レコ大2025新人賞は誰?選考基準と4組を聴き比べ!

レコ大2025新人賞は誰?選考基準と4組を聴き比べ エンタメ

レコード大賞の“新人賞”は、毎年その年の「これから大きくなるかもしれない!」アーティストがギュッとつまった注目枠です。

2025年は、11月21日に「第67回 輝く!日本レコード大賞」の各賞が発表され、新人賞に選ばれた4組が明らかになりました。

  • CUTIE STREET
  • SHOW-WA & MATSURI
  • HANA
  • BOYNEXTDOOR

この4組の中から、12月30日の本番で「最優秀新人賞」が1組だけ選ばれます。

この記事では、

  • 「そもそも新人賞ってどういう賞?」
  • 「4組はどんなアーティストで、どんな曲を聴けばいい?」
  • 「最優秀新人賞をとりそうなのは誰?」

を解説していきます。

※この記事執筆時点:2025年11月21日
「最優秀新人賞」はまだ決まっていません。
タイトルの「新人賞は誰?」は、
「この4組の中から、誰が“最優秀新人賞”をとるのか?」
という意味で読んでくださいね。


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レコ大2025「新人賞」と「最優秀新人賞」の違い

まずは、言葉の整理からいきましょう。

新人賞とは?

日本レコード大賞の公式な説明では、新人賞はこんなふうに書かれています。

対象年度内において初めて顕著な活動をし、
大衆に支持され、将来性を認められた歌手に贈る。

もう少し、やさしく言い換えると…

  • 「去年の11月〜今年の10月ごろまでにデビュー」していて
  • 曲や活動がよく話題になっていて
  • 「この人たちは将来有望だ」と音楽関係者からも評価されている

そんなアーティストに贈られるのが「新人賞」です。

2025年は、その新人賞に選ばれたのが、CUTIE STREET/SHOW-WA & MATSURI/HANA/BOYNEXTDOORの4組というわけですね。

最優秀新人賞とは?

さらに、その新人賞を受賞したアーティストの中から1組だけ、本番の生放送で選ばれるのが…

最優秀新人賞(その年の新人No.1)

です。

  • 新人賞:有力新人アーティストの「ノミネート枠」
  • 最優秀新人賞:その中から1組だけ選ばれる「今年の新人チャンピオン」

というイメージで覚えておくと、スッキリ理解できます。


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2025年 新人賞4組はこのアーティスト!

ここからは、今年の新人賞4組を1組ずつ分かりやすく紹介していきます。

1.CUTIE STREET(キューティーストリート)

  • ジャンル:原宿系アイドル/KAWAII系
  • メンバー:8人組ガールズグループ
  • レーベル・プロジェクト:ASOBISYSTEM「KAWAII LAB.」発のアイドル

グループのコンセプトは「KAWAII MAKER」。
原宿から「かわいい」を世界に発信していく、というはっきりした世界観を持ったアイドルです。

代表曲は、デビュー曲の

「かわいいだけじゃだめですか?」

この曲がとにかくバズっていて、

  • ストリーミング再生 2億回
  • TikTok総再生 70億回
  • 「TikTok上半期トレンド大賞2025 ミュージック部門」受賞

という、とんでもない数字を叩き出しています。

さらに、2025年には全国ツアーで合計4万8千人を動員し、横浜の「ぴあアリーナMM」での2days公演も成功させています。

聴きどころ

  • 耳に残る超キャッチーなメロディー
  • すぐマネしたくなるダンスと振り付け
  • サビの「かわいいの嵐」で、気分が一気に明るくなる

「とにかく今っぽい“バズるアイドルソング”」が好きな人には、まずCUTIE STREETから聴くのがおすすめです。


2.SHOW-WA & MATSURI(ショウワ&マツリ)

  • ジャンル:昭和歌謡リバイバル系ボーカルグループ
  • 形態:男性12人が2チーム(SHOW-WAとMATSURI)に分かれて活動
  • プロデュース:秋元康

