松本國寛(まつもと くにひろ)さんは、福岡県遠賀郡選出の福岡県議会議員です。
平成11年(1999年)に初当選して以来、当選を重ねているベテラン県議で、福岡県議会議長や自民党福岡県連会長といった要職も歴任してきました。
一方で、2025年には視察中の飲酒が発覚し、2026年には県議会の「金銭授受疑惑」にも名前が挙がっています。
この記事では、経歴や学歴、家族構成といった基本プロフィールとあわせて、これらの問題についても事実関係を整理してお伝えします。
まずは、公表されているプロフィールを表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 松本 國寛(まつもと くにひろ) |
| 生年月日 | 1956年(昭和31年)10月20日 |
| 出身 | 福岡県遠賀郡遠賀町 |
| 選挙区 | 福岡県議会 遠賀郡選挙区 |
| 所属政党 | 自由民主党 |
| 現在の主な役職 | 自由民主党福岡県支部連合会 会長 |
| 初当選 | 1999年(平成11年) |
| 趣味 | 写真撮影、車 |
| 好物 | 地元の農水産物、日本酒 |
好物に「日本酒」を挙げていることが、のちほど紹介する飲酒問題とも重なって話題になった一因のようです。
松本さんは福岡県遠賀町の出身です。
地元の遠賀町立島門小学校、遠賀町立遠賀中学校を経て、東海大学第五高等学校を卒業しています。
大学は九州東海大学(現・東海大学熊本キャンパス)の工学部建築学科を卒業しました。
建築を学んだあと、すぐに政治の道に進んだわけではなく、次にご紹介する秘書としてのキャリアからスタートしています。
大学卒業後、松本さんは衆議院議員・三原朝彦氏の秘書を務めました。
その経験を経て、1999年(平成11年)に福岡県議会議員選挙で初当選を果たしました。
その後、土木委員会委員長や議会運営委員会委員長を務め、2012年(平成24年)には第62代福岡県議会議長に就任しました。
さらに自民党県議団の幹事長や、2019年(令和元年)には自民党福岡県議団の会長にも就任しています。
現在は、自由民主党福岡県支部連合会(県連)の会長として、福岡県における自民党の中心的な存在になっています。
主な経歴の流れ
- 1980年 九州東海大学工学部建築学科 卒業
- 1986年 衆議院議員 三原朝彦氏の秘書
- 1999年 福岡県議会議員 初当選
- 2012年 第62代 福岡県議会議長 就任
- 2019年 自民党福岡県議団 会長 就任
- 現在 自民党福岡県支部連合会 会長
松本さんは結婚しており、お子さんやお孫さんにも恵まれているようです。
ただし、家族の詳しい人数や名前、年齢といった細かい情報は、本人が政治活動用のプロフィールで簡単に触れている程度で、それ以上の詳細は公表されていません。
ご家族については、プライバシーに関わる部分でもあるため、本記事では公表範囲を超えた詳細には踏み込まず、事実として分かっていることのみをお伝えしています。
松本さんの名前で検索すると「飲酒問題」というキーワードが出てきますが、これは2025年に報じられたひとつの出来事を指しています。
西日本新聞の報道によると、福岡県議会の農林水産委員会が実施した県内視察において、当時、自民党県連の次期会長だった松本県議が昼食時に飲酒していたことが分かりました。
取材に対し、松本さんは飲酒の事実を認めたうえで、反省している旨のコメントを出しています。
公務にあたる視察中の飲酒だったこともあり、県議会の姿勢を問う話題として報じられました。
ポイント:飲酒そのものを松本さんは否定しておらず、事実として認めたうえで「反省している」とコメントしています。
2026年に入り、松本さんの名前は別の問題でも報じられるようになりました。
福岡県議会では、議長・副議長ポストに就く際、自民党県議団の幹部にお金を渡す慣習があったのではないかという疑惑が持ち上がっています。
西日本新聞の取材によると、2020年に議長・副議長を務めた県議2人が、就任前に自民党県議団の幹部から「他会派への根回しゴルフ代」などの名目で、合わせて約2750万円の支払いを求められ、現金で渡したと証言しています。
その証言のなかで、当時の議長経験者は「1000万円を要求され、翌日、当時の自民党県議団会長だった松本国寛県議に現金を手渡した」と説明しています。
これに対して松本さんは西日本新聞の取材に、現金のやり取りの場に同席した記憶はないと述べ、否定しています。
つまり、証言と本人の説明が食い違っている状態で、事実関係は現時点でははっきりしていません。
この問題については、福岡県議会側で第三者委員会を設置し、調査を進める方向であることが報じられています。
現時点でわかっていること:金銭を渡したとする証言はあるが、松本さん本人はその場への同席を否定している。真相は第三者委員会の調査結果を待つ必要があります。
2026年8月現在、松本さんは自民党福岡県支部連合会会長として活動を続けています。
一方で、福岡県議会全体では海外視察の経費や、別の県議団幹部の政治資金パーティーをめぐる問題なども次々と報じられており、県議会そのものへの信頼が問われる状況が続いています。
金銭授受疑惑について、今後の第三者委員会の調査結果によって、状況が変わる可能性があります。
はい、遠賀郡選出の福岡県議会議員として、現在も議員を務めています。
いいえ、辞職はしていません。飲酒の事実を認めて反省の意を示したという報道にとどまっています。
いいえ、確定はしていません。渡したとする側の証言がある一方で、松本さん本人は同席した記憶がないとして否定しています。第三者委員会による調査が今後の焦点です。
松本國寛さんは、福岡県遠賀郡選出のベテラン県議会議員で、県議会議長や自民党福岡県連会長といった要職を歴任してきた人物です。
2025年には視察中の飲酒を認めて反省の意を示し、2026年には県議会の金銭授受疑惑にも名前が挙がりましたが、こちらは本人が否定しています。
いずれも現時点で全ての事実関係が明らかになっているわけではなく、特に金銭授受の件は、今後の第三者委員会の調査結果を見守る必要がある段階です。

