高校サッカーの強豪・神村学園で、中盤の“ど真ん中”を守る6番・堀ノ口瑛太選手。
派手なゴールシーンに映ることは少なくても、「神村学園の攻撃力と守備力は、この選手がいるからこそ」と言われるほど、大事な役割を担っているミッドフィルダーです。
そんな堀ノ口選手について、気になるのが「高校卒業後の進路」。
- 大学に進学するのか?
- 高卒でJリーグクラブに入り、プロになるのか?
- すでに“プロ内定”が出ているのか?
この記事では、2026年1月12日時点で分かっている情報をもとに、堀ノ口瑛太選手の進路について、できるだけ分かりやすく整理していきます。
堀ノ口瑛太ってどんな選手?プロフィールを整理
まずは、基本的なプロフィールから。
- 名前:堀ノ口 瑛太(ほりのぐち えいた)
- 所属:神村学園高校サッカー部
- ポジション:MF(ミッドフィルダー)、主にアンカー(ボランチの一番後ろ)
- 背番号:6
- 生年月日:2007年7月13日
- 身長/体重:174cm/70kg
- 経歴:神村学園中等部 → 神村学園高校
神村学園は、インターハイ優勝、選手権でも上位常連の超強豪校。
そのチームの「アンカー」としてフルタイム出場を続け、夏のインターハイ優勝、そして冬の選手権でも決勝までチームを支えているのが堀ノ口選手です。
アンカーってどんなポジション?
中学生でもイメージできるように、アンカーの役割を簡単に言うと、
- 守備では
- 相手のカウンターの芽をつぶす
- 最終ラインの前で“フィルター”になる
- 攻撃では
- 最終ライン(DF)からパスを受けて前につなぐ
- サイドバックやインサイドハーフに良いタイミングでボールを配る
という、「攻守のつなぎ目」みたいなポジションです。
神村学園は、サイドバックがどんどん高い位置を取る攻撃的なスタイルですが、そのぶん空いたスペースをカバーしたり、相手の攻撃を読んで潰したりするのが堀ノ口選手の大きな仕事。
派手さは少なくても、チームのバランスを保つ“要(かなめ)”と言っていい存在です。
神村学園のチーム事情と、同級生たちの進路
堀ノ口選手の進路を考えるうえで、同じ神村学園の3年生たちの進路を知っておくと、全体像が見えやすくなります。
2026年世代の神村学園は、
- Jクラブ内定の選手
- 強豪大学に進学する選手
が入り混じる、「タレントぞろい」のチームです。
一例を挙げると、進路まとめサイトなどでは、
- 中野陽斗選手 → いわきFC(Jリーグ)内定
- 福島和毅選手 → アビスパ福岡(Jリーグ)内定
- 徳村楓大選手 → FC町田ゼルビア(Jリーグ)内定
- 今村太樹選手 → 九州産業大学へ進学
- 倉中悠駕選手 → 国士舘大学へ進学
といった情報が紹介されています。
つまり、同じチームメイトの中には、高卒でプロ内定を勝ち取った選手もいれば、大学サッカーの名門へ進む選手もいるという状態です。
そんな中で、堀ノ口瑛太選手はどんな道を選んだのか。次の章で見ていきます。
堀ノ口瑛太の進路:慶應義塾大学へ進学の報道
2026年1月に入り、堀ノ口瑛太選手は「慶應義塾大学へ進学する」との報道が出ました。
高校サッカーの進路情報を扱うサイトによると、
「神村学園の堀ノ口瑛太(3年)が、2026年4月から慶應義塾大学へ進学することがわかった。神村学園サッカー部から慶應義塾大学への進学は史上初」
といった内容が紹介されています。
また、サッカーメディア「FOOTBALL ZONE」の記事でも、
- 堀ノ口選手が学業優秀であること
- 高校では、サッカー中心の「特別能力コース」から、より勉強に力を入れる「文理コース」に転コースしたこと
- その結果、練習に参加するのが週4日のうち3日は“1時間遅れ”になったにもかかわらず、自主練習で補って力を伸ばしてきたこと
などが詳しく紹介されています。
監督からは、
「文理コースに行った方が進路の幅が広がる」
とアドバイスされ、それを受けて“文武両道”の道を選んだ、というエピソードも語られています。
こうした背景を踏まえると、
- サッカーだけでなく学業にも強みがある
- 強豪校でレギュラーを張りながら、勉強とも両立してきた
という堀ノ口選手のこれまでの選択と、「慶應義塾大学への進学」という進路は自然な流れだと言えそうです。
2026年1月12日時点の整理
この記事を書いている2026年1月12日時点で整理すると、
- 報道ベースでは「慶應義塾大学に進学予定」とされている
- Jリーグクラブとの「プロ内定」の情報は見当たらない
- つまり、高卒でいきなりJに入るのではなく、「大学→その先でプロを目指す」ルートになりそう
という状態です。
もちろん、最終的な詳細は本人や関係者の公式発表を待つ必要がありますが、現時点の情報としては「大学進学」がほぼ固まっている、と考えてよいでしょう。
高校サッカー選手の進路パターンを、いったん整理してみる
ここで一度、「高校サッカーの強豪校で活躍する選手たちが、どんな進路を選びやすいのか」を整理しておきます。
