「堀内晴翔は、この先どんな道を選ぶんだろう?」
春の高校バレー(春高)を見ていると、ふとそんなことを考えてしまいますよね。
2026年の春高で、男子4連覇を目指す駿台学園の“司令塔”としてコートに立っているのが、セッターの堀内晴翔(ほりうち・はると)選手です。
この記事では、
- 堀内晴翔ってどんな選手?
- 高校トップ選手の代表的な進路パターン
- 「大学」「プロ」「実業団」「海外」という4つの選択肢
- その中で、堀内晴翔に合いそうなルートは?
という流れで解説していきます。
堀内晴翔とは? 基本プロフィールを整理
まずは、堀内晴翔という選手がどういう人物なのか、基本的な情報から整理してみましょう。
プロフィール
- 名前:堀内 晴翔(ほりうち・はると)
- 生年月日:2007年10月18日(18歳)
- 身長:およそ172〜174cm(媒体により表記差あり)
- ポジション:セッター
- 出身中学:サレジオ中学校
- 所属:駿台学園高校 男子バレーボール部(東京)
高校バレー界では「大型セッター」が注目されがちですが、堀内選手は身長だけで勝負するタイプではありません。
- 早いトス回し
- 相手ブロックを外す配球
- 場面ごとに冷静に判断するゲームメイク力
といった“頭脳とセンス”で勝負するタイプのセッターです。
駿台学園での歩み
堀内選手は、1年生の頃から全国の舞台を経験してきました。
- 2023年・天皇杯関東ブロックラウンドでは、1年生セッターとしてスタメン起用され、筑波大など大学強豪相手に堂々とプレー。この大会での経験について、月刊バレーボールの記事ではチームメイトの川野琢磨選手と共に「これから先の宝物になる」と語っています。
- 2025年・中国インターハイ(全国高校総体)でも、3年生セッターとしてチームをベスト4へ導き、そのトスワークが記事で大きく取り上げられています。
そして2025年度、
- 駿台学園はインターハイ、国スポ(国民スポーツ大会)などで上位に食い込み、
- 2026年春高では「4連覇」に挑戦する立場として注目されています。
その中で、3年生セッター・堀内晴翔は、まさにチームの心臓部と言える存在です。
春高2026の都大会特集記事でも、
「春高バレー2026の注目選手、堀内晴翔・竹内祐一郎」
として、1年生の頃から全国を経験してきた“司令塔”として紹介されています。
また、スポーツブルの記事でも、春高2026初戦での勝利について、
「変化に富んだトスワークで多彩な攻撃を引き出したセッター」
といった内容で取り上げられており、まさに今「全国から注目されているセッター」の一人になっています。
高校トップ選手の進路は大きく4パターン
ここからは、堀内選手に限らず「高校バレーのトップ選手がよく選ぶ進路」を、シンプルな言葉で整理してみます。
大きく分けると、次の4つです。
- 大学の強豪チームへ進学
- すぐにプロ(SVリーグなど)へ
- 実業団チームに入り、仕事とバレーを両立
- 海外(大学 or プロクラブ)へ挑戦
それぞれの特徴と、メリット・デメリットを見ていきましょう。
① 大学バレーの強豪へ進学するルート
日本の男子バレーでは、今でも
高校 → 大学 → プロ(SVリーグなど)
というルートが王道です。
どんな大学がある?
男子大学バレーの強豪としては、
- 早稲田大学
- 東海大学
- 筑波大学
- 中央大学
- 明治大学
などがよく名前に挙がります。
春高やインターハイで活躍した選手の多くは、こうした大学に進学し、そこでさらに4年間バレーを続けます。
大学進学ルートのメリット
大学バレーに進むことの良さを、分かりやすくまとめると…
- 体づくりの時間がしっかり取れる
→ 男子は20歳前後で一気にフィジカルが伸びる時期。筋力や持久力、ジャンプ力を長期計画で鍛えられます。 - 戦術理解と技術のレベルアップ
→ 大学バレーはコンビネーションも複雑になり、「相手のブロック・守備をどう崩すか」を深く考える必要があります。セッターにとっては特に大きな学びの場です。 - 学歴が手に入る
→ バレー引退後の人生を考えると、「大卒」という肩書は選択肢を広げてくれます。
デメリット(と言われがちなところ)
- プロデビューが数年遅くなる
- 強豪大学だと、レギュラーを取るのが難しい
- 勉強と練習を両立させる必要がある
ただ、男子バレーの世界では、
「大学でしっかり育った選手のほうが、結果的に長くプロで活躍する」
というケースも多く、
特にセッターのような“考えるポジション”では、大学での4年間がとても大きな意味を持つことが多いです。
② プロ(SVリーグ)に進むルート
次は、「高校卒業後にすぐプロになる」進路です。
日本では2024-25シーズンからSVリーグがスタートし、男子は10チームが日本最高峰のリーグとして戦っています。
