2026年もタバコ値上げ…ほんとふざけんな!ですよね。
でも「いつ」「どの銘柄が」「いくらになるのか」がぼんやりしていると、怒りようも対策の立てようもありません。
この記事では、
- 2026年のタバコ値上げスケジュール
- ラッキーストライク・KENTなど、実際に金額が決まっている銘柄と新価格
- その先の「たばこ税」本番の増税予定
を整理します。
※この記事は2026年1月13日時点の公表情報をもとに書いています。
たばこの価格は今後変わる可能性があります。実際に買う前は、必ずメーカー公式サイトや財務省の「たばこ小売定価表」で最新情報を確認してくださいね。
2026年タバコ値上げの全体像をざっくり整理
まずは「2026年に何が起きるか」を、カレンダー順にざっくり並べます。
2026年の主な動き
- 2026年1月1日:メーカーによる先行値上げ
- BATジャパン(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)が、
加熱式たばこ glo HYPER用の「ラッキーストライク」11銘柄と「KENT」5銘柄を1箱20円値上げ。 - 同じBATのオーラルたばこ「VELO」も、2025年12月1日に320円→360円へ値上げ済み。
- BATジャパン(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)が、
- 2026年4月1日:加熱式たばこの税制改正(第1段階)
- 加熱式たばこの税金の計算方法が変わり、「重量ベース」の新しい方式の5割が適用されます。
- 2026年10月1日:加熱式たばこの税制改正(第2段階)
- 同じ新方式が10割適用され、加熱式たばこの税負担がさらにアップ。
- 2027年4月〜2029年4月:たばこ税そのものが3段階で増税
- 国のたばこ税率を0.5円/1本ずつ、3年連続で引き上げ(合計1.5円/本)。
⇒ 1箱20本換算で、合計30円程度の増税になる計画です。
- 国のたばこ税率を0.5円/1本ずつ、3年連続で引き上げ(合計1.5円/本)。
ポイントは、
2026年は「メーカーの値上げ」+「加熱式たばこの税金ルール変更」が同時進行する年
だということです。
「なんかよくわからんけど高くなった…」で終わらせないために、まずは決まっている値上げから見ていきましょう。
2026年1月1日実施:ラッキーストライク・KENTの新価格
タイトルにも入っている、2026年の目玉値上げがここです。
対象は「glo HYPER」用のスティック
BATジャパンは、加熱式たばこデバイス「glo HYPER」用のスティックについて、
以下のような値上げを発表しています。
ラッキーストライク(Lucky Strike / glo HYPER用)
- 対象:ラッキーストライク 11銘柄(glo HYPER用スティック)
- 本数:すべて 20本入り
- 価格:
- 現行価格:430円/箱
- 値上げ後:450円/箱
- 値上げ幅:+20円
銘柄名は「ダーク・メンソール」「スムース・タバコ」「ベリー・ブースト」などバリエーションがありますが、
glo HYPER用ラッキーストライクはまとめて一律+20円と覚えておけばOKです。
KENT(ケント / glo HYPER用)
- 対象:KENT 5銘柄(glo HYPER用スティック)
- 本数:すべて 20本入り
- 価格:
- 現行価格:480円/箱
- 値上げ後:500円/箱
- 値上げ幅:+20円
つまり、
- glo HYPER用ラッキーストライク:450円ラインへ突入
- glo HYPER用KENT:ついに500円の大台に乗る
という形です。
「VELO」も地味に値上げ済み
同じBATジャパンのオーラルたばこ「VELO」は、2025年12月1日から320円→360円に値上げ済み。
紙巻きタバコだけでなく、
- 加熱式たばこ
- オーラルたばこ(口に含むタイプ)
も、じわじわと値上げが進んでいるのが現状です。
なぜ値上げ?「円安」「原材料高」「物流費」がメーカーを直撃
「どうせ増税のせいだろ!」と思いがちですが、
2026年1月1日のラッキーストライク・KENTの値上げは、主な理由が“税金そのもの”ではありません。
BATジャパンは、値上げ理由として
- 円安傾向
- 原材料費の高騰
- 物流コストの上昇
などを挙げており、「現行価格では採算が厳しくなった」と説明しています。
イメージとしては、
税金とは別に「物価高」の波がタバコにも押し寄せている
という状態です。
もちろん、このあと紹介するようにたばこ税の増税も別口で控えているので、
「物価高+税金」でダブルパンチ、トリプルパンチになる可能性が高いのが2026年以降の怖いところです。
2026年4月・10月:加熱式たばこが本格的に「増税モード」へ
次は、2026年の本命イベント=加熱式たばこの税制改正です。
何が変わるの?
