この記事では、2026年1月11日に発生した群馬県桐生市の山火事について、
- どこで起きているのか(場所・地図イメージ)
- いつ・どのくらい燃えているのか
- 原因は何なのか(わかっていること・わかっていないこと)
- 被害状況はどうなっているのか
を整理します。
※情報は2026年1月11日夕方時点の報道をもとにしています。今後、新しい発表があれば内容が変わる可能性があります。
桐生の山火事はどこで起きている?
場所の概要
各社のニュースによると、山火事が起きているのは
群馬県桐生市梅田町の山あい
です。
さらに、共同通信などの配信記事では、現場について
- 「JR桐生駅から北に数キロの山あい」
- 「近くに住宅はない」
と説明されています。
つまり、
- 場所は桐生市街地から北側の山の中
- 住宅街のすぐそばではなく、人家からは少し離れた山林
というイメージです。
地図でイメージすると…
- JR桐生駅から北に向かい、
- 市街地を抜けて、山がだんだん深くなっていくエリア
- その山の中腹あたりから白い煙が見えた
という形で通報が入っています。
スマホやPCで地図アプリを開いて、
「桐生市 梅田町」
「桐生 梅田町 山林」
などで検索すると、市街地の北に広がる山林地帯が出てくると思います。
今回の山火事は、そのあたりの山林の一部で起きている、と考えて良さそうです。
いつ・どのように発生した?いまの状況は?
発生時刻と通報内容
報道内容を整理すると、時系列はおおよそ次のとおりです。
- 11日午前11時20分ごろ
「山の中腹に白煙が見える」と住民から119番通報 - ほぼ同じ時間帯(午前11時半ごろ)に、
「山から煙が見える」との通報として報じている社もあり、時間は11時20〜30分ごろと思っておけばよさそうです。
通報を受けて、
- 消防のポンプ車など10台以上が出動
- 消防隊や県の防災ヘリコプターが消火活動を開始
したと報じられています。
燃えている面積
午後の時点で、各社がそろって伝えているのが、
林野(山林)約2,500平方メートルが焼けた
という数字です。
2,500平方メートルというと、
- 1辺が約50メートルの正方形
- 小学校の校庭の一部が焼けている
くらいのイメージです。
ただし、これは午後2時半ごろの時点の数字で、その後も延焼が続いている可能性があります。
自衛隊への災害派遣要請
火の勢いがおさまらないことから、
- 群馬県は自衛隊に災害派遣を要請し、
- 午後3時半ごろから、自衛隊ヘリによる上空からの散水も始まっています。
これに加えて、
- 群馬県と埼玉県の防災ヘリコプターも消火活動に参加している、と報じられています。
つまり、現場では
消防車+県の防災ヘリ+自衛隊ヘリ
という空と地上の両方からの消火体制
が取られている状況です。
けが人・住宅への被害は?
現時点(1月11日夕方)の報道では、
- けが人は確認されていない
- 現場近くには住宅はなく、建物の被害も伝えられていない
とされています。
とはいえ、山火事は風向きによって急に広がることもあります。
公式発表やニュースを確認しながら、情報のアップデートには注意が必要です。
山火事の原因は?もうわかっているの?
現時点で「原因は不明」
2026年1月11日夕方時点の報道では、
「原因が何だったのか」について、
具体的な情報はまだ出ていません。
警察や消防が、これから
- 出火地点はどこか
- 人が出入りしていた形跡はあるか
- 電線・設備などの異常がなかったか
などを調べていくことになります。
よくある山火事の原因
今回の桐生の火事そのものについてはまだ原因不明ですが、
過去の統計を見ると、山火事の原因は多くが人の不注意によるものだとされています。
群馬県がまとめた「平成26年に桐生市で起きた大規模山火事」の資料でも、
- 山火事の原因は多くが火の取り扱いの不注意などの人為的なもの
- たばこのポイ捨て、たき火、農作業や焼き畑での火の不始末
などが代表的な例として挙げられています。
ただし、今回の火事が同じ理由とは限りません。
「たぶん○○が原因だろう」
「SNSで□□って書いてあったから」
といった推測の情報を広めるのは要注意です。
あくまで、警察や消防の正式な発表を待つのが大切です。
被害状況を整理(2026年1月11日夕方時点)
ここまで出ている情報を、いったん整理して表現します。
人的被害
- けが人:いまのところ確認されていない
- 住民の避難情報:現時点の報道では、大規模な避難の情報はなし
現場が住宅地から離れた山あいであることもあり、
少なくとも今の段階では、人への直接の被害は出ていないとされています。
焼けた面積・山林への影響
- 焼失面積:約2,500平方メートルの林野(午後2時半時点)
- 現在も延焼中と報じられており、この数字は今後変わる可能性があります。
山火事は、木そのものだけでなく、
- 下草(したくさ)
- 落ち葉(おちば)
- そこに住む小さな生き物たち
にも大きな影響を与えます。
面積としてはまだ「大規模」とまではいきませんが、
早めに食い止めることがとても重要です。
建物・道路・ライフライン
現場は
- 「JR桐生駅から北に数キロの山あい」
- 「近くに住宅はない」
とされています。
そのため、
- 住宅の焼失
- 電柱や電線の被害
- 大規模な道路封鎖
といった情報は、いまのところ出ていません。
ただし、山火事の規模が大きくなれば、山間部の林道や登山道の通行止めなどは起こりえます。
山の近くに出かける予定のある方は、
- 桐生市や群馬県の公式情報
- ニュースサイトや気象情報・防災アプリ
などで、最新の通行情報をチェックすることをおすすめします。
なぜこの時期に山火事が起きやすいのか?