- ウルフドッグス名古屋
- サントリーサンバーズ大阪
- 東京グレートベアーズ
- ヴォレアス北海道
など、旧Vリーグから続く強豪クラブが名を連ねます。
プロルートのメリット
- 世界レベルの選手と戦える
→ チームには外国人選手や日本代表クラスが集まるため、毎日の練習からレベルが高いです。 - バレーに集中できる環境
→ トレーナーやアナリストなど、サポート体制が整っており、競技に専念できます。 - 若いうちから“プロの空気”を体感できる
→ 観客の前でプレーしながら、お金をもらって競技を続けるという経験は、学生とはまた別の重みがあります。
デメリット
- 競争が非常に激しく、なかなか試合に出られない可能性も
- 結果が出なければ契約が続かないこともある
- ケガのリスクも含め、安定性という点では大学進学より不安定
男子では、いきなり高校からSVリーグへ行くケースはまだ多くはありませんが、
今後リーグのプロ化が進む中で、「高校 → すぐプロ」ルートを選ぶ選手も増えていくと見られています。
③ 実業団で「仕事+バレー」を両立するルート
3つ目は、「実業団」でバレーを続ける道です。
実業団チームは、企業が運営するチームで、
- 選手はその会社の社員として働きながら
- 仕事の一環としてバレーボール部に所属する
というスタイルが基本です。日本実業団バレーボール連盟が大会を運営し、全国各地にチームがあります。
実業団ルートのメリット
- 安定した給料をもらいながら、競技を続けられる
- 引退後もその会社で仕事を続けられるケースが多い
- 地元の企業チームでプレーできることもあり、「地元で生きていきたい」人には魅力的
デメリット
- 世界トップレベルを目指す環境としては、プロクラブに劣る場合もある
- 仕事と練習の両立が必要で、バレー一本より時間が限られる
「日本代表として世界で戦いたい」という夢を持つ選手ほど、
大学やプロクラブを選ぶ傾向はありますが、
「バレーも好きだけど、将来の安定も大事」
という価値観なら、実業団はとても有力な選択肢になります。
④ 海外(大学 or プロクラブ)へ挑戦するルート
最後は、「海外に出る」という道です。
男子バレーの世界トップリーグとして有名なのは、
- イタリア・セリエA
- ポーランド・プラスリーガ
- トルコ、ロシアなどの強豪リーグ
などで、日本代表選手の中にもこれらのリーグでプレーしている選手が増えています。
海外挑戦のメリット
- 世界トップレベルの高さ・速さ・パワーを肌で感じられる
- 日本とは違う戦術や練習文化に触れられる
- 成功すれば、日本代表でも大きな武器になる
デメリット
- 言葉や生活文化の違いが大きい
- 契約・給与などが不安定なこともある
- 即戦力として結果を出さないと、出場機会を失いやすい
現実的には、
- 日本の大学 or SVリーグで活躍
- 日本代表や代表候補として国際大会に出る
- 海外クラブからオファーを受ける
というステップを踏む選手が多く、
「高校卒業後すぐ海外」というケースは男子では少数派です。
堀内晴翔に合いそうな進路を、あくまで“ファン目線”で考える
ここからは、完全に「ファンによる進路妄想タイム」です。
大事なことなので、最初にもう一度はっきり書いておきます。
2026年1月10日時点で、堀内晴翔選手の
「○○大学に進学」「△△クラブに内定」といった公式発表は、
大学・クラブ・連盟などの信頼できる一次情報としては確認できていません。
一部のX投稿やブログで「○○大学らしい」といった書き方が出てくる可能性はありますが、
この記事ではそういった未確認情報には踏み込まず、
- これまでのプレースタイル
- 実績
- セッターというポジションの特徴
をもとに、
「こういうルートに進んだら面白そうだな」
というレベルの話に留めます。
1)王道:「大学の強豪 → SVリーグ → 日本代表」
一番イメージしやすいのは、やはりこのパターンです。
- 駿台学園で全国の経験を積む
- 大学の強豪チームで、セッターとしてさらに4年間鍛えられる
- その後、SVリーグのクラブへ進んでプロとしてプレー
- 代表を狙い、場合によっては海外も視野に入れる
セッターというポジションは、
- 攻撃の組み立て
- 相手ブロックの観察
- チームメイトの状態の見極め
など、経験と判断力がとても大事です。
インターハイや春高、天皇杯関東ブロックで見せてきた堀内選手の
- 落ち着いたトスワーク
- スパイカーの持ち味を引き出す配球
といった特徴を考えると、
「大学バレーで、より高いレベルの戦術と経験を積む」
というルートは、かなり相性が良さそうに見えます。
さらに、大学で身長や筋力が伸び、サーブやブロックの質も高まれば、
