結論から言うと、吉田賢吾(よしだけんご)選手は北海道日本ハムファイターズ所属の捕手登録の選手です。
2026年7月25日の楽天戦で、二塁への走塁でスライディングをしなかったことが原因で、新庄剛志監督から一軍登録を外される「懲罰抹消」を命じられました。
もともとは福岡ソフトバンクホークスの選手でしたが、2024年の「現役ドラフト」という制度で日本ハムに移籍しています。
今回はこの3つのポイントを、順番に分かりやすく解説していきます。
まずは基本情報を表でサクッと確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 吉田 賢吾(よしだ けんご) |
| 生年月日 | 2001年1月18日 |
| 出身地 | 神奈川県横浜市磯子区 |
| 投打 | 右投右打 |
| ポジション | 捕手登録(外野・一塁でも出場) |
| 所属 | 北海道日本ハムファイターズ(背番号60) |
| 経歴 | 横浜商科大学高等学校→桐蔭横浜大学→福岡ソフトバンクホークス(2023〜2024)→日本ハム(2025〜) |
「懲罰抹消」というのは、成績不振ではなく、プレー内容や態度が原因で一軍登録を外されることを指す言葉です。
単なる「調子が悪いから二軍に落とす」のとは意味合いが違って、監督からの「ペナルティ」というニュアンスが強いのが特徴です。
正式な制度用語というより、報道で使われる呼び方だと考えてください。
今回のケースでは、走塁中の「当たり前のプレー」をしなかったことが問題視されました。
舞台は2026年7月25日、エスコンフィールドでの日本ハムvs楽天戦でした。
3回2死の打席で、吉田選手は右翼線へヒットを放ちました。
ここで一塁から二塁への進塁を狙いましたが、スライディングをせずに走り込んでしまい、外野からの素早い返球でタッチアウトになってしまいます。
直後の4回、相手楽天に勝ち越しソロホームランを許してしまい、流れが相手に傾く形になりました。
その影響もあってか、5回の守備からは清宮幸太郎選手が一塁に入り、吉田選手は交代となりました。
ちなみに試合自体は、9回に奈良間大己選手のサヨナラ打で日本ハムが4-3で勝利しています。
試合後、新庄監督は取材に対してはっきりと理由を語っています。
「ファインプレーしてくれ、ホームラン打ってくれ、そういうお願いはしない。当たり前のプレーをしてほしいだけ。スライディングしていたら間違いなくセーフだった」
特別なファインプレーではなく、「基本プレーを徹底してほしい」というのが監督の本音のようです。
また「攻めない選手は使わない」とも語っており、ミス自体よりも消極的なプレーに厳しい姿勢を示しています。
過去に別の選手(上川畑大悟選手)にも同様の指導があったと触れており、チームとして走塁の基本を重視していることがうかがえます。
吉田選手は横浜市の小学生時代に少年野球を始め、中学では軟式野球部で4番捕手を務めました。
高校は横浜商科大学高等学校で、2年から正捕手、3年からは主将兼4番打者としてチームを引っ張りました。
甲子園出場こそ叶いませんでしたが、地方大会でベスト4まで進出しています。
大学は桐蔭横浜大学に進学し、神奈川大学野球リーグで活躍しました。
吉田選手は2022年のドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスから6位指名を受けてプロ入りしました。
契約金4000万円、年俸800万円でのスタートで、背番号は64でした。
1年目の2023年は右肘のケガで出遅れたものの、二軍で打率.310を記録し、シーズン終盤に一軍昇格を果たしています。
ただ一軍出場はこの1試合のみで、代打で三振に終わりました。
2024年も一軍出場は10試合にとどまり、なかなか一軍に定着できない状況が続いていました。
吉田選手が日本ハムに移籍した理由は、2024年12月9日に行われた「現役ドラフト」です。
現役ドラフトとは、各球団が一定人数の選手を「保護選手」として指定し、それ以外の選手の中から他球団が指名できる制度です。
つまり、ソフトバンクの保護枠に入らなかった選手の中から、日本ハムが吉田選手を指名したというのが事実関係です。
なお、ソフトバンク側がなぜ保護しなかったのかという具体的な理由は公表されておらず、この点は正直分かりません。
捕手登録の選手が現役ドラフトで移籍するのは、これが初めてのケースだったことも当時話題になりました。
移籍1年目の2025年、吉田選手はオープン戦で打率.417を記録し、プロ初の開幕一軍入りを果たしました。
シーズンでは主に外野を守り、自己最多の47試合に出場、プロ初本塁打を含む4本塁打を放っています。
2026年シーズンも打撃力を買われて中堅や一塁で起用されており、攻撃的な打線の一角を担う存在になっています。
捕手出身らしからぬ長打力が持ち味で、新庄監督も打撃面での期待は隠していません。
あまり知られていませんが、吉田選手は現役ドラフトで移籍が決まった際、重度の色覚障害があることを自ら明かしています。
本人は「全然ハンデだと思っていない」と前向きに語っており、これまでのプレーに支障が出ているという報道は見当たりません。
Q. 吉田賢吾選手はもう一軍に戻れないの?
A. 「懲罰抹消」はあくまで一時的な措置で、永久追放のようなものではありません。今後の練習態度や結果次第で再昇格の可能性は十分あります。
Q. ポジションは捕手じゃないの?
A. 捕手登録ですが、日本ハム移籍後は打撃力を生かすため外野や一塁でも起用されています。
Q. なぜソフトバンクに戻る移籍ではなく、日本ハムに移った形なの?
A. 記事タイトルにある「ソフトバンク移籍」は、正確には「ソフトバンクからの移籍(=日本ハムへの移籍)」を指しています。移籍の方向を間違えないよう注意してください。
吉田賢吾選手は、桐蔭横浜大学出身で2022年にソフトバンクからドラフト6位で入団した捕手登録の選手です。
2024年の現役ドラフトで日本ハムに移籍し、2025年からは打撃力を生かして外野などで活躍しています。
今回の懲罰抹消は、二塁への走塁でスライディングをしなかったことが直接の原因で、新庄監督は「当たり前のプレーの徹底」を求めた形です。
実力自体は評価されている選手なので、今後どのタイミングで一軍に戻ってくるか、注目しておきたいところです。