コンセプトはとても分かりやすくて、

「昭和歌謡・昭和ポップスを、令和に復活させる」

というもの。

メンバーの経歴もかなり個性的で、

  • 元Jリーガー
  • ごみ収集作業員
  • 料理研究家

など、普通のアイドルや歌手とはちがうバックグラウンドを持つ人たちが集まっています。

代表的な楽曲は、

  • SHOW-WA「外せないピンキーリング」(2025年2ndシングル)
  • MATSURI「アヴァンチュール中目黒」(デビューシングル)

など。昭和っぽいメロディーに、今風のサウンドが合わさった“ちゃんと歌モノ”な曲が多いです。

聴きどころ

  • コーラスワークがしっかりしていて、とにかく歌がうまい
  • ラテン調やムード歌謡風など、昭和らしいアレンジが楽しい
  • 親世代・祖父母世代も一緒に楽しめる、世代を超えたポップス

「最近の曲は早すぎてついていけない…」という人でも、スッと耳になじむタイプの音楽です。
レコ大の視聴者層(やや年齢高め)とも相性がよさそうですね。


3.HANA(ハナ)

  • ジャンル:ガールズグループ(ダンス&ボーカル/ヒップホップR&B寄り)
  • メンバー:7人組
  • 誕生のきっかけ:オーディション「No No Girls」から誕生
  • プロデューサー:ちゃんみな(ラッパー/シンガー)

HANAは、BMSGとちゃんみながタッグを組んだガールズグループオーディション「No No Girls」から生まれたグループです。

2025年4月2日に、シングル「ROSE」でメジャーデビュー。

この「ROSE」は、

  • どんな環境でも力強く生き抜きたい
  • 苦しさも美しさも全部抱えて、自分を愛して生きる

というメッセージが込められた楽曲で、リリースから3か月ほどでストリーミング1億回再生を突破するなど、すでに大ヒットとなっています。

さらに、人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にも登場し、歌唱力の高さを見せつけました。

聴きどころ

  • 声に芯があるボーカルと、ラップパートのクールさ
  • 韓国っぽい洗練さと、日本語ならではの感情表現がまざった歌詞
  • サビのメロディーラインがドラマチックで、「エモさ」が強い

「ただかわいいだけじゃない、強さとカッコよさのあるガールズグループ」が好きなら、HANAは必聴です。


4.BOYNEXTDOOR(ボーイネクストドア)

  • ジャンル:K-POPボーイグループ
  • メンバー:6人組(Sungho, Riwoo, Jaehyun, Taesan, Leehan, Woonhak)
  • 所属:KOZ Entertainment(HYBE系)
  • 韓国デビュー:2023年「Who!」
  • 日本デビュー:2024年7月10日 マキシシングル「And,」

BOYNEXTDOORは、HYBE傘下のKOZ Entertainmentから誕生したK-POP第5世代のボーイグループです。

日本では、2024年に「And,」でデビューし、オリコンのデイリーシングルランキング1位を獲得するなど、スタートから強烈な人気を見せています。

その後も、

  • EP「19.99」
  • EP「No Genre」
  • 2025年5月リリースのEP「No Genre」が韓国のチャート1位に
  • 2025年10月リリースのミニアルバム「The Action」も国内外のチャートを席巻

と、音楽的な評価・人気ともに急上昇中。日本でもシングルのプラチナ認定を受けるなど、セールス面でも存在感を放っています。

聴きどころ

  • 「近所のお兄ちゃん」っぽい親しみやすさと、パフォーマンスの本格派ぶりのギャップ
  • メロディックでポップだけど、どこか切なさもあるサウンド
  • メンバー自身が楽曲制作に関わることで生まれる、リアルな歌詞

K-POPファンはもちろんですが、「最近のK-POPをあまり知らない」という人でも、割と入りやすいサウンドです。


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なぜこの4組? レコード大賞「新人賞」の選考基準をかんたん解説

ここで、もう少し踏みこんで「なぜこの4組が新人賞に選ばれたのか?」を考えてみましょう。

公式な新人賞の基準は、さきほどのとおりです。

対象年度にデビューしていて
顕著な活動を展開し
大衆に支持され
将来性を認められた歌手

これを、今風にかみ砕くと、だいたいこんな指標が見えてきます。

  • 音源の売り上げ(CD・配信・ダウンロード)
  • ストリーミングの再生数
  • TikTokなどSNSでの話題性
  • ライブ・ツアーの動員
  • テレビ・タイアップなどの露出
  • 音楽関係者からの評価(歌唱力・作品性)

