村上遵世の進路!大学か実業団か?有力候補は?

村上遵世の進路!大学か実業団 スポーツ

村上遵世(むらかみ・じゅんせい)選手の進路については、まだ正式発表が出ていない段階です(2025年12月時点)。
なのでこの記事では、

  • これまでの実績や走りの特徴
  • 高校トップ選手の“よくある進路パターン”
  • ネット上で出ている「進路情報」の傾向

をもとに、「大学か実業団か?」「有力候補はどこか?」を、あくまで“予想”としてわかりやすく整理していきます。

※あくまで公表前の「予想・噂レベル」の話なので、実際の進路が確定したら、公式発表を必ず確認してくださいね。


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村上遵世はどんな選手?簡単プロフィール

まずは選手としてのイメージをそろえておきましょう。

  • 種目:中長距離(1500m〜5000m、駅伝)
  • 高校:大牟田高校(福岡)→ 鳥取城北高校(鳥取)に転校
  • 学年:高校3年生(2025年度)
  • 出身中学:小郡市立大原中(福岡)

1年生のころから1500mで3分55秒台、3000mで8分40秒台と、高いレベルで安定して走ってきた選手です。

「特別な一発大記録がある」というより、

どのレースでも“しっかり上位に来る安定感”

が持ち味のタイプですね。


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高校での主な実績

大牟田高校時代

大牟田時代の村上選手は、1500mでも5000mでもコンスタントに結果を出していました。

  • 1500m:全九州高校の決勝で3分55秒81(1年時)
  • 5000m:1年時15分08秒40、2年時は14分41秒97など、14〜15分台で安定

そして何より大きかったのが、全国高校駅伝(都大路)でのアンカー経験です。

2024年の全国高校駅伝では、大牟田の7区(アンカー)を任され、佐久長聖との優勝争いの中で最後まで粘り、チームを準優勝に導きました。タイム差はわずか24秒。ゴール後に思わず両手を合わせる姿が話題になりました。

「全国トップレベルの勝負どころで走れるメンタル」と「ラスト勝負の粘り」は、この時に全国の駅伝ファンに強く印象づけられましたね。

鳥取城北への“集団転校”

2025年春、大牟田高校の長距離部員の多くが、指導していたコーチとともに鳥取城北高校へ“集団転校”したことがニュースになりました。村上選手もその一人です。

高体連の規定により、転校後半年間はインターハイ予選など高体連主催大会に出られなかったため、3年生にとってはかなり厳しい状況でした。ですが、そのぶん

「ラストの都大路にすべてをかける」

というモチベーションが、チーム全体で一気に高まったようです。

3年時のタイムと活躍

3年生になってからの村上選手は、記録面でも一気に伸びています。

  • 5000m:13分49秒98(U20日本選手権 5位)
  • 同じU20選手権の3000mでも8分08秒08で2位と好走(本田桜二郎に次ぐ)
  • 日本体育大学長距離競技会では5000m14分05秒70をマークし、ここからさらに自己ベストを更新

また、鳥取県高校駅伝では1区10kmを29分29秒の区間新で快走し、チームとしても2時間3分49秒の県新記録で優勝。中国高校駅伝でも大会新記録となる2時間3分41秒をマークし、都大路への切符をつかんでいます。

単純に言うと、

「スピードもスタミナも全国トップレベル。なおかつ駅伝での勝負強さも持っている」

という、かなり“完成度の高い高校長距離ランナー”と言っていいでしょう。


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走りの特徴をざっくり整理

レース内容や記事から、村上選手の特徴をまとめると、だいたい次の3つに整理できます。

① スピード持久力が高い

  • 1500m 3分50秒台(2年時)
  • 5000m 13分49秒98(3年時)

1500mでスピードを磨きつつ、5000mでは13分台に乗せてくるあたり、「スピード持久力」がかなり高いタイプと言えます。

箱根駅伝でいうと、

  • 1区・3区・4区・7区あたりの平地区間
  • 将来的にはハーフマラソンや30kmへのステップアップ

にしっかり対応できるタイプですね。

② 大舞台に強いメンタル

全国高校駅伝のアンカーで準優勝争いの先頭争いを経験し、最後まで食らいついた姿は、多くのメディアで取り上げられました。

さらに、転校という大きな環境変化の中でも、U20日本選手権で自己ベストを連発している点を見ると、

「プレッシャーがかかるほど燃えるタイプ」

という印象です。

③ チーム駅伝での“要”になれるタイプ

鳥取城北の県大会では1区で流れを作り、中国大会や日本海駅伝でも主要区間を担っています。

  • 大牟田時代:アンカー
  • 鳥取城北:1区や3区など“レースの流れを決める区間”

というように、どのチームでも中心選手として起用されているのが特徴的です。


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高校トップランナーの“進路あるある”

