結論から言うと、これから買うなら新しいPUH7231のほうが無難です。
HDR規格の対応が広く、スピーカーの出力も上がっていて、HDMI端子も1つ多い。同じ値段なら、迷わず7231でOKです。
ただし、PUH7700がセールでグッと安くなっているなら話は別。「YouTubeとNetflixが見られれば十分」という人には、7700も今でも十分アリな選択肢です。
◆ ざっくり結論
- 同じくらいの値段なら → PUH7231
- 7700が1〜2万円以上安いなら → PUH7700も十分候補
- ゲーム機やレコーダーをたくさんつなぐなら → HDMIが4つあるPUH7231
- 目へのやさしさ(ブルーライト対策)を重視するなら → それを売りにしているPUH7700
\同じくらいの値段なら新しいPUH7231/
\1〜2万円以上安いならPUH7700/
どちらもフィリップスのチューナーレステレビです。つまり、地デジやBS/CSは映りません。そのかわりGoogle TVが入っていて、ネット動画を見るのに特化したテレビです。
PUH7700は先に出ていたモデルで、2025年ごろから販売されています。セールの常連で、Amazonで大きく値引きされることもよくあります。
PUH7231は、そのあとに登場した新しいモデルです。正確な発売日はメーカーの公式な発表を確認できなかったので、ここでは「7231のほうが新しい」というところまでにしておきます。
サイズはどちらも43型・50型・55型・65型の4サイズ展開。サイズで選べる幅は同じです。
販売店に載っている仕様をもとに、主な違いを表にまとめました。サイズによって細かい数字が変わる項目は、55型・65型の情報を目安にしています。
| 項目 | PUH7231 | PUH7700 |
|---|---|---|
| 登場時期 | 新しいモデル | 先に出たモデル(2025年ごろ〜) |
| サイズ展開 | 43・50・55・65型 | 43・50・55・65型 |
| 解像度 | 4K(3840×2160) | 4K(3840×2160) |
| HDR | Dolby Vision/HDR10+/HDR10/HLG | HDR10/HLG(※) |
| スピーカー出力 | 20W | 16W(8W×2) |
| Dolby Atmos | 対応 | 対応 |
| HDMI端子 | 4つ(eARCはHDMI1) | 3つ(eARCはHDMI2) |
| USB端子 | 1つ | 2つ |
| 映像エンジン | AiPQ(AI画質調整)+Pixel Precise Ultra HD | Pixel Ultra HD |
| OS | Google TV | Google TV |
| メモリ/保存容量 | 2GB/32GB | 2GB/32GB |
| MEMC・VRR・ALLM | 対応 | 対応 |
| Bluetooth | 5.1 | 5.1 |
| 重さ(65型・スタンドなし) | 約13.3kg | 約14.8kg |
※PUH7700のHDRは、販売店の多くが「HDR10・HLG対応」と書いています。一方でフィリップスの海外向けページにはDolby Visionの記載もあり、日本向けモデルでどうなのかははっきりしません。購入前に販売ページで確認しておくと安心です。
\同じくらいの値段なら新しいPUH7231/
\1〜2万円以上安いならPUH7700/
いちばんわかりやすい差がここです。PUH7231はDolby VisionとHDR10+の両方に対応しています。
HDRっていうのは、明るいところはまぶしく、暗いところはしっかり暗く見せる技術のこと。夜景の街灯や、暗い洞窟のシーンなんかで差が出やすいです。
ふつうのHDR10は、作品全体で明るさの設定が「ひとつ」だけ。それに対してDolby VisionやHDR10+は、シーンごとに明るさを細かく調整してくれます。
NetflixやDisney+には、Dolby Vision対応の作品がけっこうあります。Amazon Prime VideoはHDR10+を使っている作品が多いです。7231ならどっちも受け止められるので、サービスを選ばないのが強みですね。
とはいえ、この価格帯の液晶テレビは高級機ほど明るくはありません。「劇的にキレイになる!」というより、「対応していて損はない」くらいに考えておくのがちょうどいいです。
スピーカーの出力は、PUH7231が20W、PUH7700が16Wです。数字だけ見ると7231のほうが少し余裕があります。