今年の4組に当てはめると…

  • CUTIE STREET
    → TikTokでの爆発的なバズ+ストリーミング2億回+大規模ツアー
  • SHOW-WA & MATSURI
    → 昭和歌謡リバイバルの流れ×秋元康プロデュース×テレビタイアップや全国ツアー
  • HANA
    → オーディション番組発/1億回再生のデビュー曲/「THE FIRST TAKE」出演
  • BOYNEXTDOOR
    → 韓国・日本の両方でヒット連発/プラチナ認定/日本での人気と活動の濃さ

と、それぞれ違うタイプの“強み”を持っているのが分かります。

レコード大賞の新人賞は、「売れているかどうか」だけでなく、

  • その年の音楽シーンの「多様さ」
  • これからの音楽を引っ張るかもしれない「方向性」

も大切にして選ばれているように見えますね。


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4組を“タイプ別”に聴き比べてみよう

ここからは、実際に音源を聴くときのポイントを、できるだけシンプルにまとめてみます。

1.POPで明るい気分になりたいなら…CUTIE STREET

  • おすすめ曲:「かわいいだけじゃだめですか?」

チェックポイント

  1. サビ
    • 一度聴くと口ずさみたくなる「中毒性」があるかどうか
  2. 歌詞
    • 「かわいい」だけじゃなく、ちょっとした自虐や本音も混ざっていて、実は共感型ソング
  3. ダンス
    • TikTokでマネされている振り付けに注目
    • MVではフォーメーションや表情も含めて“原宿KAWAII”カルチャーがぎゅっと凝縮されています

「今日はなんか気分が乗らないな…」という日に聴くと、テンションを持ち上げてくれるタイプの曲です。


2.大人っぽい歌モノが好きなら…SHOW-WA & MATSURI

  • おすすめ曲:
    • SHOW-WA「外せないピンキーリング」
    • MATSURI「アヴァンチュール中目黒」

チェックポイント

  1. メロディー
    • 昭和の歌謡曲のような、少しムードのある旋律
  2. 歌詞
    • 失恋・恋の駆け引きといった“大人の恋愛”がテーマ
  3. ボーカル
    • 12人それぞれ声質が違うので、「自分の推しボイス」を探す楽しみも

親や祖父母世代と一緒に聴いて、「昔の歌謡曲っぽくていいね」と話題にできるのも、SHOW-WA&MATSURIならではの魅力です。


3.エモくて強いガールズグループが好きなら…HANA

  • おすすめ曲:「ROSE」

チェックポイント

  1. 歌い出し
    • 1人ひとりの声の個性がしっかりしていて、「誰がどのパートを歌っているか」聴き分けても楽しい
  2. サビ
    • 一気に盛り上がるメロディーと、印象的なフレーズ
  3. 歌詞
    • ただ強がるのではなく、「弱さも含めて自分を受け入れていく」ストーリー性

「自分も頑張らなきゃな」と、そっと背中を押してくれるような楽曲です。
音楽的にはK-POPに近い洗練さがありますが、歌詞の日本語表現がおだやかなので、すんなり心に入ってきます。


4.グローバル感のあるポップスが好きなら…BOYNEXTDOOR

  • おすすめ曲:
    • 「But I Like You」
    • 「Earth, Wind & Fire」
    • 「If I Say, I Love You」 など

チェックポイント

  1. サウンド
    • トレンド感のあるビートとメロディーで、「海外のチャートでも受けそう」な雰囲気
  2. 歌詞のテーマ
    • 20代前後のリアルな恋愛や揺れる気持ち
  3. パフォーマンス
    • ダンスが細かくて見応えがあり、「一度ライブ映像を見たくなる」構成

K-POPならではの完成度の高さに、「近所の男の子」感も加わっている、不思議と親しみやすいグループです。


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最優秀新人賞は誰の手に? ゆるっと予想してみる

ここからは、あくまで個人的な“予想”レベルの話です。
正解は12月30日の本番で発表されます。

ただ、音楽シーンの流れや数字を見ていると、

  • 大衆的な話題性(バズり具合)
  • 音楽業界の評価(歌・作品・ライブ)
  • レコ大らしさ(世代を超えた支持)