今回の桐生だけでなく、同じ11日には
- 神奈川県秦野市の山でも山火事が発生し、
丹沢・大倉尾根の山小屋「堀山の家」が全焼、周辺の山林に延焼していると報じられています。
このように、関東地方のあちこちで山火事が起きている背景には、共通した気象条件があります。
乾燥注意報・強風注意報
気象庁の情報によると、
- 桐生市周辺は当時乾燥注意報が出ており、
- のちに強風注意報も発表されていました。
「空気がカラカラに乾いていて、しかも風が強い」という状態は、
ひとたび火がつくと、
あっという間に燃え広がりやすい危険な条件
です。
冬〜早春の山火事リスク
冬から早春にかけての日本の山は、
- 木の葉が落ちている
- 地面に乾いた落ち葉や枯れ草がたくさんある
- 空気も乾燥しがち
という、「燃えやすい材料+乾燥した空気」がそろった状態になりやすい季節です。
森林総合研究所などの資料でも、
落ち葉の含んでいる水分が少なくなると、火がつきやすく、燃え広がるスピードも速くなる、と指摘されています。
そこへ
- 強い風
- たき火やタバコの火の不始末
といった「きっかけ」が重なると、一気に山火事へとつながってしまいます。
過去の桐生市の山火事との違い
「桐生 山火事」と聞いて、
過去の大きな山火事を思い出した人も多いかもしれません。
平成26年(2014年)の大規模山火事
群馬県のまとめによると、
2014年4月15日に桐生市内で発生した山火事は、
- 群馬・栃木の両県にまたがって延焼
- 群馬県側だけで約190ヘクタール
- 栃木側も合わせると約260ヘクタールが焼失
という、県内過去最大規模の山火事でした。
ヘクタールで言われてもピンと来ないかもしれませんが、
- 1ヘクタール = 100m×100m
- 260ヘクタール = サッカーコート何百面分、というレベル
の、とても大きな被害です。
2023年4月の梅田町での山林火災
さらに、2023年4月25日〜26日にも、
- 桐生市梅田町4丁目地内で山林火災が発生し、
- 群馬県が自衛隊に空中消火を要請した
という記録があります。
このときも、自衛隊のヘリが出動し、
翌日に「撤収を要請した」との発表が出ていることから、
- 山火事が一定の規模に達すると、
県として自衛隊支援を求めることは珍しくない
と言えます。
今回との比較
今回(2026年1月11日)の山火事は、
- 焼失面積:現時点では約2,500平方メートル(0.25ヘクタール)
- まだ延焼中で、規模は今後変化する可能性あり
- ただし、少なくとも現段階では、
2014年のような「県内最大級の大火災」というレベルではない
と考えられます。
とはいえ、山火事は
「最初は小さく見えたのに、風で一気に広がる」
ということが十分ありえます。
過去の経験がある地域だからこそ、
早めの通報や、強い警戒態勢が取られているとも言えるでしょう。
私たちができる山火事予防・身を守るポイント
最後に、今回のニュースをきっかけに、
私たち一人ひとりができる山火事予防と安全対策を整理します。
山や河川敷で絶対にしない方がいいこと
山火事の多くは、人の不注意が原因とされています。
特に、次のような行動はとても危険です。
- 枯れ草や落ち葉が多い場所でのたき火
- タバコのポイ捨て(火が消えたと思っても、実は消えていないことがあります)
- 強風の日のバーベキューや花火
- 焼き畑やゴミ焼却など、野外での火の使用(そもそも禁止されている場合も多い)
乾燥注意報や強風注意報が出ている日は、
「いつもなら大丈夫そうに見える場所」でも、
山火事の引き金になりやすい
と考えておく必要があります。
火を使うときのチェックポイント
どうしても火を使わざるを得ない場合は、
- 風が強くないか
- 地面が枯れ草・落ち葉だらけになっていないか
- 消すための水バケツ・消火器などを準備しているか
- 完全に火が消えたことをその場で確認したか
(「たぶん消えただろう」で立ち去らない)
といったことを、一つひとつ確かめることが大切です。
もし山火事を見かけたら
山の中腹から煙が出ているのを見つけたら、
今回のようにすぐに119番通報することが重要です。
- 自分で消そうとしない
→ 風向きが変わると、あっという間に危険な状況になります - どこから煙が見えるのか
→ 目印になる山・施設・道路名などを伝える - 可能なら、写真を撮る
→ 消防に状況を説明するのに役立つこともあります(ただし自分の安全が最優先)
「こんなことで電話していいのかな」と迷うより、
「もしかしたら危ないかも」と思ったら、
早めに通報する
ほうが、結果として多くの人と自然を守ることにつながります。
最新情報を確認するには?
この記事は、
- 2026年1月11日(日)夕方までの各社報道
をもとにまとめたものです。
山火事は、数時間〜数日単位で状況が変わることがあります。
最新情報を知りたい場合は、
- 群馬県・桐生市の公式サイトや防災情報
- 信頼できるニュースサイト
- 気象庁や防災アプリの「防災情報」
などをチェックすることをおすすめします。
特に、
- 桐生市周辺に住んでいる方
- 近くの山やキャンプ場に出かける予定がある方
は、「桐生 山林火災」「桐生 梅田町 山火事」などで検索し、
最新の通行止め・避難情報・鎮火状況をこまめに確認しておきましょう。
まとめ
この記事では、2026年1月11日に起きた桐生市の山火事について、
といったポイントを整理しました。
山火事は、私たちの日常生活の中のちょっとした油断からも起こりえます。
今回のニュースをきっかけに、
- 「自分は火の扱い、大丈夫かな?」
- 「乾燥している日は、いつも以上に気をつけよう」
と、あらためて見直すきっかけになれば幸いです。