ただ、どちらもテレビ本体の薄いスピーカーです。7700を使っている人の感想を見ても「音はふつう」「低音は物足りない」という声が多め。7231になって劇的に変わるかというと、そこまでは期待しないほうがいいでしょう。
映画の迫力をしっかり楽しみたいなら、どちらを選んでもサウンドバーを足すのがいちばんの近道です。Dolby Atmosには両方とも対応しているので、Atmos対応のサウンドバーと組み合わせれば実力を発揮しやすくなります。
\同じくらいの値段なら新しいPUH7231/
\1〜2万円以上安いならPUH7700/
地味だけど、あとから効いてくるのが端子の数です。
- PUH7231:HDMI 4つ/USB 1つ
- PUH7700:HDMI 3つ/USB 2つ
チューナーレステレビは、地デジを見たいときにレコーダーやチューナーを外付けする人も多いですよね。そこにゲーム機、サウンドバー、Fire TV Stickなんかを足していくと、HDMIは意外とすぐ埋まります。
「HDMIが足りない!」は、買ってから気づくあるあるの代表格。つなぐ機器が多い家なら、4つある7231のほうが安心です。
逆に、USBメモリやUSB機器を2つ同時に使いたい人は、7700のほうが便利な場面もあります。
PUH7231には、AIで画質を自動調整する「AiPQ」が入っています。見ている映像に合わせて、明るさや色をいい感じに整えてくれる機能です。
7700のユーザーからは「肌の色や白が強く出る」「番組によっては調整が必要だった」という声がありました。設定をいじるのが面倒な人にとって、おまかせ機能があるのは地味にうれしいポイントです。
ただ、AiPQでどのくらい見た目が変わるのかを比べたしっかりしたデータは見つかりませんでした。「あると便利そう」くらいに受け取っておいてください。
PUH7700は、ブルーライトを抑える技術を前面に出しているモデルです。販売店の説明では、第三者機関の認証を受けていると紹介されています。
PUH7231のほうは、ブルーライト対策をそこまで大きくうたっていません。なので「夜に長時間見るから、目への負担が気になる」という人は、7700の特徴が刺さるかもしれません。
\同じくらいの値段なら新しいPUH7231/
\1〜2万円以上安いならPUH7700/
違いばかり見ていると忘れがちですが、土台の部分はかなり似ています。
- Google TV内蔵(YouTube・Netflix・TVerなどがそのまま見られる)
- メモリ2GB・保存容量32GB
- Chromecast内蔵で、スマホの動画をテレビに映せる
- Googleアシスタントで音声検索ができる
- Dolby Atmos対応
- 動きをなめらかにするMEMC搭載
- ゲーム向けのVRR・ALLMに対応
- 地デジ・BS/CSのチューナーはなし
メモリと保存容量が同じなので、アプリの動きの軽さに大きな差は出にくいはずです。7700のレビューでも「アプリの起動や切り替えがサクサク」という声が多く、ふだん使いで困る場面は少なそうです。
先に答えを言うと、このジャンルでは大きな差はないと考えていいです。
どちらも販売店の仕様には「DLG 120Hz」と書かれています。ただしこれは、パネル本来の性能が120Hzという意味ではありません。解像度を落とす代わりに120Hz相当で動かす仕組みで、基本は60Hzのパネルです。
実際、7700のレビューでは「60Hzなので動きの速いゲームには向かない」「倍速には対応していない」という声もありました。
サッカー中継やアクション映画を「わりとなめらか」に見るぶんにはMEMCで十分。でも、FPSなどの対戦ゲームで勝ちにこだわるなら、どちらも本命にはなりにくいです。そういう人はゲーミングモニターのほうが幸せになれます。
\同じくらいの値段なら新しいPUH7231/
\1〜2万円以上安いならPUH7700/
この2機種、値段がとにかくよく動きます。参考までに、確認できた価格はこんな感じです。
| モデル | 確認できた価格の例 |
|---|---|
| PUH7231 55型 | 59,800円(家電量販店)/89,800円(Amazon、時期により変動) |
| PUH7700 55型 | 89,800円 → セールで59,800円(2026年2月のAmazonセール) |
| PUH7700 43型 | 59,800円 → セールで39,800円(同上) |
見てのとおり、同じ55型でも買う場所とタイミングで3万円くらい平気で変わります。値札だけでどっちが得かは決められない、というのが正直なところです。
◆ 値段で迷ったときの目安
- 差が1万円以内 → 新しいPUH7231を選んだほうが満足しやすい