① 高卒でJリーグクラブに加入(プロ内定)
分かりやすいのは、高校卒業と同時にJクラブとプロ契約を結ぶパターンです。
- 高校3年のうちに「○○クラブ加入内定」と発表される
- 卒業後、そのままトップチームや、場合によっては育成枠などでプロの世界に入る
神村学園の同学年だと、中野陽斗選手(いわきFC内定)、福島和毅選手(アビスパ福岡内定)、徳村楓大選手(町田内定)などがこのパターンです。
② 大学サッカーからプロを目指す
もう一つの大きなルートが、「大学サッカー→Jリーグ」の道です。
- 強豪大学(関東・関西の1部リーグなど)に進学
- 4年間の大学リーグやインカレで活躍
- その中でスカウトの目に留まり、Jクラブに入団
このルートからJリーガーになった選手も、ここ数年でかなり増えています。
特に、慶應義塾大学のような有名私立大学は、
- 学業レベルが高い
- 首都圏でJクラブとの距離も近い
- 大学サッカー界でも一定の実績がある
という環境のため、「勉強もしつつ、その先のプロも狙える舞台」と言えます。
③ サッカー以外の道へ進む
もちろん、
- 一般企業への就職
- 教員や指導者の道
- 海外留学や別スポーツへの挑戦
といったルートを選ぶ選手もいます。
高校サッカー強豪校と言っても、全員がプロになるわけではなく、「サッカーを通して身につけた力を、別の分野で生かす」という選択も、ごく普通になっています。
なぜ堀ノ口瑛太は「大学進学」を選んだのか?背景を考える
ここからは、報道やインタビュー内容を手がかりにしながら、なぜ堀ノ口選手は大学進学を選んだのかを、できるだけ分かりやすく整理してみます。
※以下は、あくまで記事や発言から読み取れる範囲での「推測」も含まれます。
① 文武両道の環境で、進路の幅を広げてきた
先ほども少し触れましたが、堀ノ口選手は、高校に上がるタイミングで「文理コース」に移ることを決めています。
- サッカー中心の「特別能力コース」 → 練習時間が多い
- 文理コース → 授業時間が長く、練習には1時間遅れて参加
という条件の中で、
「みんなと遅れを取りたくない」
という思いから、オフの日の自主練習や、全体練習後の追加トレーニングでカバーしてきたと報じられています。
このエピソードから分かるのは、
- サッカーだけでなく、勉強にも本気で取り組んできた
- 「将来の選択肢を増やす」という考え方を、高校の段階から持っていた
ということです。
その延長線上に、「慶應義塾大学への進学」があると考えると、かなりしっくりきます。
② ポジション的にも、「大学でさらに伸びるタイプ」
堀ノ口選手のポジションは、守備的MF、いわゆるアンカー。
このポジションは、
- 試合全体を見る視野
- 戦術理解(戦術眼)
- ポジショニングの細かい判断
といった、「経験を積めば積むほど伸びていく要素」がとても大きいポジションです。
一発で相手を抜くドリブラーや、スピードで勝負するストライカーと比べると、
- 身体能力だけで勝負するタイプではない
- 試合を重ねながら“頭の良さ”が磨かれていくタイプ
とも言えます。
そう考えると、
大学で質の高い試合をこなしながら、じっくり経験を積む
というルートは、堀ノ口選手のプレースタイルにも合っている、と見ることができます。
③ 「慶應×サッカー」というブランド
慶應義塾大学と言えば、
- 学業レベルの高さ
- 卒業後のキャリアの広さ(一般企業・専門職など)
も大きな魅力です。
もし大学サッカーからプロになれなかったとしても、
- 大学での学び
- 人脈
- 就職活動の選択肢
といった面で、“人生トータルで見たときのリスクヘッジ”になり得ます。
一方で、慶應からJリーグに進む選手も出ているため、
「プロに挑戦する可能性を残しながら、学歴やその後のキャリアも確保できる」
という、かなりバランスの良い選択と言えるでしょう。
「プロ内定は?」という疑問について
タイトルにもあるように、気になるのは「プロ内定」の有無です。
2026年1月12日時点で、
- 堀ノ口選手が、特定のJリーグクラブと「高卒でのプロ契約内定」という形になっている
- という公式な情報や大きな報道は確認できませんでした。
同じ神村学園の世代では、
- 中野陽斗選手(いわきFC内定)
- 福島和毅選手(アビスパ福岡内定)
- 徳村楓大選手(FC町田ゼルビア内定)
といった選手が、高卒でのプロ内定を勝ち取っています。
それと比較すると、堀ノ口選手は、
- まずは慶應義塾大学でプレー
- その先の4年間でプロを目指す
というルートを選んだ、という整理になります。
ここで大事なのは、
「高卒でのプロ内定が出ていない=プロの可能性がない」
というわけではまったくない、という点です。
大学サッカーからプロになった選手は数多くいますし、むしろ最近は“大学経由のJリーガー”も増えています。
大学サッカーからプロになる道とは?
