青山学院大学の新星、安島莉玖選手。高校時代から頭角を現し、大学1年でハーフマラソン優勝。5000mで13分台、驚異の自己ベストを更新し続ける彼の経歴と記録に迫ります。箱根駅伝での活躍にも期待が高まります。
安島莉玖選手のプロフィール
安島莉玖(あんじま りく)選手は、青山学院大学陸上競技部の期待の新星です。
- 生年月日:2005年2月8日
- 出身地:岐阜県
- 身長:非公開(推定170cm前後)
- 体重:非公開
- 所属:青山学院大学社会情報学部社会情報学科
安島選手は小学2年生から陸上を始め、中学時代から頭角を現し始めました。高校では大垣日本大学高校に進学し、さらに実力を伸ばしました。現在は青山学院大学1年生として、大学駅伝界に新風を巻き起こしています。
学歴と陸上競技の軌跡
安島選手の陸上競技人生は、小学2年生から始まりました。
- 小学校:大垣市陸上スポーツ少年団に所属
- 中学校:大垣市立興文中学校(部活動ではなく大垣陸上クラブで活動)
- 高校:大垣日本大学高校
- 大学:青山学院大学
中学時代の主な成績:
- 2019年8月 東海中学校総体陸上 男子共通 3000m 決勝1組 5位 9分03秒14
- 2019年11月 岐阜県中学校駅伝 2区(3.1km) 区間2位 9分20秒
高校時代の主な成績:
- 2022年 全国高校駅伝 1区10位(29:48)
- 2023年 都道府県対抗男子駅伝 1区(区間新):区間3位 19分38秒
安島選手は高校時代に一時走ることが嫌いになった時期がありましたが、高校の陸上顧問との出会いが転機となり、再び陸上に打ち込むようになりました。
驚異の自己ベストタイム
安島選手の自己ベストタイムは以下の通りです
- 5000m: 13分48秒45(大学1年時)
- 10000m: 28分56秒62
- 1500m: 3分57秒45
- ハーフマラソン: 1時間2分55秒
特筆すべきは、大学1年生にして5000mで13分48秒45という驚異的なタイムを記録したことです。これは青山学院大学の歴代記録にも迫る好タイムです。
注目の大会成績
安島選手の大学入学後の主な成績は以下の通りです
- 2024年4月 第11回絆記録会 男子5000m 3組 3位 13分48秒45
- 2024年6月 U20日本陸上競技選手権 5000m 決勝1組 12位 14分13秒19
- 2024年11月 世田谷246ハーフマラソン 優勝 1時間2分55秒
特に世田谷246ハーフマラソンでの優勝は、大学1年生ながら実力を示した結果となりました。
青山学院大学での期待と今後の展望
安島選手は青山学院大学陸上競技部の新たなエースとして期待されています。2024年の箱根駅伝での活躍が期待されており、チームの主力として成長が期待されています。青山学院大学の原晋監督も安島選手を含む新入生について「史上最高レベル」と評価しており、今後の活躍が楽しみです。
安島莉玖選手の特徴と強み
安島選手の強みは以下の点が挙げられます
- 若さと成長の余地:大学1年生ながら驚異的なタイムを記録しており、今後さらなる成長が期待できます。
- 駅伝での実績:高校時代から駅伝で好成績を残しており、大学駅伝でも活躍が期待されます。
- 精神力:高校時代に一度陸上を嫌いになりながらも、再び競技に打ち込む強い精神力を持っています。
ライバル選手との比較
青山学院大学には安島選手以外にも優秀な1年生が入学しています。
- 折田壮太:5000mで高校歴代2位の13分28秒78
- 飯田翔大:5000mで高校歴代4位の13分34秒20
これらの選手たちと切磋琢磨することで、安島選手のさらなる成長が期待されます。
まとめ
安島莉玖選手は、青山学院大学陸上競技部の新たなエースとして注目を集めています。小学2年生から始めた陸上競技で着実に実力を伸ばし、高校時代には全国レベルの大会で好成績を残しました。
大学入学後も5000mで13分48秒45という驚異的なタイムを記録し、さらに世田谷246ハーフマラソンで優勝するなど、その実力は確かなものです。今後の箱根駅伝での活躍が期待される安島選手。
青山学院大学の強豪チームの中で、どのように成長し、チームに貢献していくのか。日本の長距離界の未来を担う選手として、安島莉玖選手の今後の活躍に注目が集まっています。