ここから「進路」の話に入っていきます。

日本の男子長距離の場合、高校で13〜14分台前半を出すような選手の進路は、ざっくりいうと次の3パターンです。

  1. 大学(箱根駅伝を目指す強豪校)に進学
  2. 実業団チームに直接入る
  3. 地元大学や国公立大など、競技と学業を両立できる道を選ぶ

最近は、

  • まず大学駅伝(特に箱根)で経験を積み、
  • その後に実業団へ

というパターンが王道です。

13分台の高校生でも、いきなり実業団へ進むケースは、本当にごく一部の“抜けたスーパースター”くらいで、ほとんどは大学経由ですね。

村上選手の場合、

  • 5000mで13分49秒
  • 駅伝での実績も十分

というレベルなので、普通に考えれば

「まずは箱根駅伝を目指す大学へ」

という流れが一番しっくりきます。


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有力候補①:立教大学というウワサ

では、具体的にどの大学が有力なのか。

ネットの“進路スレ”では「立教大」説が優勢

陸上ファンが集まる進路情報スレッド(いわゆる“高校長距離選手の進路”スレ)では、

  • 「14:05.70 村上遵世(鳥取城北) 立教」

という書き込みが、複数のスレ番で繰り返し出ています。

もちろんこれは公式発表ではなく、あくまで“噂・情報提供レベル”ですが、

  • 同じスレに出てくる他の選手の進路が、後から公式発表と一致している例も多い

ことから、「それなりに信ぴょう性はありそう」と見るファンも多いようです。

立教大学が“長距離強化中”という背景

立教大学は、箱根駅伝の出場を目標にした「立教箱根駅伝プロジェクト」を立ち上げ、2023年に55年ぶりの箱根出場を果たしています。現在は「Phase2」として、シード権や上位進出を目指して長距離をさらに強化している最中です。

  • 大学として長距離強化に本気
  • データや最新のサポート体制も整備中
  • ここ数年、全国から有力高校生を積極的にリクルート

という流れを考えると、

13分台の村上選手クラスを“本気で狙いにいっている”大学の一つであることはほぼ間違いない

と言えます。

村上選手との相性

村上選手の特徴と、立教のチームカラーを重ねると、

  • 1500〜5000mのスピード持久力 → トラックと駅伝の両方で戦力になりやすい
  • 駅伝の勝負どころを任されてきた経験 → 箱根の平地区間でエース格になれる可能性
  • 伸びしろの大きさ → “強化中のチーム”で4年間かけて育てたいタイプ

という意味で、相性はかなり良さそうに見えます。

とはいえ、繰り返しになりますが、現時点ではあくまで

「ネット上の情報では立教大学進学説が濃厚」

という段階です。
正式には、大学や本人からの発表を待つ必要があります。


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有力候補②:創価大学の名前も?

一方で、別の進路スレでは、

  • 「13:49.98 村上遵世(鳥取城北) 創価」

といった書き込みも見られます。

創価大学も箱根常連校で、留学生と日本人エースの二本柱で結果を残している強豪。13分台の日本人選手を積極的に獲得している大学の一つです。

そのため、

  • 立教大学
  • 創価大学

どちらも“狙っていてもおかしくない”レベルの選手であることは間違いありません。

ただし、

  • 進路スレ全体をざっと眺めると、「立教」と書かれている回数の方が多い
  • 「立教・創価」と両方の名前が並べて書かれている書き込みもあり、途中で候補が変わったのか、情報源が複数あるのかは不明

といった状態です。

つまり、

「創価大学の線もゼロではないが、現状の“噂ベース”では立教大学説がやや優勢」

というくらいの温度感で捉えておくのがちょうど良さそうです。


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実業団へ直接行く可能性は?

タイトルにもある「実業団」の可能性についても触れておきます。

村上選手の現時点のベスト記録は、

  • 5000m:13分49秒98
  • 3000m:8分08秒08

と、すでに社会人レベルに近いタイムです。

ただ、実業団に直接進む選手は、

  • インターハイや国体で複数回優勝
  • 高校記録レベルの“突き抜けた存在”

といったケースが多く、最近はその選手たちでも大学を経由するパターンが増えています。

村上選手も十分ハイレベルですが、

  • 5000mはまだ13分後半
  • 3000m8分08も素晴らしいが、“世界を狙うエース級”としてはまだ伸びしろがある

と考えると、

ここから4年間、大学駅伝で鍛えられてから実業団へ進む方が自然

という見方の方が強いです。

また、現時点で「○○実業団に内定」というような情報も特に出ていないため、

「直接実業団」という可能性は、現状ではあまり高くない

と見て良さそうです。


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まとめ

ここまでの内容を、シンプルにまとめると──

  1. 村上遵世は、高校トップレベルの中長距離ランナー
    • 5000m13分49秒、3000m8分08と全国トップクラス
    • 全国高校駅伝アンカー経験、鳥取城北でも1区・3区の要として活躍
  2. 進路パターンとしては、大学進学がほぼ確実とみて良い
    • 近年の流れ的にも、「箱根駅伝 → 実業団」が王道コース
  3. ネットの進路情報では「立教大学」進学説がもっとも多い
    • 高校長距離進路スレで、14:05.70のタイムとともに「立教」と出ている書き込みが複数
    • 立教側も箱根シード・上位進出を目指して長距離を強化中で、相性も良さそう
  4. 一方で、創価大学の名前も一部で挙がっている
    • ただし、全体としては立教説の方が情報量は多い印象
  5. 実業団へ直接進む可能性は、現状では高くなさそう
    • タイム的には将来的に実業団でも十分戦えるが、今の流れからすると「大学経由」が自然

という感じになります。

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