この記事では、
- 杉山愛さん・走さんご夫婦の分かっているプロフィール
- 「婿養子」とはそもそもどういう制度か
- 公開情報から分かる「杉山姓を名乗る理由」
- 「本当に婿養子なのか?」現時点で言えること
をまとめていきます。
杉山愛さん・走さん夫婦の基本プロフィール
杉山愛さんとは
- 元プロテニス選手
- グランドスラムでダブルス世界ランキング1位、日本人最多のダブルス優勝回数など、日本女子テニスを代表する選手として活躍
- 引退後は、解説者やコメンテーター、テニスアカデミーの代表、BJK杯(旧フェド杯)日本代表監督など、多方面で活動
私生活では、
- 2011年11月に6歳年下の一般男性・走さんと結婚
- 2015年に長男、2021年に長女が誕生
と紹介されています。
夫・杉山走さんとは
公開されている情報をまとめると、
- 生年月日:1981年8月22日(愛さんの6歳年下)
- 出身:ケニア・ナイロビ生まれ
- 国籍:日本(両親とも日本人。父の仕事の関係でケニアで生まれ育った)
- 経歴:
- 元・男子プロゴルファー(ツアープロ)
- 引退後はゴルフコーチやアスリートのマネジメント
- 現在は、杉山愛さんのマネージャーを務めながら、テレビ出演や司会なども行っている
そして、
結婚前の名字は「小林」さんだった ことが、いくつかのインタビュー記事やプロフィールで紹介されています。
つまり、
小林走さん → 結婚後は 杉山走さん
という流れで、結婚後に「杉山」姓を名乗るようになった、ということまでは、公に確認できます。
ネットで広がる「婿養子」説はどこから来たのか
きっかけ①:名字が妻と同じ「杉山」になった
日本では今も「結婚したら妻が夫の姓になる」ケースが圧倒的に多いですよね。
ところが、杉山家の場合は、
- 夫が「杉山」の姓を名乗っている
- 結婚前は「小林」だった
という情報が出ているため、
「あれ? ということは婿養子?」
と、多くの人が連想したようです。
芸能系サイトの中には、
- 「現在は婿養子となり杉山走と名乗っている」と、はっきり書いている記事
- 「婿養子と噂されているが、推測の域を出ない」と、あくまで噂として紹介する記事
の両方があります。
また、
「杉山家に婿養子として迎えたことを公表している」
と書くQ&Aサイトの回答もありますが、これは個人の回答であり、元になった公式発言が具体的に示されているわけではありません。
きっかけ②:愛さんが「三姉妹の長女」であること
さらに、愛さんは「三姉妹の長女」で、実家は神奈川県藤沢市で歯科医院を営んでいると紹介されることがあります。
ここから、
「家業や名字を継ぐために、婿養子を迎えたのでは?」
という“もっともらしい推測”が、ネット上で語られるようになったようです。
きっかけ③:一部の記事が断定口調で書いてしまった
問題をややこしくしているのは、
- 「婿養子と考えられる」「可能性が高い」と書いているだけの記事
- 「婿養子である」と断定している記事
が混在していることです。
後者だけを読んだ人が、
「本人が婿養子だと公表している」
と受け取ってしまい、そのままSNSやまとめサイトで広めてしまった…という流れが考えられます。
そもそも「婿養子」って、どういう制度?
ここでいったん、「婿養子」という言葉の中身を、簡単に整理しておきましょう。
「婿養子」とは
ざっくり言うと、
「妻の親の養子になり、その家の戸籍に入って名字も継ぐ男性」
のことを指します。
法律的には、
- 結婚(婚姻)
- 養子縁組(妻の親の養子になる手続き)
という、2つの手続きが関わってくるケースが多い、と考えてください。
「妻の姓を名乗る夫」と「婿養子」は別の話
ここがよく混同されるポイントですが、
- 婿養子でなくても
- 結婚の際に、夫婦で「妻の氏(姓)」を選ぶ
ことは、法律上ふつうにできます。
現行の民法750条では、
「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、
夫又は妻の氏を称する。」
と決められていて、「夫婦どちらかの姓にそろえなさい」とだけ書かれています。
つまり、
- 夫が妻の姓になる
- 妻が夫の姓になる
の どちらもOK で、ここに「養子になる・ならない」は直接関係ありません。
● 婿養子
= 養子縁組をして妻の実家の戸籍に入ること(+多くの場合、名字も変わる)● 妻の姓を名乗る夫
= 婚姻のときに「妻の姓を選んだ」だけで、養子とは限らない
という違いがあるわけですね。
公開情報から分かること・分からないこと
では、実際に公に出ている情報をもとに、
- 「分かっていること」
- 「分からない(推測にすぎない)こと」
を整理してみます。
分かっていること
- 結婚前の姓は「小林」だった
→ プロフィールなどに「小林走(現在は杉山走)」と明記している記事があります。 - 結婚後は「杉山走」を名乗っている
→ 愛さんのインタビューや家族特集では、夫は一貫して「走さん」「杉山走さん」と紹介。 - 愛さん・走さん本人のインタビューで、「婿養子」という言葉はほとんど使われていない
→ 夫婦で出演した住まいのインタビューや、仕事と夫婦の関係を語る記事など、多数ありますが、そこで「婿養子になりました」といった直接の表現は見当たりません。 - ラジオ出演などで、愛さん自身が「夫は日本人、ケニアで生まれ19歳まで育った」と説明している
→ 国籍や生い立ちについては本人が語っていますが、養子縁組については触れていません。
分からないこと
一方で、
- 戸籍上、実際に「養子縁組」が行われているのか
- もし行われているなら、いつ・どのような形でなのか
といった部分は、公的な資料や本人の明確なコメントが見つかっていません。
芸能系サイトの中には、
- 「婿養子となり杉山走と名乗っている」と断言する記事
- 「婿養子説はあるが、公式な根拠はなく、都市伝説のように広がっている」と慎重な立場の記事
が共存しており、情報が割れている状態です。
つまり、「婿養子である」と断定できるだけの公開情報は、現時点では不足している
……というのが、冷静に見た結論です。
では、なぜ「杉山姓」を名乗っているのか?