SVリーグで「日本人セッターとしてチームを引っ張る存在」になることも十分にあり得ます。
2)「できるだけ早くプロのコートへ」パターン
もう一つの考え方は、
「大学を経由するにしても、なるべく早くSVリーグのコートに立つ」
というものです。
SVリーグは、世界で戦えるクラブを目指しており、
- 海外トップ選手の獲得
- トレーニング環境の充実
- ファン向けのエンタメ性の強化
など、リーグそのものがどんどん進化しています。
堀内選手のように、
- 高校時代から全国三冠を経験したチームで正セッターを務め(世代交代後もインターハイ・春高で上位)、
- 春高で4連覇をかけて戦う“勝者のメンタリティ”を持つ
という選手は、プロのプレッシャーにも適応しやすいタイプと言えます。
もちろん、いきなりプロの世界に飛び込めば、
- ベテラン選手とのポジション争い
- すぐに結果を求められる環境
といった厳しさもありますが、
それを「成長の場」として楽しめるタイプなら、早期プロ入りも一つの選択肢になり得るでしょう。
3)「実業団+バレー」で、安定と両立を取る道
少し視点を変えると、
「バレーも続けたいけれど、将来の仕事や生活の安定も重視したい」
という価値観を大事にする場合、実業団という選択肢も出てきます。
セッターというポジションは、
- コミュニケーション能力
- 状況判断力
- 人を活かす役割
が求められます。
これは、社会人として働くうえでも大きな強みになります。
- 会社での仕事
- 実業団チームでのプレー
- 将来は指導者やクラブ運営側に回る
といったライフプランを描くなら、
「実業団でキャリアと競技を同時に育てる」
というのも、とても現実的で魅力的なルートです。
4)「将来の海外挑戦」も、じゅうぶん現実的
堀内選手は、まだ身長こそ174cm前後ですが、
- トスワーク
- ゲームコントロール
- 勝負どころでの冷静さ
といった、海外のセッターにも通じる資質を持っているように見えます。
今すぐ海外、というよりは、
- 日本の大学 or SVリーグで実績を積む
- 日本代表や代表候補として国際大会を経験する
- そのうえで、ヨーロッパやアジアのクラブからオファーを受ける
という流れが現実的でしょう。
もし将来、海外リーグでプレーすることになれば、
- 「春高4連覇を経験したセッターが、世界に挑む」
という、バレー漫画のようなストーリーが現実になるかもしれませんね。
進路に「正解」はない。あるのは“何を一番大事にしたいか”
ここまでいろいろなパターンを書いてきましたが、
一番伝えたいことは、とてもシンプルです。
進路に「唯一の正解」はない。
あるのは、本人が「何を一番大事にしたいか」だけ。
- 世界のトップで戦いたいのか
- バレーと仕事をバランスよく続けたいのか
- 地元や家族との時間を大切にしたいのか
どれを選んでも、その人の人生です。
堀内晴翔選手は、
- 1年生から天皇杯や全国大会の舞台を経験し
- 2年生・3年生ではインターハイや春高でチームの司令塔として戦い
- 春高2026では、3年生セッターとして4連覇に挑んでいる
という、濃い高校3年間を過ごしています。
この経験を踏まえて、
彼がどんな未来を選ぶのかは、本人とその周りの人たちがじっくり考えて決めることで、
ファンである私たちが口をはさむことではありません。
でも一つだけ言えるのは、
「どの道を選んでも、これまで積み上げてきたものは必ず次につながる」
ということです。
ファンとしてできることは、「見守る」「楽しむ」「応援する」
最後に、この記事を読んでくださっているあなたへ。
私たちファンにできることは、実はとてもシンプルです。
- 春高やインターハイの試合を、画面越しや会場で応援する
- 試合後のインタビューや記事を読みながら、「こういう選手なんだ」と知る
- いつか進路が発表されたときに、「その道を選んだか!楽しみ!」とワクワクする
それだけです。
けれど、選手にとっては、
「自分のプレーや進路を、真剣に見てくれている人がいる」
ということ自体が、大きな支えになります。
堀内晴翔選手が、この先どんな道を選ぶのか。
大学か、プロか、実業団か、あるいはその先の海外か。
2026年1月10日時点では、その答えはまだ公には出ていません。
だからこそ今は、
「こんな未来もありそうだな」
と想像しながら、
今この瞬間のプレーを目に焼き付けておく時間とも言えます。
- 4連覇をかけた春高のトスワーク
- ピンチの場面での判断
- 試合後の表情や言葉
そういった一つひとつが、
きっと将来の進路のどこかで、生きてくるはずです。
私たちにできるのはただ一つ。
堀内晴翔というセッターの「今」と「これから」を、楽しみながら見守ること。
進路が正式に発表されるその日を、静かに、でもワクワクしながら待ちましょう。