これまで加熱式たばこは、
- たばこ葉の重量
- 価格 など
複数の要素を組み合わせて「紙巻きたばこ〇本分」と換算して課税されていました。
この仕組みはやや複雑で、
- 葉っぱの量が少ない銘柄は、紙巻きたばこよりかなり税金が安い
という“お得なゾーン”がありました。
そこで政府は、
「同じような嗜好品なら、税金の負担も近い水準に揃えよう」
という名目で、加熱式たばこの課税方式を見直すことを決定。
2026年4月・10月の2段階で実施
具体的には、
- 2026年4月1日:新しい課税方式の50%を適用
- 2026年10月1日:新しい課税方式を100%適用
という2段階で、加熱式たばこの税負担をじわじわ引き上げていきます。
@DIMEなどの試算では、
- 1箱あたり 20〜50円程度の値上がりが2回発生
- 合計で最大100円近く値上がる可能性もある
とされています。
あくまで「想定」「予想」なので、最終的な価格は各メーカーの判断次第ですが、
gloやPloomなど、加熱式たばこユーザーは
2026年中だけで1箱あたり数十円〜最大100円近い値上げも覚悟しておくべき
という状況です。
紙巻きタバコや他ブランドはどうなる?
「ラッキーストライクとKENTだけ上がるの?」
「紙巻きメビウスやマルボロは?」
と気になる人も多いはず。
2026年中の“確定情報”はまだ限定的
2026年1月時点で、メーカー公式発表やニュースで「いつ・いくらに値上げ」と確定しているのは主に以下です。
- BATジャパン:glo HYPER用ラッキーストライク11銘柄(430→450円)
- BATジャパン:glo HYPER用KENT 5銘柄(480→500円)
- BATジャパン:VELO(オーラルたばこ)12銘柄(320→360円/2025年12月1日実施)
一方で、
- 紙巻きタバコ全般
- 他社の加熱式たばこ(Ploom、IQOSなど)の2026年4月・10月以降の具体的な小売価格
は、この記事執筆時点ではまだ「確定の一覧」が出そろっていません。
ただし、
- 2025年には、JTのPloom用メビウス12銘柄が500円→520円へ値上げ
- ラッキーストライク紙巻、キャメル、ウィズ用たばこなども2025年に20円値上げ
…と、すでに2025年の時点で値上げラッシュが起きているのは事実です。
そこに、
- 2026年の加熱式たばこ増税
- 2027〜2029年のたばこ税アップ(1本1.5円=1箱30円分)
が控えているので、紙巻きも含めて「今より安くなる未来」はほぼないと見ていいでしょう。
年間いくら損する?ざっくり家計インパクトを計算
数字を見ると、イライラしつつも冷静になれます。
ここでは「とりあえず決まっている値上げ(+20円/箱)」をベースに、
1日〇箱の人が年間どれくらい支出アップになるかを考えてみます。
ケース1:1日1箱の人(ラッキーストライク/KENT)
- 値上げ幅:1箱あたり +20円
- 1日1箱 × 365日 = 365箱
- 年間の追加負担:
20円 × 365箱 = 7,300円/年
ケース2:1日1.5箱くらい吸うヘビースモーカー
- 1日1.5箱 × 365日 = 547.5箱(ざっくり548箱とします)
- 20円 × 548箱 = 約10,960円/年
「年7,000〜1万円」と聞くと、
- サブスク動画サービス 1〜2年分
- 格安スマホの月額 6〜10か月分
- ちょっとした国内旅行のホテル代 1泊分
くらいにはなる金額です。
さらに、
- 2026年4月・10月の加熱式増税分(1箱20〜50円 ×2回)
- 2027〜2029年のたばこ税アップ(合計+30円/箱)
まで含めていくと、数年スパンでは「毎年1〜2万円ずつタバコ代が膨らむ」イメージになります。
「増税するより無駄な支出をなくせ!」
「増税するより無駄な支出をなくせ!ふざけんな!」
