スキージャンプの中継を見ていて、
小林陵侑が笑った瞬間に歯がキラッと金色に光っているのを見たことありませんか?
「え、金歯?銀歯?」「なんかアクセサリーっぽいけど…」
と気になって検索した人も多いはずです。
結論から言うと、あれは
「グリルズ(Grillz)」と呼ばれる、歯につけるジュエリー(アクセサリー)
です。
この記事では、
- 「グリルズってそもそも何?」
- 「小林陵侑は、どんなグリルズをつけてるの?」
- 「歯に悪くないの?危なくない?」
- 「スポーツ的にルールは大丈夫なの?」
といった疑問をまとめていきます。
小林陵侑の“キラキラの歯”は何なのか?
まずは、具体的なニュースから見てみましょう。
サマージャンプ蔵王で話題に
2025年8月、山形のサマージャンプ蔵王大会の公式練習に登場した小林陵侑は、
笑うと金色に光る歯を見せて、報道陣の注目を集めました。
- 歯につけるアクセサリー「グリルズ」を装着
- ゴールドにダイヤモンドがあしらわれたデザイン
- 本人いわく 「テンションが上がる。しゃべりづらいけど」
と、ファッションとして楽しんでいることを明かしています。
その大会では蔵王大会4連覇を達成し、
「ダイヤモンド11個をちりばめたゴールドのグリルズで“金の舞”」と報じられました。
医療サイトでも「小林選手の例」として紹介
ある歯科コラムでは、
- 前歯にかぶせる形で作られたアクセサリー
- 小林選手のように上の歯だけでも十分目立つ
- マウスピースのように取り外し可能で、必要な時だけ装着するタイプ
として、「小林陵侑がつけていたグリルズ」の話が紹介されています。
つまり、
中継で見える“キラキラの歯”は
日常的な金歯ではなく、その場で付け外しできるファッション用アクセサリー
ということです。
そもそも「グリルズ」って何?
歯につけるジュエリーの一種
グリルズ(Grillz)は、
歯の表面を覆う、取り外し可能なアクセサリー
のことです。
- 歯の上からかぶせる“カバー”のような形
- 一般的には可撤式(取り外せるタイプ)
- 金やプラチナ、ホワイトゴールド、シルバーなどの金属で作られ、
ダイヤモンドやルビーなどの宝石を埋め込むこともあります。
いわば、
指につける「指輪」の歯バージョン
のようなイメージです。
ルーツはヒップホップ文化+もっと昔
現在のグリルズは、主にアメリカのヒップホップカルチャーから広まりました。
- 1980年代ごろ、ラッパーたちがファッションとして装着し始める
- 2000年代には、セレブやアーティストに広く人気が出る
一方で、もっとさかのぼると、
- 古代エジプトやマヤ文明などでも
「歯を貴金属や宝石で飾る文化」があった、という説明もあります。
現代日本でも、
- 歯科医院やジュエリーブランドがグリルズのオーダーを受け付けている
- 「自分だけのファッション」として、少しずつ広まっている
という状況です。
グリルズと「キラキラを貼るだけ」のものは違う
歯のオシャレには、実は種類があります。
ティースジュエリー(歯のワンポイント)
- 歯の表面に、小さなストーンやメタルパーツを接着して貼るタイプ
- 1粒だけキラッと光る、さりげないオシャレ
- 歯科専用の接着剤を使い、数日〜数週間ほど持つことも
これは、歯そのものにペタッと貼るイメージです。
グリルズ(歯全体を覆うアクセサリー)
- 歯全体を覆う“カバー”のようなジュエリー
- 歯の型を取って、ぴったり合うものを作る
- マウスピースのように取り外し可能で、必要なときだけ装着
小林陵侑がつけているのは、
この「歯全体を覆うグリルズ」タイプです。
グリルズはどうやって作られているの?
ここからは、「しくみ」が気になる人向けに、一般的な流れを簡単に説明します。
※クリニックやブランドによって細かい違いはありますが、
どこもだいたい共通する“ざっくりイメージ”です。
歯の型を取る
- 歯科医院や専門店で、歯型(型取り)を行う
- マウスピースや矯正装置を作るときと同じように、上の歯・下の歯の印象を採取
これによって、
その人の歯並びにぴったり合う“枠”が作れる
ようになります。
デザイン・素材を決める
- ゴールド・シルバー・ホワイトゴールド・プラチナなどの金属
- ダイヤモンドやカラーストーンを埋め込むかどうか
- 何本ぶんをつくるか(前歯2本だけ/上の前歯6本全部など)
小林陵侑の場合、報道では
- ゴールドベース
- ダイヤモンドが11個ほどちりばめられているデザイン
とされています。
技工所で製作→完成品を装着
- 歯科技工士やジュエリー職人が、型に合わせて金属を加工
- 必要があれば宝石をセッティング
- 完成後、実際に装着してフィット感の調整
最終的には、
「マウスピースのように、カチッとはめて、外したいときに外せる」
という形になります。
なぜ小林陵侑はグリルズをつけるのか?
