年明け〜春、というケース
がよくあります。
土屋選手のようなトップクラスの大学生であれば、まさにこのパターンに乗っている可能性は高いでしょう。
② 富士山女子駅伝まで「大学の顔」で走りきる
もうひとつ重要なのが、富士山女子駅伝や全日本大学女子駅伝での「大学としてのラストシーズン」を優先しているという点です。
キャプテンでありエースでもある土屋選手にとって、
- チームとしての二冠・連覇
- 後輩にバトンを渡すこと
は非常に大きなテーマです。
進路の話が表に出すぎてしまうと、
- チーム内の空気が微妙になる
- 外部の注目が「進路の噂」だらけになる
ということもあり得ます。
だからこそ、大学駅伝シーズンが完全に終わるまでは、あえて詳細を出さない、という判断も十分考えられます。
実業団か?就職か?それぞれの選択肢を整理してみる
ここで一度、選択肢を整理しておきましょう。
パターンA:王道ルート「実業団で競技を継続」
- メリット
- 世界大会でメダルを狙えるレベルの環境で走れる
- 駅伝・マラソンで、日本のトップレベルと競える
- 実績次第ではオリンピック・世界陸上も視野に入る
- デメリット
- ケガや結果次第で契約がシビアになる
- 仕事と違って、成績がそのまま“評価”になるプレッシャー
とはいえ、土屋選手の実績や年齢を考えると、今ここで競技をやめるのはあまりにももったいないというのが正直なところです。
パターンB:教育・一般企業への“就職メイン”ルート
- 教員や、スポーツ関連企業などで働く
- 市民ランナーとして競技を続けるパターンもあり
こちらも「安定」という面では魅力がありますが、
本人が「実業団が第一目標」と語っている以上、現時点では“第2候補”という位置づけと見て良いでしょう。
現時点のまとめ
- 本人の希望:まずは実業団で走ること
- 教職・指導者の夢:実業団のあとで活きてくる“第二のキャリア”
と考えると、
「実業団 or 就職」という二者択一ではなく、
第1ステージ:実業団ランナー
第2ステージ:指導者・教育者
という“二段構えキャリア”を描いていると言えます。
有力候補先はココかも?チームタイプ別に考えてみる
ここからは、ファンとして一番気になる「どの実業団に行きそうか問題」です。
※ここから先は、
あくまで公開情報にもとづいた「一般論+推測」であり、
土屋選手や各チームからの公式情報ではないことを先にお伝えしておきます。
ポイント①:地元・岡山とのつながり
土屋舞琴選手は岡山県出身。
都道府県対抗女子駅伝でも、岡山チームで走っています。
岡山といえば、女子長距離ファンなら真っ先に浮かぶのが
天満屋 女子陸上競技部(岡山市が拠点の女子駅伝チーム)
です。
岡山県チームでは、天満屋所属の選手たちと一緒にタスキをつなぐことも多く、
- 地元のつながり
- チームとの顔なじみ度合い
を考えると、「地元系の有力候補」として名前が挙がっても不思議ではありません。
ポイント②:西日本のマラソン・駅伝強豪チーム
ユニバのハーフメダルや、ロードレースでの活躍を見ても、
土屋選手の適性は「駅伝〜ハーフ、その先のフルマラソン」まで十分にありそうです。
マラソンを視野に入れるなら、
- 京セラ女子陸上競技部(鹿児島県霧島市を拠点とするマラソン・駅伝チーム)
のような、「世界で戦えるマラソンランナーの育成を掲げるチーム」も選択肢に入りやすいタイプです。
西日本に拠点がありながら、
全国区で駅伝・マラソンを狙っていくチームは、土屋選手の戦い方とも相性が良さそうです。
ポイント③:関東の大企業系・トップクラスチーム
もうひとつ考えられるのが、関東の大企業系チームです。
たとえば、
- パナソニック女子陸上競技部(パナソニックエンジェルス:横浜市をホームタウンとする女子駅伝チーム)
のように、
- 企業としての安定感
- 駅伝・マラソンでの実績
- 海外合宿などのトレーニング環境
が整っているチームは、トップ大学生ランナーの進路先として常に名前が挙がる存在です。
あくまで「条件的に相性が良さそうなチーム」の例
ここで挙げたチームは、あくまで
- 地元との関係
- ロード適性
- チームの方針・拠点
などをもとにした「相性が良さそうな候補」の一例であり、
「土屋舞琴選手がここに決まった」という情報ではありません。
実際には、他にも魅力的なチームはたくさんありますし、
- 本人が何を一番大事にするのか
- 地元か
- マラソン重視か
- 仕事と競技のバランスか
によって、選ぶチームは大きく変わってきます。
ファンとしては、正式発表を楽しみにしつつも、
こうして「このチームだったら嬉しいな」と想像しながら待つのも、ひとつの“オフシーズンの楽しみ方”かもしれません。
指導者としての未来:地元の子どもたちを育てる日が来る?
土屋舞琴選手は、インタビューのなかで
将来的には、地元に戻って地域のクラブチームで指導に携わりたい
という夢も語っています。
もし、
- 実業団で駅伝・マラソンの実績を積み
- その経験をもって地元に戻り
- 子どもたちに走る楽しさを伝える
という流れになれば、
- 岡山の長距離界にとってもプラス
- 日本の女子長距離の底上げにもつながる
“理想的なロールモデル”になる可能性があります。
自分がケガに苦しんだ時期を乗り越えてきたからこそ、
- ケガで悩む子に寄り添える
- 「走るのが辛い」と感じる子の気持ちがわかる
そんな指導者になっていくのかもしれません。
ファンとして今できることは?富士山女子駅伝での走りに注目
進路の発表をこちらから急かすことはできませんが、
ファンとして今いちばんできる“応援”はシンプルです。
- 富士山女子駅伝・全日本大学女子駅伝など、学生ラストシーズンの走りを見届けること
- 結果だけでなく、そこに至るまでのストーリーも含めて応援すること
大学最後の一年は、一度きり。
この一年間で、
- ケガも乗り越え
- 世界大学競技大会でメダルを取り
- キャプテンとしてチームを引っ張ってきた
その集大成が、まさに今の駅伝シーズンに詰まっています。
まとめ
ここまでの内容を、最後に簡単にまとめます。
関東の大企業トップチーム(例:パナソニックエンジェルス)
※あくまで公開情報から見た“相性が良さそうなチーム”であり、決定情報ではありません。
進路の第一目標は実業団
本人が「実業団チームで競技を続けることが第一目標」と語っている。
具体的な所属先は未公表(2025年12月25日時点)
大学公式・企業チームのお知らせなどに、契約決定の情報はまだ出ていない。
実績は大学トップクラス+世界レベル
全日本大学女子駅伝アンカー区間賞&優勝。
ユニバ女子ハーフで銀メダル。
将来の夢は「地元で指導すること」
教職課程も履修しつつ、将来は地元のクラブチームで指導に携わりたいと話している。
有力候補になりそうなチームの“タイプ”
地元・岡山ゆかりのチーム(例:天満屋)
マラソン重視の西日本拠点チーム(例:京セラ)