- 7700のほうが1〜2万円以上安い → 浮いたお金でサウンドバーを買うのも賢い手
- 旧モデルは在庫が減るとセールに出なくなることもあるので、安いときが買いどき
- NetflixやPrime Videoで映画・ドラマをよく見る
- レコーダー、ゲーム機、サウンドバーなどをたくさんつなぎたい
- 画質の設定はなるべくおまかせにしたい
- せっかく買うなら新しいモデルがいい
- とにかく安く大画面がほしい
- 見るのはYouTubeやTVerがメイン
- つなぐ機器は2〜3台くらいで足りる
- 夜に長く見るので、ブルーライト対策が気になる
\同じくらいの値段なら新しいPUH7231/
\1〜2万円以上安いならPUH7700/
どちらを選んでも共通する注意点があります。買ってから「えっ」とならないように、ここだけは押さえておいてください。
これがいちばん多い「しまった!」です。アンテナ線をつないでもニュースは映りません。地デジを見たいなら、外付けのチューナーやレコーダーが必要です。
なお、チューナーがないテレビはNHKの受信契約の扱いが変わる場合があります。くわしくはNHKの案内で確認してください。
Google TVなので、初期設定でGoogleアカウントへのログインを求められます。スマホがあればすぐ終わりますが、「テレビなのにログイン?」と面食らう人もいるので覚えておくと楽です。
7700の使用者からは「初期設定だと白や肌色が強め」という声がありました。届いたら画質モードをいくつか切り替えてみて、好みのものを探すのがおすすめです。7231でも、まずはAiPQのおまかせで見てみて、気になったら調整する流れがいいと思います。
壁掛け用のネジ穴の間隔(VESA規格)は、同じ65型でもモデルで違います。7231の65型は400×300mm、7700の65型は300×300mmです。今使っている金具を流用するつもりなら、ここは必ず確認しておきましょう。
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\1〜2万円以上安いならPUH7700/
Q. PUH7231はPUH7700の後継機なの?
A. 7231のほうが新しく、サイズ展開や価格帯も近いので、実質的な入れ替わりのモデルと見ていいと思います。ただ、メーカーが「後継」と公式に発表している情報は確認できませんでした。
Q. 画質は見てすぐわかるほど違う?
A. どちらも4Kで、ふつうのYouTubeを見るぶんには大差を感じにくいはずです。差が出やすいのは、Dolby VisionやHDR10+に対応した映画やドラマを見たときです。
Q. 外付けのチューナーをつなげば地デジは見られる?
A. 見られます。HDMIでつなげばOKです。録画もしたいならレコーダーを用意しましょう。その場合、HDMIの数に余裕がある7231のほうが配線に困りにくいです。
Q. Fire TV Stickを挿す意味はある?
A. どちらもGoogle TVが入っているので、基本はなくても大丈夫です。7700の使用者からは「Fire TV Stickのリモコンではテレビの音量が変えられなかった」という声もありました。
Q. サイズはどれを選べばいい?
A. 6畳くらいの部屋なら43〜50型、リビングで家族で見るなら55型以上がひとつの目安です。どちらのモデルも4サイズそろっているので、サイズで選択肢がしぼられる心配はありません。
PUH7231とPUH7700は、どちらもGoogle TV入りの4Kチューナーレステレビ。土台は似ていますが、新しい7231のほうが中身は一歩先を行っています。
◆ この記事のポイント
- 同じくらいの値段なら、新しいPUH7231がおすすめ
- 7231はDolby Vision・HDR10+対応、スピーカー20W、HDMI4つが強み
- 7700はブルーライト対策が売りで、セールだとかなり安い
- Google TV・メモリ・MEMCなど基本の部分はほぼ同じ
- ゲームの滑らかさはどちらも同程度で、本格派には不向き
- どちらも地デジは映らないので、必要なら外付けチューナーを
迷ったら、まず2機種の今の値段を見比べてみてください。差が小さければ7231、7700がぐっと安ければ7700。これでほぼ間違いありません。
あとは部屋の広さに合うサイズを選べば、ネット動画三昧のテレビライフが待っています。夜更かしだけはほどほどに。
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\1〜2万円以上安いならPUH7700/