ここからは、「婿養子かどうか」とは切り離して、
「なぜ夫が杉山姓を名乗る選択になったのか?」
という点を、制度面と実務面から考えてみましょう。
① 仕事上の「ブランド名」としての『杉山愛』
杉山愛さんは、現役時代から「杉山愛」という名前で、
- 世界ランク1位のダブルスプレーヤー
- グランドスラム優勝
- オリンピック出場
など、数々の実績を残してきました。
引退後も、
- テレビ解説
- 講演活動
- 著書や連載
- テニスアカデミーの運営
など、「杉山愛」という名前そのものがブランドになっています。
結婚後も、
「仕事では引き続き『杉山愛』で活動したい」
というのは、ごく自然な判断ですよね。
夫が杉山姓を名乗ることで、
- 家族全員の名字が同じになる
- 子どもたちの学校生活や書類上も分かりやすい
といったメリットも考えられます。
実際、ある記事では、
「杉山愛という活動名をそのまま保つ実務的な理由もあって、杉山姓を選んだのではないか」
といった解説がされています(ここでも“と考えられる”という書き方で、推測として述べられています)。
② 家族・子どもたちの名字をそろえたい
先ほど見たように、日本の法律では、夫婦は結婚するときに、
- 夫の姓
- 妻の姓
どちらか一方を選んで同じ姓になります。
そして生まれてくる子どもも、基本的にはその姓を名乗ることになります。
もし、
- 妻は「杉山」、夫は「小林」のまま
- 子どもはどちらの姓にするか…
となると、戸籍や学校の書類でややこしくなる場合もあります。
夫婦・子ども全員が「杉山」姓であれば、
- 家族旅行の予約
- 子どもの学校関係の書類
- 各種保険や手続き
などで、説明がシンプルになるのはイメージしやすいと思います。
③ 実家・家業のことを考えた可能性(あくまで推測)
愛さんは三姉妹の長女で、実家は歯科医院を営んでいると言われています。
ここから、
「家名を残すために、婿養子として姓を継いだのでは?」
と推測する記事もあります。
ただし、
- これはあくまでネット記事側の推測
- 本人やご家族が、そう語ったという一次情報は見当たらない
という点は、きちんと押さえておきたいところです。
よくある疑問も、ついでに整理しておこう
Q1. 「杉山愛さんは再婚? 元夫がいるって本当?」
一部の検索結果では「元夫」「再婚?」といった言葉も出てきますが、
- 2011年11月に現在の夫・走さんと結婚
- それ以前に結婚していたという公式情報は見つからない
- 「どちらも初婚」と明記している記事もある
ことから、
「元夫がいる」「再婚している」
という話は、根拠の薄い噂と見るのが自然です。
Q2. 「夫はケニア人なの?」
こちらもよくある誤解ですが、
- ケニア・ナイロビで生まれ、19歳までケニアで育った
- 両親とも日本人で、国籍も日本
ということを、愛さん本人がラジオなどで説明しています。
「ケニア生まれ・ケニア育ちの日本人」
と覚えておくとスッキリすると思います。
まとめ
ここまでの内容を、あらためて整理してみます。
事実として言えること
- 夫・走さんは、結婚前は「小林」姓だった
- 結婚後、「杉山走」の名で公に活動している
- 日本の法律では、養子縁組をしなくても、婚姻のときに夫婦で「妻の姓」を選ぶことができる
- 本人や公式な場で「婿養子です」と明言した一次情報は、少なくとも一般に出回っていない
情報が割れているポイント
- 一部の芸能系・情報サイトは「婿養子となり杉山走と名乗っている」と断定口調
- 別のサイトは「養子縁組をしたという公的な根拠は見当たらず、都市伝説的に広がっている」と慎重な姿勢
- Q&Aサイトなどでは、個人の解釈として「公表している」と書かれているが、その元ソースは不明
この記事としての落としどころ
以上を踏まえると、
「杉山走さんは“本当に”婿養子なのか?」
という問いに対して、現時点で冷静に言えるのは、
- “婿養子である可能性”は十分ありそうだが、
公開情報だけでは断定はできない。 - 少なくとも、「杉山姓を名乗っている=必ず婿養子」というわけではない。
- 夫婦やご家族がどのような理由でその形を選んだかは、基本的にはプライベートな領域。
というレベルです。