ここで、「大学経由でプロを目指す」とは具体的にどういうことなのか、簡単にイメージしておきましょう。
① 大学リーグ・インカレでの活躍
慶應義塾大学は、関東の大学リーグに所属しています。
- 関東1部リーグには、多くのJクラブのスカウトが注目している
- インカレ(全日本大学サッカー選手権)も、プロ入りへの大きなアピールの場
となっています。
ここで、
- 試合に出続ける
- チームの中心選手として評価を高める
ことができれば、Jクラブから声がかかる可能性は十分にあります。
② 「特別指定選手」としてJクラブでプレーするケースも
大学に在籍しながら、
- Jクラブの「特別指定選手」として登録
- 大学の試合と並行して、Jリーグの試合にも出場
という形をとる選手もいます。
もし堀ノ口選手が大学で頭角を現せば、こうした形で大学在学中からJのピッチに立つ可能性もゼロではありません。
③ 将来の選択肢が広い
大学に進むことで、
- プロになれなかった場合の「その先のキャリア」
- 指導者、教員、一般企業など
も選べるようになります。
高校サッカーのトップレベルでプレーする選手が、
「プロだけに絞らず、将来の選択肢を広く持つ」
という考え方をとるのは、今ではかなり一般的になっています。
堀ノ口選手の、
- 文理コースでの学業
- 慶應へのチャレンジ
という流れを見ると、まさにこの考え方に当てはまると言えるでしょう。
いま堀ノ口瑛太が目の前に置いているもの
進路の話と同時に忘れてはいけないのが、「今まさに戦っている舞台」です。
堀ノ口選手は、
- インターハイ優勝チームのアンカー
- 選手権でも全試合フル出場で、準決勝までチームを支え
- 2026年1月12日の決勝に挑もうとしている
という状況にいます。
インタビューでは、準決勝を振り返って、
- 相手のカウンターを止めきれなかった場面への反省
- 決勝では、もっと相手の攻撃の芽をつぶしたい
といったコメントも出しており、目線は「日本一になるために、自分が何をするか」にしっかり向いている様子がうかがえます。
つまり、
進路はすでに“大学進学”の方向で固まりつつある
それでも、今の彼にとっての一番のテーマは、「高校最後の大会でチームを日本一に導くこと」
という構図です。
この「目の前の試合に集中しながら、進路の準備もぬかりなく進めてきた」という姿は、まさに文武両道という言葉がふさわしいと言えます。
まとめ
最後に、この記事のタイトルでもある3つの問いに、2026年1月12日時点の情報をもとに答えておきます。
Q1. 「大学か?Jリーグか?」
→ 大学進学が有力(ほぼ決まり)と報じられています。
具体的には、
- 慶應義塾大学への進学が報じられている
- 神村学園サッカー部から慶應への進学は「史上初」との情報もある
という状況です。
Q2. 「プロ内定は?」
→ 現時点で「高卒プロ内定」の情報は見つかりません。
同学年のチームメイトには高卒でJリーグ内定を勝ち取った選手がいますが、堀ノ口選手は
「まずは慶應義塾大学でプレーし、その先にプロを目指す」
というルートを選んだと見られます。
Q3. 「それでもプロになる可能性は?」
→ 十分にあります。むしろ、“大学経由のプロ”としての伸びしろが楽しみなタイプです。
- ポジションがアンカーで、経験と戦術理解が強み
- 文武両道の姿勢から見ても、大学での成長が期待できる
- 慶應義塾大学という舞台は、勉強とサッカー、両面で挑戦できる環境
という点を考えると、
「今は大学進学という選択をしつつ、その4年間でどれだけ成長して、プロへの扉を叩けるか」
というチャレンジが始まる、と言えます。
おわりに
高校サッカーのスター選手というと、どうしても
「高卒でプロ内定」=一番すごいルート
というイメージを持ってしまいがちです。
しかし、堀ノ口瑛太選手のこれまでの歩みを見ると、
- 文理コースで勉強とサッカーの両方に本気で取り組む
- 練習時間が減ったぶん、自主練でカバーする
- チームの“名脇役”として、攻守のバランスを支える
- そして、慶應義塾大学への進学にチャレンジする
という、とても堅実で、なおかつチャレンジ精神にあふれた道を選んでいることが分かります。
進路はあくまで“スタート地点”であって、ゴールではありません。
- 高卒プロでも、その後伸び悩む選手もいる
- 大学経由でも、そこから一気に花開く選手もいる
大事なのは、どのルートを選んだかより、
選んだ道の中で、どれだけ本気で生きるか
という部分です。
神村学園で“チームの心臓”として戦い抜いた堀ノ口瑛太選手が、
慶應義塾大学という新しいステージでどんな成長を見せるのか。
そして、その先に本当にJリーグやプロの舞台が待っているのか。
これからの4年間を、じっくり追いかけていきたい選手のひとりと言えるでしょう。