では、小林本人はなぜグリルズをつけているのでしょうか。
本人のコメント:「テンションが上がる」
先ほどのサマージャンプ蔵王の取材で、小林は
- 「ファッション好き」としての一面を見せつつ
- グリルズについて 「テンションが上がる。しゃべりづらいけど」
と笑いながら話しています。
つまり、
見た目がカッコいい → 気持ちが上がる → 競技モードに入りやすい
という、メンタル面のスイッチとしても使っているようです。
「金メダルカラー」の自己表現
報道では、
- ゴールドのグリルズ
- ダイヤモンドがキラキラ輝く
- 「金の舞」「金メダルのスマイル」と表現
といった言い回しが使われています。
北京五輪で金メダルを獲得し、
次の五輪へ向けても「二大会連続金」を意識している立場だからこそ、
“金色の笑顔”で自分を奮い立たせる演出
という意味合いもありそうです。
ルール的に大丈夫なの?危なくないの?
「スポーツ中にあんな硬そうなものつけて大丈夫?」
「ルール違反にならないの?」
ここが気になる人も多いところだと思います。
スキージャンプのルールとグリルズ
国際スキー・スノーボード連盟(FIS)のスキージャンプ規則では、
- スキー板
- ビンディング
- スーツ
- ヘルメット
などの詳細なルールが細かく決められていますが、
歯のアクセサリーについての細かい規定は、少なくとも公開資料の範囲では見当たりません。
つまり、
現状では「スキー用具」ではなく、
個人のアクセサリーとして扱われている
と考えてよさそうです。
もちろん、競技の安全を損なうようなもの(鋭利な突起がある、ヘルメットに干渉するなど)は認められないでしょうし、
そのあたりは大会側・チーム側との確認のうえで使われているはずです。
歯や体への影響は?
歯科の世界では、グリルズについて
- 長期的な磨耗や健康への影響はまだはっきりしていない
- つけっぱなしにすると、
- むし歯
- 歯肉炎
- 歯石・プラークの増加
などのリスクが高まる可能性がある
- きちんとした歯科の知識をもつ専門家が設計・調整することが大事
といった旨が指摘されています。
そのため、一般論としては、
- 長時間のつけっぱなしは避ける
- 食事や就寝時は外す
- 定期的に歯とグリルズをしっかり清掃する
- 作るなら、歯科医院など信頼できる場所で
という使い方が推奨されています。
小林陵侑の場合も、
- 競技や公式の場面など「見せたいときだけ装着」
- 取り外し可能なマウスピース型
とされていますから、
四六時中つけっぱなしというわけではないと考えられます。
※この記事は医療アドバイスではなく、
あくまで公開情報をもとにした一般的な説明です。
実際にグリルズに興味がある場合は、歯医者さんなど専門家に相談してくださいね。
お金の話:「あれって高いの?」ざっくり相場感
「ダイヤモンドまで入ってるなら、めちゃくちゃ高そう…」
そう思う人も多いはずです。
一般的な相場のイメージ
日本のグリルズ/ティースジュエリーのショップやクリニックを見ると、
- ティースジュエリー(1本だけストーンをつける):
数千円〜1万円台ほど - シンプルなグリルズ(数本ぶんのメタルのみ):
数万円台〜 - 宝石入り・デザイン性の高いフルオーダー:
それ以上(デザインや素材で大きく変わる)
という感じで、ピンキリです。
小林陵侑がつけているような、
- ゴールドベース
- ダイヤモンドを11個ちりばめたタイプ
は、かなり“ハイグレード寄り”だと考えていいでしょう。
一般人でもできるの?
最近は、
- 歯科医院
- デジタル技術を使うオーラルアクセサリーブランド
などで、一般向けのグリルズやティースジュエリーも提供されています。
ただし、
- 噛み合わせ
- 歯ぎしりの癖
- 歯や歯ぐきの状態
などに合っていないものを無理につけると、
トラブルの原因にもなりかねません。
もし興味があるなら、
「安いネット通販で適当に買って試す」よりも、
歯医者さんや専門のクリニックで相談する
ほうが安心です。
まとめ
ここまでの話を、短くまとめると——
ということになります。
テレビ中継で、
大ジャンプを決めたあと、にっと笑ったときに光る“金色のスマイル”
は、
金メダリストならではの、ちょっとした遊び心と自己表現なのかもしれません。
これから試合を見るときは、
- ジャンプの飛距離やフォームはもちろん
- 着地後の笑顔の口元にも、ちょっと注目してみると、
いつもより少しだけ観戦が楽しくなるはずです。