といった視点で、おおよその“有力候補”は見えてきます。

SNS・バズの波なら:CUTIE STREETが一歩リード

  • TikTok 70億回再生
  • ストリーミング2億回
  • トレンド大賞受賞と、大衆的な認知度の高さは4組でも抜けている印象です。

「2025年の若者カルチャー」を象徴する存在として、レコ大が評価してもおかしくありません。

歌モノ・実力派の評価なら:HANAも強い

  • デビュー曲「ROSE」が1億回再生を突破
  • 「THE FIRST TAKE」出演で、歌唱力の高さを幅広い層にアピール

という点から、「純粋に音楽的に見ても推したくなる新人」として、審査員ウケもかなり期待できます。

グローバル視点なら:BOYNEXTDOOR

  • 日本でプラチナ認定のシングル
  • 韓国・日本・海外チャートでの実績
  • 2025年のミニアルバム「The Action」も好調

と、「国境を超えた人気」という意味では頭一つ抜けている存在です。
ただ、レコード“大賞”という国内の音楽賞の中で、どう扱われるかは読みづらい面もあります。

レコ大らしい「視聴者層との相性」で見ると…SHOW-WA & MATSURIも侮れない

  • 昭和歌謡の復活という分かりやすいテーマ
  • 秋元康プロデュース
  • 年配の視聴者にも刺さる音楽性

という意味で、「TBSで年末に家族で見る番組」としては、かなりレコ大らしい人選とも言えます。


まとめると…

数字とバズで見ると:

CUTIE STREET vs BOYNEXTDOOR

音楽性と歌唱力で見ると:

HANA

レコ大の“らしさ”で見ると:

SHOW-WA & MATSURI

…という感じで、どこに重点を置くかで“本命”が変わってしまう、かなりおもしろい年になっています。

この記事の立場としては、

「現時点の数字だけ見ればCUTIE STREETとBOYNEXTDOORが一歩リード。
でも、HANAとSHOW-WA & MATSURIも十分逆転可能な接戦」

というくらいの、ほぼ“4つ巴(よつどもえ)”状態だと考えておくのがよさそうです。


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テレビ放送&事前準備のおすすめ

放送情報(予定)

  • 番組名:第67回 輝く!日本レコード大賞
  • 日時:2025年12月30日(火)17:30〜22:00
  • 放送局:TBS系

番組の中で、新人賞4組はそれぞれパフォーマンスを行い、そのあとに最優秀新人賞が発表されます。

放送までにやっておくと楽しい「事前準備」

  1. 4組それぞれの代表曲をプレイリストにまとめる
    • CUTIE STREET「かわいいだけじゃだめですか?」
    • SHOW-WA「外せないピンキーリング」
    • MATSURI「アヴァンチュール中目黒」
    • HANA「ROSE」
    • BOYNEXTDOORの人気曲をいくつか
  2. 「自分の最優秀新人賞」を決めておく
    • 放送前に、推しの1組を心の中で決めておくと、本番が何倍もおもしろくなります。
  3. 家族や友だちと「推しトーク」をしておく
    • 「私はHANA推し!」「いや、CUTIE STREETでしょ」
    • そんな会話をしておくと、視聴当日はちょっとしたイベント気分です。

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おわりに:レコ大新人賞は“未来の主役”をのぞき見るチャンス

2025年のレコード大賞・新人賞は、

  • バズる原宿アイドル(CUTIE STREET)
  • 昭和歌謡リバイバルを背負う大人グループ(SHOW-WA & MATSURI)
  • エモくて強いガールズグループ(HANA)
  • グローバルに飛ぶK-POPボーイズ(BOYNEXTDOOR)

という、タイプのちがう「未来の主役候補」がそろった年になりました。

誰が「最優秀新人賞」をとってもおかしくない、かなりの接戦です。
だからこそ、せっかくなら「結果だけ」を知るのではなく、

自分の耳で聴いて、自分の目で見て、
「自分の中のNo.1新人」を決めてみる

という楽しみ方をしてみてください。

年末の音楽番組が、ただの“BGM”ではなく、
「来年以降の推し探し」の場として、ぐっと楽しくなってくるはずです。

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