という気持ちは、正直、私も同じです。
- 防衛費だから仕方ない
- 健康のためだから当然
と説明されても、「じゃあその前に政治や行政の無駄、企業の税逃れはどうなんだよ?」と思いますよね。
ただ、国の予算や税制をいきなり変えるのは、私たち個人にはなかなか難しい。
その一方で、
「自分の家計の無駄」を削るのは、今日からでもできる
という、現実的な選択肢があります。
タバコ値上げをきっかけに見直したい「ありがちな無駄」
例として、こんな出費がないかチェックしてみてください。
- なんとなく継続しているサブスク(月1,000〜3,000円×複数)
- 毎日買っているコンビニコーヒーやエナドリ
→ 月20日買うとして、1本200円なら 200円×20日=4,000円/月 - お昼ご飯の「なんとなく大盛り」「なんとなくプラス1品」
- ほぼ見ていない有料チャンネルやスポーツ配信サービス
- スマホの料金プランの放置(使ってないオプション・割高なキャリア)
タバコの値上げに文句を言いつつ、
となりでサブスクやコンビニで毎月1万円以上“なんとなく”流れている人も少なくありません。
もちろん「それが楽しみなんだよ!」というものを無理に削る必要はありませんが、
本当に大事な楽しみなのか?
ただの「惰性の出費」じゃないか?
を一度見直してみる価値はあります。
タバコ代を抑える3つの現実的な作戦
「禁煙しろって話だろ」と言われそうですが、
いきなり「明日から絶対0本!」はハードルが高すぎます。
ここでは、現実的にできそうな“タバコ代ダイエット”を3つだけ出しておきます。
作戦① まずは「1週間あたり〇箱減らす」から
- いきなり禁煙ではなく、
「1週間で1箱だけ減らす」という目標を立てる - 例えば、今が週7箱(1日1箱)なら、
→ 週6箱にする、というイメージ
週1箱減れば、
- 1箱450〜500円 × 52週 ≒ 年間2万3千〜2万6千円の節約
となります。
「完全禁煙」は無理でも、本数を減らすだけで家計インパクトはかなり大きいです。
作戦② タバコ以外の“高いクセ”も一緒に見直す
さきほど挙げた、
- コンビニでのついで買い
- サブスクのダブり
- 自販機飲料のヘビーユース
など、「タバコ+もう一つの高コスト習慣」が重なっていると、家計へのダメージが一気に跳ね上がります。
「タバコ値上げのタイミングで、他の無駄もまとめて断捨離」してしまうのはおすすめです。
作戦③ タバコ予算を“先に”決めて、現金 or プリペイドで管理
「お金があるだけ吸ってしまう」という人は、
- 1か月の「タバコ予算」を先に決める
- その金額を現金封筒 or プリペイドカードに移す
- その中からしか買わないルールにする
という“先取り上限”方式が有効です。
- 予算を超えそうになったら、
→ 本数を減らすか、ほかの出費を削るか、どちらかを選ぶしかない - 感情論ではなく、「数字」で自分と向き合える
ようになるので、なんとなく遣いすぎるのを防ぐ効果があります。
まとめ:2026年は「なんとなく吸ってる場合じゃない」年
最後に、この記事のポイントをまとめます。
つまり、
2026年は「メーカー値上げ」と「税制改正」のダブル攻撃が始まり、
さらに2027〜2029年にはたばこ税本体の増税が控えている
という、喫煙者にとって本当にキツい数年間のスタートラインです。
「増税するより無駄な支出をなくせ!ふざけんな!」という気持ちは忘れずに持ちつつも、
今この瞬間にできる現実的な対策は、
- タバコ代そのものを少しずつ減らす
- タバコ以外の無駄な支出もまとめて見直す
- 「なんとなく吸っている」1本を減らしていく
という、自分の財布を守る行動です。
この記事が、怒りをエネルギーに変えて、
「タバコ代も、その他の無駄遣いも賢く削っていくきっかけ」になればうれしいです。






